現代魔術師はVTuberやります

32話 VTuberの配信を見よう！1

　ネムは翌日に帰らせ数日が過ぎた。

「零、今日はお休みにしよぉかぁ」

　朝食をとりながら夜空が提案をしてくる

「ん、わかった」

　断る理由が無いからそれに従う

　食事も終わり配信の準備も無いのでゆっくりと読書をしようかと思ったのだがよぞらにとめられる

「今日はぁ、他の配信者見てみよぉかぁ。」

　のほほんと言われたこれまた断る理由が無いので了承する

「分かった」

　人気なアーカイブを探す

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『私はママじゃ無いわ！ママ私を認知して！』

　ゆるいテンポの音楽にゆるキャラが可愛らしく動くＯＰ１分くらいがたって２人のライバーが画面上に現れ話し始める。

「リスナーさん達おはよう。モノカよ、ママじゃ無いからそこの所間違えないように！」

　短髪の青い髪が特徴的な長身の男性アバター。名前はモノカ声からして男性なのだろう

「聞いてよママが僕のことを認めてくれないんだ！僕はママの娘なのに！(´Д⊂ｸﾞｽﾝあっ大狼りこるだよ」

　薄紫の長髪にオオカミの耳が特徴的な女の子アバター。名前は大狼りこる僕っ子の女の子と言うヤツらしい

「私はママじゃ無いわよ！あっそういえば貴女、昨夜カタッターに浮上してたらしいわねちゃんと睡眠は取ったの？若いからって夜更かしはいけないのよ！夜更かしはお肌の敵なんだから！」

・モノカママだぁ

５０００・ママぁ

・これはママだな

・言い逃れできないなママである

５００００・ママになってくれ

３０００・ママじゃない要素を探すのが難しい

・言ってることがママなんだよな

・所見ですモノカさんはママなんですね！

「モノカママはママだよ？ほらコメント読んでみてよ、ね？」

「うっ、これはあれよ。その、ほら仕込みってヤツよ。きっとそうよ！だから私はママじゃないわ！」

「モノカママはママだよ！異論反論は認めない！」

「そこは認める。でしょうが！」

１００００・認めてもろて

・モノカママ～

３００・ママ～ばぶー

・仕込みじゃないんだが

８０００・いい加減認めなよ！ママなんだからさ！

・異論反論は認めません！

「あっ、ママそういえばこの前事務所にママ当てのリスナーからの贈り物が届いてたけどママの方に送られたの？」

「……えぇ、届いたわね。本当に私宛なのかよく分からなかったけど」

「ん？どういうこと？」

「言わなきゃダメかしら？」

「んー。言えない内容のモノは事務所の方で取り除いてると思うから……言ってほしいなぁ」

「…分かったわ。実は届いた贈り物のほとんどが奥様向けのモノだったのよ！」

「おぉぉ！これでママも奥様の仲間入りだね！ちなみにガーデニング本は僕が送ったよ！」

「あの大量のガーデニング本貴女だったのね……。１０冊は多過ぎよ、もぅ」

「えへへ、ママの趣味を増やせればなぁって思っておくちゃった！」

・俺ハート型のエプロン送った

・調理器具送ったでー

・マッサージチェア送りました！！！

・↑尊敬する

・良かった園芸用品送ったわ

・私安眠枕送ったよ

「無理しちゃダメよ、ほんとに。あと大きいモノは置き場所に困るから悪ふざけで送っちゃダメよ！もぉ」

「リスナーもママのことが大好きなんだね！」

「あっ、それからこんなのもあったわ。『娘の反抗期対策』って本なんだけど、私に娘なんていないしどうして送られてきたのかしら？間違えて送られたのかしら？」

「ママ、それはきっとママがママだからだよ。」

「え、私がママだから？私はママじゃないわよ」

「ママはママなんだよ！だから送られてきたんだよその本！私対策のために！」

「え、貴女対策の本だったの？でも内容すっごくお母さん向けだったわよ」

「だから！ママはママなんだって！」

・『娘の反抗期対策』気になる

９９９９・モノカママはママだからな

・かたくなに認めないモノカママ

・中身読んだんだえらいなぁ

５００００・ママであることを自覚して！

５０００・モノカママの娘が反抗期になる前に自覚して！

「コメントの皆もママがママであることを望んでるんだよ！ママだと自覚しなさい！」

「……ママじぁ、な。ママです。」

「うん、ママ！」

１００００・ママがママであることを望んでいる！

１００００・自覚して！

・認めたぁ！

・切り抜き班仕事の時間よ！

１００００・全俺が泣いた！

・↑俺もお前の一部だったのか

・隣の家から盛大な拍手が聞こえた

５００００・うち家族全員でこの配信見てんだけど全員で拍手しちまったぜ

「……ママじゃなくてお母様ならまだ…。」

「ダメ、ママはママ！」

「っ、はい」

「あ、あとリスナー達はママのことママって呼んじゃダメだからね。ママは私のママだから！」

・お母様呼び拒否られた

・俺たちのママになってくれないのか！？

・俺も呼びたかった、ママって！

・お、俺たちのママを返せ！

・そ、そうだそうだ！

「ママは私のママだからリスナーには譲らない！」

「こらっ。リスナーさん達と喧嘩しちゃダメでしょ！応援してくれてる人たちなんだから優しく接してあげなさい！」

「うう、ママが怒ったー！」

「悪いことをするような子に育てた覚えはありません！」

「モノカママ～！」

「ほら、ごめんなさいは？」

「ごめんなさい_(._.)_」

「よくできました！」

３０００・やっぱりママはママなんだよな

・喧嘩しちゃダメ！はママだな

５００００・あぁなんか子育てしてるモノカママが頭の中に

１００００・これはイラストがはかどる

２０００・ごめんなさいしたってことは俺らもママって呼べるわけだ！

５００・やったママ！ママ！

「ごめんなさいできてりこるは偉いわね！ご褒美にコメントでママって言った人たち食べてきていいわよ！」

「やった！ごはんだ！」

「大きくなるのよ」

・ぐはっ

・食べられ、る………。

・たすけ、て。

・・・・・・・・・

　まだ続きます。（他のライバー）

　この２人は元々予定してたキャラです（元ネタ？あり）

　もし好評だったらまた登場させます。

　コメントで反応待ってます！

　おやすみ！