92話 【悩みを聞く】諸君悩みはあるか?【彼岸零】1
【悩みを聞く】諸君悩みはあるか?【彼岸零】
・2回目だ!
・今日はどんな悩みが……
・メンバーからお悩みはとどいてるのかな
――準備中――
・待機
・待機
・待機
――BGM――
・くりゅ
・きた(フライング)
・くる
「諸君今日も集まってくれてありがとう。今日は前回もやった企画“お悩み相談”をしていく。今からでも間に合うから下のURLにおくってくれ。それでははじめるぞ」
・今からでも間に合う“お悩み相談”があるって本当ですか!?
・俺の読まれるかな
・悩みはないけど聞きに来た!
――零さんこんにちは!私は悩み悩めるリスナーです。私の悩みは友達に自身の所属する部活を打ち明けられていないことです。私が所属している部活が恥ずかしいというわけではないのですがなかなか言い出すタイミングがなくて悩んでいます。――
「友達に言い出すがない、か。悩むということは君は友達に話したいのだろう。そうでなければ悩みにならないからな、ならば答えは簡単だ。友達との会話の中にサラッと混ぜ込むそれだけで良いと思うがな。会話の主導権を握るコトが重要だな、相手の所属する部活の話をして“部活”の話題を作り出せば相手が今度は君に聞いてくるだろう。これはリスナー諸君らにも言えることでコミュ力が無いと思っているのなら試してみると言い。自分が話したい内容をまずは相手に聞いて少し待ってみる。それだけで少しは話がふくれあがるだろう」
・相手に聞くことすらできないっす
・喋る友達がいないっす
・そとにでたっくないっす
「勇気ある諸君らのコトだ新しきコトに挑戦することを億劫に思うモノはいないだろう」
・うっ……
・が、がんばります
・そ、外出てみます
――零ちゃんこんにちは。僕は先日零ちゃんのお歌配信を視聴していたのですが気が付いたら虚を見つめていて記憶がありません。もう一度見ても記憶が飛ぶだけで内容が思い出せないのです、何があったのでしょうか?――
「………一般的な歌配信だな」
・確かに(終焉の)歌配信でしたね
・(滅びの)歌かな
・(精神攻撃系)歌配信だったね
「アーカイブでコメントをモノを確認する故うかつな発言はよしたまえよ」
・素晴らしい歌枠でした!
・拝聴させていただきありがとうございました!
・見事な手のひらクルー……素晴らしい歌枠でした!
――零さん!零さんは魔術が使えると言っていましたが魔術で歌声を補助することはできないのですか?――
「私の知っているモノだと少し意味合いが変わってくるな魔術の効果的に。私が知っていてなんとか使えるモノは“言葉を実現させる”魔術だ。いわば言霊だな。燃費も悪いしそもそも私と相性が合わないから使わないな。3番が魔術とは別で授けられたモノとして所持していたな」
・たびたびでてくる過去の人ですね
・過去の抑止の人っすね
・魔術とは違うんだ
「抑止力に呼ばれた際に与えられたモノだな。私の場合は魔力と記憶力だな」
・記憶力!
・でも、この前スケさんに同じ場所でやられて……
・今は記憶力無い?
「あぁ、私の2つは封印されたな。」
・あらら
・詳しくは雑談枠で
・そうだったのかー
・・・・・・・・・
作者「作品とは関係無いのですがTRPGって楽しいですよね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます