26話 歌枠という名の雑談枠2

  


「またコメントを拾って行こうか」


 次の話題を促す


・零ちゃんはどんな魔術が使えるの?

・俺たちでも魔術って使えるのぉ?

・hshsしてもいい?


「ふむ、私が使える魔術か。オリジナルの魔術が多いな、と言ってもあいつらの知ってる魔術を私なりに改良したモノだがな」


・ふむふむ

・オリジナル魔術!

・すげー!


「現代の魔術は分からないが、私の知っている魔術は魔力と知識があれば誰でも使えると1番が言っていたな」


・俺魔力あるかな?

・ふぬー!はー!どりゃー!

・↑諦めろ


「魔力が合っても気がつけなかったり師を見つけられなければ魔術は使えないよ。現代の魔術師達がどんなモノなのかあまり詳しくは無いが3番4番の時代は研究の秘匿と追求を美徳としていたらしい」


・魔術師ぃ!

・近くにいないかなぁ、

・ちょっと外に出てくるわ!


「まぁ、口封じされないよう頑張ってくれ」


 口封じ 研究の妨害、秘匿を脅かす者に魔術師達は容赦しない。持てる全てを使いその存在を排除する。そのせいで魔術というモノがよに知れ渡ってしまったのだがこれはまた別の話


・口封じ・・・きっとおだぶつ系だな

・外に出たニキ君の事は3分間は忘れないよ

・零ちゃんに教えてもらえばよくね?


「私に教えを請うのか?戦闘技能がほとんどだからな……ふむ、まぁ簡単なモノを用意しておこう」


 魔力人形の小さいモノに制御のルーンを組み混んだモノでも用意しよう


・えっ!?

・ダメもとでお願いしたらOKされた!?

・さすがに戦闘技能は無理だよなぁ


「戦闘系は魔力消費が多くて、術式もややこしいからな。それに使う前に魔力切れで死んじゃうからダメだな」


・術式!かっこいい

・えっ?魔力切れると死んじゃうの?

・……聞くだけにしとこ。


「まぁ、実践するかしないかは君たち次第だ」


・安全なモノをお願いします

・そういえば魔力量がものすごく多いんだっけ?(初配信)

・そういえば書いてあったなプロフに


「そうだな私の魔力量を簡単に言うなら。そうだなあふれんばかりのお風呂を思い浮かべてくれ、そして一般的な魔術師はお猪口1杯分くらいだな。」


・例えが……

・輝夜様………

・結構差があるんだな


「初期値がそれだけであって一時的に値を引き上げたりもできる。まぁ代償がつきものだがな」


・代償とは

・魔術って奥深いんだな

・秘匿する理由の一部がこれなのかな?一時的に値を引き上げるってヤツ


「そうだな、一時的に強力な力を手にするのは秘匿されていた技術の1つだな。私の場合簡単な代償、つまり触媒を使った方法を用いて強化してたな」


・触媒!?

・どんなの?

・触媒魔術かっこよさそう


「血液を触媒とした血液魔術だな。私と相性が良かったのが自身の血液だったと言うだけで他の者が真似をしても相性がいいとは言い切れんがな」


・不愉快です!ちゃん?

・↑それ違う

・相性ってどうやって分かったの?


「私は相性がいい物を手当たり次第に試して見つけたな。2番と4番が触媒探しに行ってくれてすぐ見つけられたよ」


・触媒ってどんなのがあるの?

・↑気になる

・2番さん4番さんお疲れ様


「触媒の種類か、宝石や骨董品、動物や力なんてものもあるな。珍しいものだと自身の未来を触媒として扱う者もいたらしい」


・宝石、骨董品……お金無い

・未来?

・零ちゃんは今の全部試したの?


「試したぞ、瑠璃や英雄とされた者の遺品、動植物の死骸や感情の一部、身体の成長とかだな」


・英雄の遺品!!!!

・感情の一部!!!!

・身体の成長!!!!


「英雄といっても過去の抑止力達の遺品だよ。残っていたことに驚きだがまぁ残っているのならと言うことで使ったんだ。感情の一部は何を代償にしたかすら覚えていないな。成長は成長だなもうこの身体は成長しないってことだ」


・魔術師ってマッド?

・マッドなサイエンティスト?

・マッドなマジシャン?


「そうだな、気が狂ったように研究する者もいたらしい。そのせいで使命すら果たせず死んだ者も少なくない」


・どゆこと?

・kwsk

・何があったの?


「簡単な話だ、過去にヤツらが攻めてきたのは4回だけじゃ無いもっとたくさん攻めてきている。抑止力として生まれたのにもかかわらず使命を忘れ魔術の研究に明け暮れ疲労で死んだ者が多数存したらしいまぁ聞いた話なのだがな」


・え?地球なんであるの?

・まさか文明の突然消滅はこれが原因?

・ピラミッドやノアの箱舟とかも?


・・・・・・・・


 区切ります、魔術話が多くなっちゃった


 おやすみ~

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