62話 ネムさんバレてますよ!
いっこうに私の足を離さないネム
あの出会いの日からたまにカタッターなどで絡んでいる。
私が「おはよう」とカタートするとリプライで「もっと寝るの!」とかえされている
私からはネムの「眠いの」に対して「目を覚ますのだ」と送っている
そんな絡みをたまにしたりしている。
「ねーるーのー」
ネムが全身全霊だと思われる力を込めて足を握られる
私の足(足首)に力を込めすぎて血管が浮き上がっているネムの手が見える
んー、どうしたものか……
「むーむー!」
抗議の音をネムが上げている
うん、可愛いな
寝ていると主張しながらこの手は離さないと言っている
二つの相違性がなんだか可愛いな
「ねーるーのー!」
今主張は可愛いというものなのだと思う、輝夜の本にかいてあった
ネムの手がプルプルと震えてきたので仕方なくネムの布団に入る
「ん、おやすみなの」
ネムが満足げなこえでいう
「……おやすみ」
私は普段着のまままた眠るのであった
・・・ネム・・・
ネムは知っているの。人は寝ないと死んでしまうってコトを知っているの!
零は今まで寝ていなかったって聞いたの。だから寝させなければいけないの!
これはネムに課された使命なの!絶対に遂行してみせるの!
零がカタッターで「おはよう」って言っているの!これにはすぐに「もっと寝るの!」と返してやるの。ネムは外堀から埋めていく作戦を立てるの
ネムが「眠いの」ってカタートすると「目覚めるのだ」って帰ってきたの。零は睡眠反対派なの!?睡眠こそ至高なのに目覚めろだなんて!ひどいなの
今日は旅行2日目のあさなの、なにかの物音で目が覚めてしまったの、ちょっと音がする方をみてみると零が着替えていたの。
あっ、零がこっちに来たの。これはチャンスかもしれないの!
零がネムの近くを通る時ネムは零の足首を捕らえるの!そのとき大事なのが起きていることをばれてはいけないと言うことなの!たぶん
やった!やったなの!零がネムの布団の中に入ってきたの!
勝負に勝ったからか眠くなってきたの。
零はすでに眠っているしネムもねるの。おやすみぃ
・・・輝夜・・・
こやつら仲がええのぉ
2人で同じ布団を使いおって、なんならネムは零の腕を抱き枕代わりにしておるのぉ
って。零が着替えを済ませておるでは無いか!
輝夜は部屋の中を見渡す
プレゼントは開封していないのだな
残念半分、期待半分じゃな
さてとそろそろ起こすかぁ
・・・・・・・・・
現在毎日投稿?をしているのだがそろそろ毎日投稿をやめて週1くらいにしようかなって思っている
おやすみ
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