81話 【雑談】晩酌しながら雑談【月夜輝夜/彼岸零】1
【雑談】晩酌しながら雑談【月夜輝夜/彼岸零】
「零と同じ席で飲む酒はうまいのぉ」
・開幕飲酒
・あっこれゲラ様になる流れ
・いや待てもちつくんだ
「諸君落ち着きたまえ、輝夜おねーちゃんが今飲んでいるのはノンアルコールだ」
・ほっ
・安心した
・今日はゲラ様じゃなくて輝夜様か
「まぁあれじゃな、我が喋れなくなるのを避けるための措置じゃ」
「輝夜おねーちゃんが自分自身で発案してたな」
「この前のネムにやられてひのことを思うと少し守備範囲を広げておこうとおもうてな」
・なにげに輝夜様のことおねーちゃん呼びなんだな
・親密度あがってんねぇ
・ネムちゃんが渡したのが水じゃなくてお酒だったあれか
「それじゃな、ネムに渡された飲み物が酒じゃた話じゃ。あれのおかげで我は2日目ほとんど行動できなんだ」
「私らが帰ってきたらまだ寝ていたからな」
「そうなんじゃよ、そのせいで午後も頭がさえなんだわ」
・知将ネムはそこにいた
・ネムちゃん寝起きは良い方なんだ
・頭の回転速かったのかそれともプレミだったのか
「そ、そうじゃよな!あれはわざとじゃないよな!ネムも間違えて渡してしもうたんじゃよ、きっと」
「あのあと“うまくいったの”と言ってたな」
「ネム許すまい」
・ネムちゃん……
・頭の回転が速かったのか
・すぐ酔う輝夜様も輝夜様じゃない?
「いや、あの時渡された酒がなぜかすぐに回ってのぉ。動いたら倒れると思っている間にもう意識が飛んでおったわ」
「秒殺だったな」
「美味しかったことは覚えておるのじゃが、またの見たいかと聞かれたら遠慮したいと答えるのぉ」
「一部ネムに拍手してるモノもいたな。その華麗な動作に」
・流れるようにお酒をわたすネムちゃん想像できない
・しかも寝起きにそれを実行するとか
・理由:布団はがされたから
「この話はここまでにするかのぉ。それでは本題じゃ!」
「とうとうこの日がきてしまったな」
「いや、帰ってきてからすぐ開けるかと思っておったが全然開けないから我ウズウズしておったんじゃよ」
・なにを開けるのかな?
・なんだろー
・全然わかんなーい
「ほれ何を開けるのか皆にいってやるがよい」
「わかった。いまから開封するのはメンバーからの贈り物だ」
「言葉がたりんのぉ。メンバーからの誕生日プレゼントじゃろ?」
「そうとも言うな」
・他のメンバーもあげたってことしか言ってなかった
・何をあげたかは語っていなかったな
・俺らもプレゼント送りたかった
「それでは開けていく」
「まずはどれを開けるのじゃ?」
私は近くにあるモノを手に取った
全てに包装がされている、1つコピーしをグルグル巻きにしてあるモノもあるが後で分かるだろう
「まずはこれだ」
「ほぉ、それは“音坂こがね”からじゃな」
「手紙も着いているな」
「どれ、我が読んでやるからお主は開けてみぃ」
「わかった」
包装をとくと箱に入ったペンが出てきたいわゆる“万年筆”というものだった
万年筆は1番や3番が使ったことがあるって言っていたな
「“妖精のように儚い少女へ 普段使いしやすいモノをと思って万年筆を選ばせてもらったよ。語りたいことはたくさんあるのだが今は一言だけ、お誕生日おめでとう。 音坂こがね”だそうじゃ」
・妖精のように儚いって普段使わんな
・さすが音坂
・チョイは良いんだが手紙がすこし痛いっす
「手になじみやすいな、これなら筆記の魔術陣も描きやすそうだ」
「それはよかったのぉ」
・魔術陣描きやすいって初めて聞いた
・字が書きやすいじゃなく陣が描きやすい!
・輝夜様もう少し関心持って!
「それでは次じゃ!」
「次はこれだな」
「それは、たしか紅鬼じゃったな。手紙もある故同じ手順で進めるぞよ」
大きな箱に包装紙が巻かれている開けてみると“音楽プレイヤー”と書かれた箱が出てきた
「“彼岸零様へ お誕生日おめでとうございます 紅鬼”じゃそうだ」
「音楽プレイヤーとはなんのぞや?」
「あれじゃよ、音楽専用の端末じゃ!」
・輝夜様も零ちゃんも歌がお下手だから……
・歌をよく聴いて覚えろと
・言っておられるんですね
「つ、次行くぞ。零ほら次のをとるんじゃ」
促され次のモノをとる
次に取ったモノは軽めの箱だ
「“零さんへ 一息つくときに飲んでくださいお誕生日おめでとう。 カムパネルラ”ふむ落ち着いた字面じゃな」
「これは紅茶というモノか?」
「そうじゃな紅茶のセットじゃな。手軽さ第一位じゃな」
スティックタイプと書いてある紅茶だ
輝夜おねーちゃんといると緑茶しか飲まないからありがたいな
・・・・・・・・
音坂「どうだい?良いものをあげれたと思うのだが」
紅鬼「た、他意はな、ないんです!」
カムパネルラ「手軽さが1番かしら~」
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