第15話 先輩は嗅ぎ付けてくる

  


 家具も置き終わったころ森アカネ先輩のスマホに着信が入る


「ちょっとごめんねなんだよ、・・・えっ!・・・」


 森アカネ先輩はスマホをもって廊下の方に出て行き驚きの声を上げて戻ってくる


「どうかしましたか?」


「・・・実は今アリスちゃんから連絡があってね、零ちゃんの家教えて!すぐに向かうから!って送られてきたんだよ~。あっまだ教えてはないから安心していいよんだよ~」


 私としては別に教えてもいいのだがと伝えると首を横に振る先輩


「アリスちゃんに住所教えちゃったらきっと押しかけてくるよ毎日!昨日なんて零ちゃんの話を延々と聞かされてたんだよ~愛情が重いって思うくらいに聞かされたんだよ~、きっと押しかけ妻になっちゃうんだよ!」


 と森アカネ先輩の早口が終わる頃には1人やらかしている者が冷や汗を流すのである


「・・・教えちゃいました。っすーーー。あれですよ逆に考えると零さんの日常生活を監視してくれる人が現れたって言うことですよ。やりましたね零さん!(冷や汗)」


 苦し紛れのいいわけを並べる側で不満を漏らす先輩


「私、立候補したのになんだよ。ぶーぶー」


 頬を膨らまして怒っていることをアピールしているようだ


「んー、それなら零さんに審判を務めてもらってお二人で対決するのはどうですか?勝った方が零さんの近くで介護できる権利を手にするって感じで。どうでしょうか?」


「私はかまわないよ」


「零ちゃんがそう言うなら私は了承するんだよ・・・」


 渋々納得した先輩、喜怒哀楽の表情変化がすごく大きいな


 連絡から15分ほどたった位でアリス先輩がやってきた


「零ちゃん会いたかったです!スーハー、零ちゃんの臭いは落ち着きます」


 であってすぐに抱きつかれにおいをかがれる


「アリスちゃん落ち着いて下さいなんだよ!端から見ると変態さんなんだよ!」


 アリス先輩は臭いをかぐのはやめたけど腕は回したままだ


「私は変態さんなんかじゃないです。零ちゃん限定なんです!」


「やってることは変態さんですよ~!」


 パシャ パシャ


 カメラのシャッターを切る音が聞こえるそちらを向くとマネージャーがスマホカメラで私たちをとっている最中だった


「・・・す、すいませんつい現場が可愛くて写真をとってしまいました パシャ 反省はしてません。身長低い組が大集結してる姿をとるのは常識的なので許して下さい!」


 はなしている間も写真を撮っている


 じーっとマネージャーの方を見続けていると観念したのかスマホをおろした


 その間他二人は別室に行っていたようで廊下側の扉が開いていた


・・・・・・・・・


 FGOの新イベが来たので書き始めるのを忘れてた!


 毎日投稿を目指してるから不覚だった。


 次回はちゃんと書く!


 次回「零ちゃん争奪戦争!」


 こめんとー


 おやすみ~

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