第8話 デート準備②
この感覚は未体験のモノ。
身体の震えが止まらない、なんだか寒くなってきた
戦いが終わって私の身体は怠けていたのか?こんなにも近くに奴らとは違った恐怖を感じる存在がいるというのに!
「ねぇ零ちゃん、返事して。零ちゃん・・・」
違和感の正体がっわかったかもしれない、人間は窮地に追いやられることで進化するんだ。つまり私はこの未知の感覚から解き放たれたと言っても過言ではない。
この違和感の正体、そして前回感じた違和感の正体それは。鏡乃アリスは本当の二重人格者であると言うことだ。
「アリスさん返事が遅れてしまいすまない。君のことを考えていたらつい返事におくれてしまったんだ(イケボ)」
「え///わたしのこと考えてたら返事が遅れちゃったの?仕方ないなぁもう。今回は許してあげる///」
「照れているのかい?ところでアリスさん今の君の名前はなんて言うのかな?」
「え!わ、わかるの?わたしがアリスじゃないって?」
「なんとなくだが君がアリスでありながらアリスでないということに気が付いたよ。君が配信上で「設定」として扱っている二重人格それは本物なんだろ?そして2人は共存しているといったところかな?」
「すごい、皆「設定」って思い込んでるのに気づいてくれたんだ!………やっぱり鏡の国(わたしの部屋)に閉じ込めようかな(ボソッ)」
「合っているようだね。それでお名前はなんて言うのかな?」
沈黙が続く
「名前がないの。相手を呼ぶときはお互いがお互いのことアリスって呼ぶから………」
「そうか・・・」
「視聴者もわたしのこと闇落ちアリスとかアリスオルタって言うから名前ではないんだよね。」
「わたしが君を呼ぶときに困ってしまうな」
「そうだ!零ちゃんがわたしの名前決めてよ!そしたら呼びやすいでしょ!!!」
「わかった、そうだなぁ・・・リデルというのはどうだろうか?」
「リデル・・・たしかアリスの下の名前だったかしら」
「あぁ、そうだ。わたしにネーミングセンスはなくてね過去の抑止力達の名前も番号にしてたよ。」
「うん、気に入った。わたしはリデル、よろしくね零ちゃん」
「あぁよろしくリデル」
・
・
・
一波乱が終わり日程も無事決め終わったので通話は無事終了した。
・・・・・・・・・
作者:アリス・リデル安直ですかね?
なお作者は映画でしかアリス作品を見たことがないです。オススメの本とか合ったら教えて下さい。童話とか神話とかその他いろいろ。
ライトノベル好んで読みます。古書まぁ読みます。その他たまぁに読んだりします。
コメントしてくれると嬉しいです。
ツイッターアカウントもあるのでそちらにコメントしてくれてもいいんですよー!!!!!
おやすみ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます