83話 放置されてた収益化システム

  


 普段通りの生活をしていたら急に輝夜が質問を投げてきた


「零、お主収益化申請は申したのかえ?」


 しゅうえきか?

 コメントでも言われていた気がするがイッタイなんぞ?


「まさかお主、申請しておらんのか……」


 収益化申請とは何をどのようにどうしたらいいのだ?申請基準は?分からないな

 

「……わかったしていないのじゃな、そしてやり方も分からんと。」


「あぁ。」


「やってやるゆえ、ちぃとパソコン開いておくれ」


「了解した」


 輝夜に席を譲り申請をしてもらう

 申請自体はすぐにおわり後は結果待ちだそうだ


【気づかなかった】収益化申請【彼岸零】


・気になってた

・気づかなかったのか

・タイトル!!!


「やぁ諸君今日も集まってくれてありがとう」


・毎日配信えらい

・挨拶できて偉い

・とにかく偉い


「実は諸君らに話さなきゃイケないことがあるんだ」


・何かなー(棒)

・わからないなー(棒)

・タイトルが……


「もしかしたら優秀な諸君らのことだ気が付いているのもいるかもしれない。そう、何を隠そう私は収益化申請を忘れていたのだ!」


・な、なんだってー!

・そ、そうだったんだー!

・タイトルが物語ってるんだがー


「今朝方輝夜おねーちゃんに申請してもらった故安心したまえ」


・ほっ(安心)

・ほっ(安堵)

・ほっ(安眠)


「よし、言うことは言った。後は雑談だな」


・言うこと言えて偉い

・配信できて偉い

・申請してもらえて偉い


「そうだな、聡明な諸君らは気が付いているだろうか?私が輝夜のことを輝夜おねーちゃんと言っていることを」


・いつからだっけ

・たしか旅行中のはいしんだっけ

・あーそれきになってた


「呼び方が変化しだしたのは旅行前日のことだそして旅行中にせっかくの機会だから呼び方をきちんと決めておこうではないかとなったのだ」


・へぇそうなんだ

・そんな話が

・旅行前には変化し始めてたんだ


「輝夜のことを自然とおねーちゃんと言ってしまってな、それを聞いていたメンバーがyp日な変更を言い出したのだ」


・まぁひとりだけ親密な関係で呼び合ってたらな

・改めてほしくなるよな

・皆仲良くしたいんだね


「そうだな、私も皆といるのは楽しかったぞ」


・そういえばリデルが魔術師と会ったって言ってたけど

・俺も聞いたわ

・そんなことが!?


「いたな2日目の昼あたりだったかな、人捜し中でこちらに聞きに来たんだ。もちろん私たちは知らない人だったから知らないと伝えると去って行ったよ。最近の魔術師はかたまって動くモノなのだなと知ったよ」


・魔術師が人捜しイメージつかない

・グループみたいなのがあるのかな?

・ゲームだとバランス悪いけど現実だと良い構成なのかな


「若い魔術師が3人に中年が1人だったな」


・どんな魔術使うとじゃ分からないのかな

・↑ぱっと見で分かるものなのか?

・武術かは相手がどんな武術を使うか分かるみたいな感じで魔術の系統とか分かるのかな


「だいたいは分かったぞ」


・わからな、わかったの!

・え!

・うそぉ!


「だいたいだがな。動物に関する魔術師が1人、物の持ち運びに関する魔術師が1人、薬品に関する魔術師が1人、一般現代魔術師が1人だな。最初の3人は犬でも分かる」


・犬でも分かるの?

・鼻がきくとか?

・犬「こいつ臭う」的な?


「その通りだ、臭いがそれぞれ動物臭、混合臭、薬品臭がしたんだ。それに追加で魔力の残滓も見えた、よってそれに関する魔術師であると考えたのだ」


・なのと!

・犬でも分かるな(魔術師だとは分からない)

・確かに分かるな


「まぁそんな感じだったな。」


 ・


 ・


 ・


 その後配信も終了させ一日を締めくくるのだった


・・・・・・・・・


彼岸零「収益化って何?」


作者「簡単に言えば配信したらお金が貰えるような物っす」


彼岸零「そんなシステムが……」


作者「2ヶ月間放置してましたね」


彼岸零「………。」


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