74話 旅行中に配信3
「それで零さん今朝の女の子って誰だったんです?」
・今朝の女の子?
・まさか……
・ゴクリ
「今朝の……部屋にいた森林色の服をまとった女児のことか?」
・的確な説明
・いったい何があった
・零ちゃんは知っているのかな
「その方です!」
「アイツは4番だ、接続が途絶えていたから死んだと思っていたんだが。どうやら生きていたらしい、いや。生き返ったと言った方が良いかもしれないな」
・もうすこしくわしく
・4番って確か斥候が得意な男性じゃなかったっけ(零ちゃん枠より)
・大戦で死んだって言ってたね
「私も分かっていないところが多いがそれでもいいなら話そう。始まりは昨日、卓球をしていたときに接触があった。接触と言っても精神面に接触があったといった方が的確である、そこで見知らぬ少女が話しかけてきた。内容としては私と戦ったモノの中から1人“解放”してくれると言うモノだった。そして私は真っ先に4番を解放してほしいといった。そして昨日のうちに4番と話すことができた、4番に偵察に行ってもらった。それが今朝方返ってきたのだ。分かったかな?」
・つまりどういうことだってばよ
・つまり零ちゃんの知り合いが死の底から這い上がってきたってこと?
・ふむふむ、へむへむ
「あ、私さっきその、お話ししてもらったんです。すごくいい人でした…。」
・紅鬼ちゃんが積極的だと!?
・天変地異の前触れか?
・天変地異は零ちゃんが押さえてくれるはず!
「私も出かける前に『がんばれ』と言われたよ」
・みゃくりゃくぅ!
・音坂が急に変なこと言ってます!
・音坂はいつもへんだろ?
「私はいたってまともだが君たちどうかしたのかね?」
・音坂がまともだったことがあるだろうかいやない
・まともな日があればそれこそ天変地異の前触れ
・境界は天と地を揺るがす存在ばかりだった!
「むー、零はあえて嬉しいの?」
「あぁ、もう会えないと思っていたから……」
「ならよかったの」
・1人納得してるネムさん
・ネムちゃんさあ良いこと言うねぇ
・共感して好感を手に入れるネムちゃん
・
・
・
「それじゃぁ最後に零ちゃんに関する重大発表をしたいと思うです!」
・重大発表?
・ないか良いことあった?
・収益化?
「なんと!本日!零ちゃんの「誕生日なの!」って。ネムさん何やってるです!」
「れ、零さん、おめでとうございます」
「可憐なお嬢さんおめでとう」
「おめでとうなのー」
「おっおめでとう零」
・え!!!!
・零ちゃんおめでとう
・おめでとう零ちゃん
「なんだかくすぐったいな」
・これは照れてるって事?
・配信後もきっとてぇてぇ空間作るんでしょ?
・尊い
「それでは最後の挨拶は零ちゃんにお願いします」
「わ、わかった、フゥー。これからもよろしく頼む、またあおう」
・オツカレー
・おつかれさまー
・配信おつかれ
・・・・・・・・・
作者「あれ?プレゼント内容は?」
零「配信でいうことでもないかなって」
作者「まぁ多人数コラボだからね」
零「(コクコク)」
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