38話 豪運の金色力

  


 金色力とのコラボ、ちょうど話が変わり本旨に切り替わる


「それじゃ早速始めてくぞー!」


 金色力の元気な声でゲーム開始の合図がうたれる


「どのゲームからはじめようか?」


 私が問うと金色力は元気な声で答えを返す


「まずはスピードからだな!おいらの早さについてこれるかな?」


 配信画面では金色力の手札を移しているので私はそれを隠し準備を整える


「準備できた。そちらはどうだ?」


「できたぞー、練習の時みたいに圧勝してやる!」


 配信前の練習のことか、ルールが分からなくて全て負けたな


・零ちゃんゲーム弱々?

・ゲーム配信しない理由は弱々だから?

・てかトランプって古過ぎない?

・ッし!大将の中では一番はやってるゲームなんだからトランプ

・古の時に生きる大将


「それじゃスタート!」


 一戦目 零の勝利


「もう一回!もう一回!」


 二戦目 零の勝利


「こっからこっから!もう一回!」


 三戦目 零の勝利


・大将引きはいいんだけど……

・相手が悪かった

・すげーはやかったな零ちゃん

・零ちゃん目がすげー動いてたな

・大将全敗

・相手が悪かったんだよ、落ち込むなって


「ウガー!次のゲームはこれだ!」


 ポーカーだ、これのルールは練習した後に送られてきた「悪い悪いおいら送るの忘れてたわ」とのこと


「じゃぁいくぞ!」


 一戦目、手札はワンペアこれではきっと勝てないだろう。練習の時金色力の札はツーペアが最低ラインだった。


「これとこれを捨てよう」


 二枚を捨てて二枚える。フルハウスだよしこれならなんとか勝てるのではないだろうか


「おいらは交換しないぞ!」


「では勝負」


 負けた、ストレートフラッシュ。最高役ではないが出にくい役だったはず


・運が絡むゲームは、

・大将のひとり勝ちだよな

・零ちゃん食らいついたんだけどね

・相手が悪い


「金色力、もう一度お願いしたい。」


「んー、じゃこれでオイラが勝ったら零はオイラの子分な!」


「分かった。なら私が勝ったらそうだな、またこれから仲良くしてくれ」


・大将さ、、、

・零ちゃんが欲がなさ過ぎて心配になる

・元魔法使い様を子分にするとかやべーこと言ってる


「それじゃ勝負スタート」


 二戦目、手札はフルハウス。きっとこの戦い以外ならいい札と言われるのだろう。だが私は知っている、金色力はこの札では勝てないと


「二枚捨よう。・・・よし」


 良かった目当てのモノが引けた


「オイラは交換なしで、勝負!」


 私の手札はファイブカード。対する金色力の札はフォーカード


「・・・負け、た。オイラが負けちまった。………。」


・なん、だと。

・豪運の金色力を破っただと

・彼岸零恐ろしい子

・すげー


「慢心せずチャレンジして良かった」


「くそー、オイラが負けるなんて」


 その後も別のトランプゲームが続き思考ゲームでは私が勝ち運が絡むゲームでは混じきり気が勝つ一進一退の攻防が見られた。


「それじゃ今回はこれでおしまい!またな!」


「また会えることを願っている」


 配信を終えた


「楽しかったぞ、零また遊ぼうな!」


「あぁ、また遊んでくれ」


 通話を切って輝夜と眠りについた


・・・・・・・・・


 ワクチン2回目うった翌日 38.1℃がずっと続いてる。おやすみ

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