27話 歌枠という名の雑談枠3
今までの抑止力として呼ばれてきた者達で撃退に成功した者は誰1人としていない、興味をずらすことに成功した者はいるそれらが私の教育者であり戦友として戦ってくれた者達なのだ。
「そうだな、文明が滅ぶほどの力を持った邪悪なる者がきたことも、それによって滅んだこともある。ヤツらの目的は分からない、だが邪悪なる存在であることだけは分かっている。故に私たちは死力を尽くして戦わなければならないんだ・・・」
・話が壮大すぎる
・英雄ですか?
・無名の英雄
「英雄なんて呼ばれるほどうまくいった試しは無いがな。」
・何で?戦ってきたんでしょ
・…あっ戦果に関しては言ってない
・あっ……。
「成功したことは一度も無いからな・・・(パチン)ホへ?」
頭上で音が鳴る、見るとそこにはハリセンを持った輝夜がいた
・パチン
・パチン!
・輝夜様か、くらい話になってきてたからやってきたのかな
「お主はアホか!」
輝夜に怒られてしまった、何がいけなかったのだろうか
「分かって居らぬようじゃな、はぁ。我は悲しい、悲しいぞ。まぁ良いかお主との時間が延びたというコトがわかっただけよしとするかの」
・ドした?
・アホか!
・説明プリーズ
「おぉそうじゃったな。主等にきちんと説明しておらなんだな、実は我は零の常識に関する教育者なのじゃ」
・教育者
・それで同棲
・よく分からんけどよく分かった!
「説明不足は許せ!よいな?」
・輝夜様圧が…
・許す!
・ゆるした!
「それと、そろそろ終了の時間じゃ。名残惜しいがの」
「もうそんなに時間がたってしまったのか。また会おう」
・またね!
・終わりの挨拶の無いんだな
・お勉強頑張って!
・・・・・・・・・
配信も終わりお風呂の時間がやってくる
「零、お風呂ゆくぞ」
2人で入るのは初日からの決まりである
「ん、わかった……」
配信が終わって疲れがやってきたのか意識がもうろうとしてきた
「ほれ。あと少しだけがんばれ」
手首を掴まれ連れて行ってもらう
「ん、……」
服を脱ぐのが億劫だ、ここで寝てしまいたい
「ほれ。脱がしてやるから頑張るのじゃ!」
・
・
・
なんとか介護されながらお風呂を終える
「髪かわかすぞぉ、そこ座るのじゃ」
椅子に座ってされるがままされる
温風が私を撫でるようにあてられ、輝夜の手が優しく髪を撫でる
「きもちぃ…」
これが心安まる時間というモノなのかなぁ
「きもちいか、それは良かった良かった。ほれこれで終いじゃ」
髪が乾いたのか温風が無くなってしまう。
「寝室に行っても良いぞ」
首を横に振って椅子に座り続ける
「まぁよいか。時間がかかるぞぉ」
髪が長いから時間がかかると言っている
このなにもしない時間というのもいいものだな
「ほれ、ゆくぞ」
時間があっという間にたっていた
また手首を掴まれ移動させられた
そこから寝てしまったのか記憶が無い
・・・・・・・・・
眠たげな零を書きたかった!
おやすみ!
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