第21話 頭良い奴って頭悪い(哲学)

※今回、前置きが長いです。あと期末試験終わりました。結果? 察しなさい。

もう投稿が遅いことは謝りません。(開き直り)


前置きが長くなったのは私の責任だ。だが私は謝らない。


………………………………………………………


zenkainoarasuzi

・髪の毛怪人VS炎属性魔法少女

臨時悪ノリ戦闘実況

・吸ってたタバコはバフアイテム。ニコチンは含まれていない。魔力を持った人間にしか効果が無いため一般人には煙たいだけ。

・ニコチン吸いたい。足りない。

・金欲しい。

・引っ越したい。

・実況飽きてきた。

・もうなんつーかアイツナノはもう放っておいて帰ってもいいんじゃね?

・て言うか作者今これ書いてる時間AM0:40やぞ。深夜に書いたら絶対おかしなもん出来上がるぞ。多分予約投稿とかしてると思うけども。

・AMで思い出したけど最近時間と場所を表記するやつしなくなってるな。やらなきゃ。

・あと最近電車で凄い老害に…


「灰島氏。」


「ちなみにあのデフタバコは自家製…『私が作りました』ってやつで───んお?なんだ?」


「前回のあらすじが全く関係ない方向に進んでるでござるよ。下三行はもう完全に作者の話になってるでござる。作者の話なんか誰も興味無いでござるよ。」


「seyana…」


「あと灰島氏魔力あったんでござ」


「記憶処理!」


「は!ここはどこ!拙者は御託…」


「ありがとうS○P財団。作者の近況なんか誰も興味無いって話だ。」


「あぁ、そうでござる。どうせPVも伸びてないんだから。前回のPVなんか二桁でござるよ?」


「やめてやれ。」


[べ…別に…他は200〜400PVなのに最近のだけ100帯だとか全然気にしてねーし……片手間にやってるだけだし…気にしねーし…]


「え?割とチラチラPV見てるでござるよね?」


「あぁ。いいね押された時なんかガッツポーズしてるし、更にコメントされたら合掌してるな。」


「更に評価、レビューされた日にはスマホに向かって土下座してるでござるな。」


[やめろや。なんか催促してるみたいになる。]


「え?コメントとかして欲しくないのか?」


[して欲しいっす。](即答)


「そもそもそんなにコメやらレビューやら、して欲しいなら毎日投稿すりゃあ良いだろうが。それがお前、毎月投稿って…コ○コ○コミックじゃねぇんだから!」


[面目ねぇ…次回の投稿はまた来月かな…]


「原神してる暇あんなら書けや!」


[今のガチャ引こうと思ったけど後ろに構えてる雷電将軍が喉から手が出るほど欲しいんで引かないです]


「そもそもお前のその心構えが──」


「灰島氏、ダラダラ喋ってる暇はもう無いでござるぞ。視聴者様があくびをしていたりブラウザバックをしようとしているでござる。」


[早く言えや!]


「うし、んじゃ本編へGO!」





「この茶番意味あったんでござるか?」(ボソッ)


「無いな。」(ボソッ)


………………………………………………………

PM4:46 森ケ山第一高校中庭


「さてさて現在の戦況、どう見ますかね解説の御託。」


「そうでござるな…パッと見ナナちゃんが優勢でござるが、敵怪人は燃えた瞬間に再生して攻撃の手を緩めず……このままじゃジリ貧でござる。」


「なるほど。ではどうやって倒すんです?」


「他の魔法少女の到着を待つ…という手もあるでござるが、恐らく心配は無用でござるよ。」


「その心は?」


「ナナちゃんには一定の条件を満たすと発動可能の技がいくつか存在するでござる。…今、それの1つを発動する為、条件をこなしている途中でござる。」


通知があったのか、スマホを見つつ言葉を紡ぐ。


「あと今入った情報でござるが、警戒区域周辺に怪人が異常発生してるようなので応援は恐らく来ないでござる。」


「マジ?ウケるね」


………………………………………………………


(…あの人、随分と鋭いわね。)


ナナはそんなことを考えつつ、怪人と対峙していた。


(そんなに私の行動って分かりやすい…?)


1人ショックを受けているが、あのオタク野郎が異常なだけである。


(まぁいいわ、今はそんなこと関係ない。)


(相手は燃やしても再生する、終いにゃ効かない。ならばどうするか。)


(再生も、耐火も意味を成さない程の火力で…燃やし尽くせばいい!)


(その為の魔法を出す条件である《爆手》と《火花舞》。この2つを同時に発動は達成…あとは回転が足りない、もっと攻撃をして《火花舞》の力を高めなきゃ)


「はぁぁぁぁ!!!」


多量に複製された無数の火の槍が髪の毛に突撃していき、燃え盛る。


『ガァァァアッウ……ァアァアアア!!!!』


だが、直ぐに掻き消される。


(あともう少し…あともう少しで…完成する!)


飛んでくる髪の毛を避け、再び攻撃をする。


………………………………………………………


「勝ち…でござるな、これは。」


「あ?どうゆうこった?」


「完全にナナちゃんのペース……怪人は既に型にハマってるでござる。」


「ここからはいつも通りってことか」


御託は軽く頷き、ナナを指差す。


「手を見るでござる。」


「手?…なんか火花散ってんな。」


ナナの手からはまるで線香花火のような火花が出ていた。


「あれこそが《火花舞ひばなのまい》の真髄。攻撃力が最大まで溜まった証拠でござる。

あの状態だと、全ての能力が向上するでござる。」


「つまり○.F.Aワン○ォーオールフ○カウル状態と言う訳か。」


「そういう事でござる。」


………………………………………………………


バチリ、バチリと派手な音が手からしてくる。

《火花舞》の合図だ。


再び突っ込んできた髪の束に乗り、蹴り上げて空中へ。


「《炎槍・連》」


再び背後に大量の炎の槍が出現し、怪人に飛んで行く。


(そろそろ頃合…ね。)


「《炎鎖・拘》」


怪人の近くに出現した魔法陣から燃え盛った鎖が飛び出し、怪人を拘束する。


「え、なにあれ、燃える鎖とかゴース○ライダーやん。」


遠くで銀髪男に何か言われたが、あえて無視をしておく。


「歯、食いしばりなさい。…って、歯無いか。」


自分で自分にツッコミつつ、詠唱を開始する。


………………………………………………………


「お、詠唱が始まりましたな。所々端折はしょってるようでござるが…」


「え、なんで聞こえんのお前?」


「魔法少女の為なら1km先で針が落ちる音だって聞き取ってみせるでござる。」


「ねぇ、ホントになんなのお前?」


………………………………………………………


(本当になんなのかしらあの人…癪だけどあの銀髪と同じ意見だわ。)


若干鳥肌を浮かべる。


(と、いけないいけない。詠唱に集中しなきゃ。)


言葉を紡ぎ、詠唱を完了させると、ナナの足元に大きな魔法陣が展開され、周りには様々な大きさの魔法陣が取り巻かれる。


「あんたの耐性も、再生も…なにもかも無に帰す魔法よ。しかと受け止めて…爆ぜなさい。」





「ねぇ、なんか凄い物騒なこと言ってるんだけど…」


「気にしない方が吉でござる。」




またなにか銀髪とオタクが話しているが、これも無視しておく。


「さぁ、これで最後よ。……《紅蓮肱ぐれんかいな》!!」


そう唱えた瞬間、背中に大きな魔法陣が出現し、その周りにも無数の魔法陣が出現する。


刹那、赤い魔法陣が更に紅く染まり目にも止まらぬ速さのレーザーを射出する。

一般人に見えるのは軌跡だけだろう。


まず最初に訪れたのは静寂。この時点でナナは地面に着地し、救助した人達がいる所に歩を進め始める。


次に訪れたのは暴風。まだいくらか残っていた霧も一瞬で吹き飛ぶ。


風が止み、最後に訪れたのは…爆発。

爆音と熱波が襲いかかる。



「おいおい、仮面○イダーかよ…」


これは褒め言葉なのだろうか。


ひとしきり爆発が終わったタイミングで銀髪達のところへ戻ってきた。


「…おい七川、後ろ。」


銀髪がそう言う。

後ろを振り返ると、ボロボロになりもはや戦闘不能とも言える状態で突っ込んでくる怪人がいた。


生徒達は悲鳴を上げるが、銀髪とオタクは伸びをしたりあくびをしたりしている。


本当になんなのだろうか。軽く溜息をつき、ナナはこう言い放つ。


「火って消えても…案外火種が残るのよね…」


そして、俗に言う”指パッチン”をする。

パチン、と軽快な音がなった瞬間。


怪人は紅く発光し、内側から弾け、爆発した。

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