31話 夢のお話をしよう
コラボ配信は私たち抜きで始まっていた
「って・・・なに酔っ払ってるの!酔ったらすぐ寝るのーーー!」
ネムが輝夜に怒り出す
輝夜はネムの方向に顔を向けイッヒヒと笑い出す
「イッヒヒヒヒヒ、ネムが怒っておるネムが怒っておるぞ、イヒヒはらいたくなってきおったわ。」
・ゲラ様の笑いのハードルは地底に沈んでます(定期)
・ゲラ注意報
・笑い声は途切れないのでご注意下さい
「輝夜、水も飲むんだぞ」
冷蔵庫から水の入ったペットボトルをもってきてデスクに置く
「零はかわええのぉ。すりすりしてもええかのぉ、ええよな、これはしないと零に失礼というヤツじゃな!」
スリスリスリ勢いよく頬を頬でスリスリされる
「ホォォォォ!感動じゃこれは至高!この世の悦楽じゃ!」
「ネムは分かるの。輝夜は寝室に投げ込んだ方がいいの。寝かせた方が世のためなの」
差の意見には賛成したいがこれがコラボであるためそれはできない
・零ちゃんあきらめの表情である
・デラ様の扱いが雑なネムちゃん
・零ちゃんの表情www
「気を取り直して配信を勧めていこうか」
「うー、分かったなの」
どうやら本気で輝夜を寝室に投げ込みたかったようだ
「我から話し始めてやろう!」
テンションが高い輝夜が話し始める
「我はのぉここ最近夢の中でも零とあっているぞ!夢の中で座学やらちょっとした豆知識なんかを教えておるのぉ。そのときの零はの、一生懸命話を聞いてきての可愛いんじゃ」
夢の内容を話す輝夜はまがりなりにも配信者であった
「この姿を見てから聞くとちゃんと教えられているのか不安なの」
「心配しなくても教えている時の輝夜は素面だ。精神体だけをこちらに連れてきているからな」
「んん?なにを言っているのなの?」
ネムが首を傾け疑問を投げる
「言葉通りなのだが?」
「よく分からないなの、まぁいいのなの!ネムの話を聞くといいの!ネムはさっきそこで寝てるときに夢を見たの!」
ネムは考えるのをやめた
・ん?
・そこで?
・そこで寝ていた?
「そのときに見た夢の内容はメンバー全員で旅行に行くだったの。良い夢だったの」
・現実にしてもろて
・メンバーの夢見れるとか最高か
・なんだかんだメンバー好きだよなネムちゃん
「メンバーは好きなの、でも例外あるの。ゲラになったこいつは嫌いなの酒臭いの!」
「ガーン、いいもんね我には零がいるから~」
私は輝夜から離れネムのほうに身体を寄せる
・ゲラ様振られちゃった
・振られてるなwww
・振られちゃったね
「我振られてもうた、悲しいぃ」
「そういえば寝る前のルーティーンを聞いていなかったな私は輝夜に精神魔術をかけて寝ているな」
寝ている間に私の方に精神がやってこれるようにする魔術だ
「またよく分からない話なの。ネムの寝る前のルーティーンは特にないの!」
・ないの!?
・あると思ってた
・ルーティーンをする前に眠るからルーティーンというモノが存在しない的な?
「ネムは寝たいときに寝るの!それが一番なの!思い立ったが吉なの!」
・
・
・
睡眠談義は1時間続いた。
配信も終わったのでネムに夕食を出し食事をしている間に輝夜とお風呂に入ってくる
身体が温まり眠気が差す
「ん…。……」
最近は身体が眠ることを覚えてしまって調整が難しい。眠ってしまう前に輝夜に魔術をかけておく
「寝てきて良いぞ、ネムの相手は我に任せておけ。ほれ」
言葉に甘えて寝室えと向かった
・・・・・・・・・
眠い!おやすみ!
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