19話 零ちゃん争奪戦争 肆
【零からの告白に耐えろ】
私は少し間をつくり考える。これはきっと私としての回答がほしいのだと思う。その上で2人を悶絶させることを望まれているのだと思う
「そうだな。・・・きまった」
「ほう、はやいのぉ。ではカウントダウン3・2・1どうぞ」
私は2人の方に身体を向け力強くう言う
「例え世界が崩壊し、この身が砕けようとも、貴女の未来だけはお守りします」
言葉にあわせ私は血液を媒介に1本の剣を造り両手で握り床に刺す
視線は2人を捕らえ、さながら恋心を隠した騎士が戦争に行く前に主にかける言葉のように堂々と言ってみせる。
静寂がその場を襲う、そして2人の瞳の端に涙が現れ始める。
「・・・私を置いていくなんて許しません。私は絶対にお前を1人になんかにしない」
アリス・リデルの2人が返答をしてくる
瞳の滴は大きくなっている
「貴女のいない日常はいらないのです、だから私と逃げてほしいのです。どうかこの手を取って・・・」
今にも泣きそうな声で森アカネが返答を返してくる
そしてしばらく間が続く
・物語のクライマックスですか?
・泣いた
・騎士様行かないで!
・自分に言われているように錯覚した
・惚れる
「・・・これが配信であったことを忘れておったわ。それにしても最終話題【告白の返しをしろ】もおわってしもうたな」
どうやら私の告白に答えることが最終話題だったようだ
「ぐす、んぐ。へ?」
森アカネが配信という言葉に反応する
「これで終いじゃ。後はどちらが優秀であったかだが我は半分以上を聞いておらなんだからのぉ、すまぬ」
月夜輝夜が頭を下げる
「謝らなくて大丈夫なのです、私が勝ったのは目に見えているのです」
「いいや。私が勝ったな、零の心にぐっときたのはきっと私の言葉だな!」
2人はさっきまでとは違い切り替えをして配信者をしている
というか圧が、圧が強い。こちらを穴が開くのではないかと思うほどに見つめるのはどうかと思う
「私には判断できなさそうだ、この勝負引き分けとしよう」
これが一番被害が少ないだろう。しれに本当に甲乙つけられなかった
「むー、不服なのです」
・圧がすごそう
・輝夜様の可能性をたくさん発見できて我々は喜んでおります(教育済み)
・それがいい、その選択が一番被害が少ない
・アカネちゃん絶対頬膨らませてる!
「そろそろ、時間も良さそうだのぉというか我の肝臓が酒を求めはじめたわい」
・肝臓という名のゲラスイッチ
・酒を求めてもすぐ酔うから低燃費?
・そろそろ2時間か
「それではまたのぉ」
・・・・・・・・・
次がんばるから許して
コメントはなるべくして!読者と話がしたいんだ!
無条件で肯定してくれる人ツイッター来てねそして私を甘やかして!
ねむい、あとはとうこうするだけ
おやすみ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます