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あれからだいたい10匹以上殺した。
途中で胃がムカムカし、ストレスで心臓が張り裂けそうになったが途中からは
そんなこともなくなり普通に殺せるようになった。
目の前で火花が舞っている。
今の時間帯は夜
月は2つ出ており、ジャングルといっても差し支えないような森の中で焚き火をしていた
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『つかれた…』
乙
おつかれ〜
ゴブリンスレイおつかれ〜
結構グロかったな
SAN値大丈夫?
『大丈夫……と言いたいところなんだけどさ…疲れた。これからどうするか考えよう。』
真面目に考えるか
世界中を旅するとか?
こちらの世界に帰るとか、テンプレで
ハーレムを作れ
はぁ?リア充作るところを見て何が楽しいん?
頭腐ってんのか?粗チンか?
やめやめそういうのも掲示板だけにせい、ここではそういうのはご法度じゃ
『え、そんなルールできてんの?』
暗黙のルールだがな
こんな所言い争ったところでそちらの世界にいる人達は迷惑でしかないだろ?
『助かる、そういえば動物保護しろとか言っていた奴らもいなくなってんだな』
さすがにあれは頭悪すぎた
たし蟹
『なるほどな、それにしても見てる人多いのにも関わらずコメント数少なくね?て言うか普通に会話できてるんだが?』
それについてもネット上で話し合われたがおそらくだが取捨選択されてると思う。意味のあるやつとないやつとで
『おけ、理解した』
しりとりしようぜぇ〜
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(本当に取捨選択できとる?)
夜の間、ずっと焚き火を見ながら、掲示板のメンバーと話していく。
これからのことだったり、地球では今どうなっているとか。あの漫画の最新刊はどうなっているとか。もちろんネタバレ野郎はBANにした。
そんな時だった。
木々の影からガサッという音が聞こえ周囲が一気にまるで本当の夜が来たかのように暗くなる。いや、これがこの世界の本当の夜なんだろう。
この雰囲気、この匂い、そしてこの粘りつく性的な視線。
言わせてもらおう。
「男に興味はねぇ」
そう言いうと草陰から一匹のゴブリンが襲いかかってくる。
手元に置いていたナイフを手に取りもう片方の手を地面につけ、棘上に構築し噴出する。
そしてそのまま後ろにいる二匹目を片手にあるナイフで首元に差し込み、
二匹目に刺さった首のナイフを反時計回りに体を回転させながら抜き取る。
3匹目にはその回転を利用し腹の部分にナイフを投げつけ、相手の足に地面を隆起させ刺し殺す。
近くには…………反応なし。
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おーすげー!
褒美を遣わす
殺戮!殺戮!
手慣れ感がすごいわ
とりあえず移動しろ、他にも血におびき寄せられてくるぞ
『ちょっと待ってくんない?』
___________________
そう思った無地はおもむろに5人の頭を触る。
イメージは再構築するイメージで。
細胞そのものが変えられるのではなく、細胞の流動性が緩くなるような。
ゼラチンが水に一瞬でなる、そんなイメージ。
するとゴブリンが汚い体液を撒き散らしながらそこら一帯に鮮血が飛び回った。
いきなりの変形に体がついてこれなかったのかな?
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何がどうなったんやんこれ?!
ぐろ
これはあかんわ
もしかして錬金術か
『正解!……あ、ここから移動しない方がいいかな?』
は?
何言ってんだこいつ
馬鹿だこいつ
早く移動しろ
『移動する理由は周りから獣などが来るから、
だろ?ていうことはつまり向こうからモンスターが来るかもしれないってことだろ?』
そうに決まってんだろ
アホの子でちゅね
御託はいいからさっさと逃げろ
はぁ〜
『じゃあレベリングと素材集めにあってるな』
イキってるクソガキ確定
好き死なせてやれよ
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『……まぁみてろ、
というわけで今からこの口だけのやつらに目に物見せてやりますわ。
見てろよ、俺のこと見てる奴ら全員。
俺が、強いスキルを取れなかった。そんな、ありきたりな、
だから、勝手に魅せられてろ、お前ら。
夜は、さらに深く進んでいく。
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