64話 4番の観測
プレゼント開封のギよりも先に4番視点かきます!
くらい話になるかも?(書く前だからキャラが勝手に動き出すかも)
・・・・・・・・・
自分は4番っす
名前が番号なのは生前の名前を忘れたってのが理由っすかね
まぁ気に入ってるんで文句は無いんすけど。
まぁ挨拶はこんなもんにしておいてとりあえず仕事に行きますかね、自分も2番や3番のようにはしゃぎたいんすけど今はまだそのときじゃねぇっすね。
―――感動の瞬間は我らが箱庭で―――
3番があの大戦の最中にいった言葉っすね、まるでこの未来が見えていたみたいっすね。自分も0番と語らっていたかったス
4番の姿は観測されない、彼の――否、彼女が死後身につけた能力である『存在定義』がこの世から観測を拒むのだ。いわば今の彼女を阻害できるモノはないのだ
空を歩くってのもなれたもんすね。いやー2番はこれを己の肉体を改造することでなしてるって言うもんだからヤベーっすよ、ほんとに。
っと、ここが0番の作ったっていう天空城っすね。
「うひゃー、広いしデカいなー」
4番は天空城をみおろしながらそうこぼす。
4番が天空城に来たのは観光のためでは無い。ここは先ほどまでいた場所から近く宇宙にも近い、だからここに来たのだ
「さっ探してみますかね。早めに見つけたたいもんすけど―――」
4番は足を天空城の屋根に着けソラを観る
その瞳はどこまでも遠くを覗く、その『観る』という行動は『観られる』と言うことでもあるがそれが狙いなのだ
哲学者ニーチャの言葉に「深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いている」というものがある。それは彼の生物たちにも言えていてこちらが覗いていると観測されることがある。
自分が活躍できるのはここっす、自分は観測されない。だから一方的にしれるんすよいわゆるズルっすね。だから哲学者さまの言葉を借りて自分なりになおすと
「深淵を覗くとき深淵は自分の行動に感づけていない」
てな感じっすね。恥ずかし恥ずかし
あっこれかな、って眷属っすか、つぶしちゃいやしょう。
眷属は群がると面倒なんすよね、自分の代がそれで嫌な目にあいやしから。はぁ
4番は目に力を入れ詠唱を開始する
「星に見放され邪神の配下となりし不浄のモノ、異形の存在となり輪廻から外れし悪なるモノ、我が目は汝らを捕らえた。汝らが心の臓は汝らが身体から離れ輪転し爆散する。汝らが立つその異形はびこる星に汝らが災いをもたらすのだ」
瞳の中に宇宙があると表現するのがわかりやすいだろう。その瞳に捕らえられ遙か彼方の星にいる眷属を一瞬のうちに無にしていく
遙か彼方の星。異形はびこる星は現在の人類が観測すらできていない遠k遠き場所にある巨大な星だ
「自分は大それた魔術とか魔法とかは使えないんすよせいぜ雑魚の足止めがせいぜいっすね」
そうは言いつつもこの現代において零がいなければ魔術師としての実力で全ての席をかっさらうことも余裕であろうものだ
さてと、相手さんを見つけなきゃっすね。
何ごともなかったようにまた観測を開始する
・
・
・
いたっす!
はぁ、やっと見つけた、半日かかったっすね。
まぁはやかったんじゃないっすかね?
まぁいいや観測結果を0番に伝えにいきやしょう
地上に向かおうとしたときなにかに気が付いたのかへっぴな顔をする
ん?なんすかねこの感覚、どっかで異変でも起きてんすか?
これは……生前暮らしてた森の中っすかね
ふむふむ。ちょっくら覗いて来ますかね
4番はまたも目に力を入れる、当然『存在定義』によって世界から観測されていない
4番が目の力を抜くと森の中
「ふぅこれ使うのほんとに疲れるんすよね、帰りの分も考えると無茶できないっすから何かしらの情報だけでも持ってそっそと帰りやしょう」
散策していると村を見つけやした、少し遠くから観てみやしょう
ふむふむ、どうやら人がいなくなったらしいっすね
最初は子供が行方不明になりそれが1人2人と消えていって次は大人が消えていったらしいっすね。
もう少し調べてもいいんすけど。
一度帰りますかね。
・・・・・・・・・
4番のお仕事でした。
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おやすみぃ
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