66話 ネム恐ろしい子!!
零視点もかきたいがこっちの方が面白そうだし……仕方ないよね!てへっ
・・・輝夜・・・
ん?おかしいのぉ。いつの間にこやつは現れたんじゃ
と言うか何者じゃ
零と話しておるが登場からおかしな点ばかりじゃ
その服も新緑色で全身をまとっておる、まるで森の一部かのようだ
しかも顔がよい、零と並ぶとわかるこやつも可愛いのだと
零も零じゃなんだか気の知れ合っているモノと話す感じがひしひしと伝わってくる
落ち着くんじゃ我………ふぅ。
推測するにこやつが昨日言っておった4番じゃろう
そして登場に関しては零と同類だからと認識しておこう
容姿に関してはこの際類友としか言い様がないのぉ
我偉い、きちんと冷静に情報処理ができた。
な、なにしとるんじぁわれぇぇぇ!!!!!!
零が、零がちぃだしとる。しかもなんか浮いとる
ほんに、なにやっとるんじゃ!
しかも推定4番はなんもリアクションをしとらん
ネムがそれ見て口にてあてて驚いておる
「あばばばばばばばばばばばばばばばばば」
ネムが普段なら上げない声を上げておる、人の驚く姿を見ると冷静になれるのぉ
………ふぅ、よしここは一度がつんと言うぞ。ここで言わねば何が保護者じゃ。ここで注意せぬとはなにが教育者じゃ!
「―――零、お主何やとるんじゃ!」
我がそう言うと零はこちらを向いて「?」と首をひねる
零にあわせその手に止まっている鷹もこちらを振り返り首をひねる
「ん、なに?じゃないんじゃよ!血が流れるような痛いこと?はダメじゃ!心配するじゃろ!」
思ったことをいってみたのじゃが、零は……「痛いこと?」と呟いておる
これはダメだったかと思ったが推定4番が動く
「ようは自傷行為をやめてくれってコトじゃないっすか?あってるっすか?」
推定4番が我に聞いてくるから我は「う、うむ」とこたえる
「んー。善処しよう」
まぁ意識してくれるならよいとするかのぉ
うぅ、朝から頭を使いすぎてくらくらするのぉ、ちょいと一息したいモノじゃな
「のぉネム水をくれぬか」
冷蔵庫の近くにいるネムに声をかける
ネムが冷蔵庫を開け冷たくなっている水を渡してくれる
お礼を述べて瓶のふたを取るプシュッ。ごくごく。
ってこれお酒じゃ!
「ネ、ネムお主やりおったのぉ!これお酒じゃないかぁ!」
ネムはやってやったと言った顔をして答える
「これが布団の恨みなの」
ニヤリとした顔をこちらに見せてくる
「うへ~現代人って怖ーっすね」
推定4番が呟いている
「くっ、動いたら酔いが回ってしまう……うぅぅ。お主覚えておけよぉ」
バタン
・・・・・・・・・
ネムが取り出したのは「お水(お酒です)」度数が高かったンだね!
ネム「ふっ、ネムの眠りを妨げるモノは誰であろうと許さないの!」
おやすみ
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