第59話 我の命は、彼らの世界を救うという賢明な使命の故にあるのだ……

「ギルガメッシュ」

 最後の聖剣ホーリーアルティメイトの魂に向けている視線を、上へとギルガメッシュの目へと睨みつけるリヴァイア。

 つかを握る手に力を込める。


 聖剣士リヴァイア、戦闘モードに突入だ――


 実力差を比べると雲泥の差もある。負けることはない。

 というより、大海獣リヴァイアサンの毒気を浴びているのだから、『死ぬに死ねない身体』だ。

 絶対に負けることのない勝負、その相手は魔賊奴ギルガメッシュ。

 受けて立つ聖剣士リヴァイア。

われがあの時、ロッジから何も告げずに出て行ったことへの腹いせなんだろうな? 嫌味ったらしい意地悪か? いや無謀な恋愛感情に翻弄されたことからくる、我との思い出からくる執着心なのだろうな?」

 ……言葉を吐き捨てながら、さやから少しエクスカリバーを抜いた。

 銀色の鋭い刃が鞘から見える。

 ダンテマ、1000年前のが愛する夫から、自分を慕えだと?

 小ざかしい相手のギルガメッシュだ。というより情けない……。

 お前の羞恥心の無い気位ならば、女数人と恋仲になることなんて容易いだろう?


 その相手が、どうして我なのか――


「……今の我は、飛空艇仲間のレイスやルンと共に旅の最中さいちゅうなんだ。もう……、お前とはすっかり縁が切れているんだ。そう思ってくれないか?」

「レイス……ルン……誰ですか?」

 魔賊奴ギルガメッシュはふところにホーリーアルティメイトの魂の入った小瓶をしまい込みながら、聞きなれない名前を呟いてしばらく想像を巡らす。

「……ああ、そういうことですね。また新しい仲間に出会えたのですね」

 その想像、すぐに察しがついた様子である。

「新しい仲間と共にこれからはやっていくから、私はもうお払い箱なんだぞ……ですね」

 自分という存在は聖剣士からすれば、ただの通りすがりのNPCだったんですねと……。

 リヴァイア視点から俯瞰ふかんした自分のことを、こうキツく表現したギルガメッシュだ。

 蔑称をつけられている身からすれば、これくらいの言い様なんて軽いのだろう。

「ああ……」

 小さく頷いたリヴァイア――否定しなかった。

「だからな、ギルガメッシュとは再び元の修行仲間としての日々はおくれない。そう思ってほしい」

「……そうですか。そうでしょうね……私はずっとクリスタミディア牢獄塔の中に入っていましたから、共に歩んでいく仲間は悪に染まった私よりも、そうでない者達と一緒に歩んだほうが楽しいのでしょうね」

 小瓶をしまい終えたギルガメッシュは、胸の前で両腕を組む。

 そして、しばらく北海特有の空――薄暗くどんよりと湿った曇り空に浮かんでいる灰色の雲を見上げた。


「……なんだか寂しいですね」

 ボソッと呟くギルガメッシュ。


 そんな彼に対して、リヴァイア―はまったく視線を外すことをしない。

 どうしてか? 戦闘モードに入っているからである。

「飛空艇仲間のレイスやルン。そして、我には大切な世界の運命と決する使命が……あるんだ」

「あるんですね……」

 一方、ギルガメッシュはというと、さっきからずっと雲を見ている。

「我はな、1000年を生きてきた女騎士。我は死ねない運命を……なんとかして変えたい。それまでは死ねない。物理的にも心理的にも……我は死んではならない存在なんだ。オメガオーディンを倒すまでは……」

「……」

 返事することもなく、相槌を打つこともしない。

 ギルガメッシュはずっと見上げたままだ。

「……それに、レイスもルンも我という聖剣士が必要なんだ……。だから」


「だから? 聖剣士リヴァイアらしくないですよ」

 ふっ……。

 ギルガメッシュは薄っすらと口元を緩めると、真正面に立つリヴァイアに視線を下した。

「これから殺そうとしている相手に、自分の切情を投げかけても意味ないのでは?」

 その通りである。敵ながらだった。

 殺そうとする相手に対し自分はこれこれこうだから……すまない。死んでくれなんて言葉は、自分自身に対する言い訳にすぎない。

 羞恥心の無い魔賊奴ギルガメッシュでも、それくらい理解できる教養はある。

 組んでいた両腕を外すと、それをすくませる。

「本当に……聖剣士さまは、御人おひとがどこまでもよろしいのですね。だから、私もあなたと修練を共にしてみたいと思ったんですよ」

「……そ、そんなことは今はいい!」

 懐かしい思い出話なんて、戦闘モードの聖剣士には邪魔だ。

 これから殺す相手を前にしては風の前の塵である。

 リヴァイアにだってわかっていた。言う価値もない、どうしようもない敵だということくらい。


「我の命は、彼らの世界を救うという賢明な使命のゆえにあるのだ……」


 もとはといえば、オメガオーディンとのかつてのいくさで召喚されて、目の前に現れた大海獣リヴァイアサンの毒気――自分を死ねない身体に変えた。

 元名をホーリーアルティメイト――クリスタリア家に代々受け継がれてきた死骨竜しこつりゅうから生み出され、やがてエクスカリバーと名を変えた聖剣士たらしめる聖剣。その魂まで奪い取っていった毒気め……。

 オメガオーディンはわかっていたのだろう。

 ホーリーアルティメイトが自分の存在を脅かす聖剣だということを……。

 本来は、聖剣士が自らリヴァイアサンと戦って取り返すべきところを、リヴァイアサンめ……よりにもよってギルガメッシュにくれてやったとは……嫌がらせの極致とはこのことだ。


「……どうしました? 聖剣士さま」

 視線を自分から外さないまま、しかし……心中しんちゅううわの空のような、何か考えているように見えたリヴァイアに、ギルガメッシュが竦めていた腕を下ろして聞いてきた。

「まあ、そうなのでしょうね……。賢明な使命ですか。だから……、私はそれに嫉妬して……と返答したいのですけれど」

「なんでもないぞ……ギルガメッシュ。少し考えことだ」

 一瞬でもスキを作ってしまった自分、聖剣士らしくない。

 リヴァイアは表情を剣幕させて目の前の敵へ威嚇する。


「聖剣士さま……。違うと思います」


「違う……?」

 刹那―― エクスカリバーを抜く手を躊躇ためらう。

 銀色の刃は冷酷な殺気を覗かせたままで止まった。

「……違うとは?」

「この魔賊奴ギルガメッシュは、ただ純粋に……あなたと……聖剣士リヴァイアさまと手合わせしたかったのです」


「ど……、どういうこと……なんだ」


 自分の思っていた考えとは、なんだか違う。

 これから対決する相手、殺すべき相手――ギルガメッシュから直接それを聞いてしまったのだ。

 まるで、敵から塩をおくられた張本人と鉢合わせになってしまい、それがよりによって宿敵だった……。という感じだった。

 気まずいというか……拍子抜けたというか。

 自分が知っているギルガメッシュは、血気盛んな魔法使いだったはずだ――

 記憶にいる彼とは違う人が目の前に立っているような……、リヴァイアは当然驚いた。

「修行仲間として……あなたの強さはよく存じています。1000年を生きてきた、生き抜いてきた伝説の女騎士なのですから」

 そう言うなり深く頭を下げる魔賊奴ギルガメッシュ―― これも、らしくなかった。


「ギルガメッシュ……」

「聖剣士リヴァイアさま……」


 ギルガメッシュが頭を上げる。そして。次の言葉――


「どうか……私、魔賊奴ギルガメッシュ……めを殺してくれませんか? あなたのエクスカリバーで」


「……」

 自分を殺してくれと懇願してくるなんて……

 何を考えている。これは作戦なのか?

 リヴァイアは聖剣士として、瞬間、敵にこのような疑心になった。

 もしかして、自分を言葉巧みに油断させてから……不意打ちの魔法を喰らわせる気なのか?

 かつては大盗賊と冠がついていたギルガメッシュだ。

 それくらいの悪だくみくらい思いつくだろう……と。


 しかし、聖剣士リヴァイアの心理とは真逆の気持ちの魔賊奴ギルガメッシュだった。

「もちろん、簡単には私は殺されません。これでも魔法使いとして、終局魔法を使えるまでに上達した私ですので……。本気であなたと手合わせして……聖剣士リヴァイアさまは絶対に死なないから、ずっとバトルしていれば必ず、私が殺されるんですけれど。時間の問題でしょう。一体どれくらいの時間……あなたと対等に戦えるのか。それを本気で味わってみたいのです」

 ギルガメッシュが発した言葉は、まるで自分が死ぬまで聖剣士と戦いたい……という願いだ。

 そう聞こえてくる。

 こんなにな彼を見たことがなかったリヴァイアは、拍子抜けし思わず、

「……殺されたい。……時間の問題。殺すぞ?」

 と念を押してしまうのだった……。


「ええ、そうです。終局魔法メテオレミーラ。ここでも存分に発動しますので……」

 ギルガメッシュは両手を前に出して、リヴァイアに向ける。

 手の平から赤黒い光が発生し始める……魔法である。




       *




 土砂降りの大雨が二人を飲み込んでいる――

「……」

 すでに身体全体が大雨でずぶ濡れになっている聖剣士リヴァイア。

 そんなこと彼女は気にも掛けず、ただ……しばらく思考を巡らせる。

 無論、目の前にいる敵――魔賊奴ギルガメッシュの口から出た言葉の真意を探ることだった。


 どうも……


 自分を不意打ちにしてから、一気に攻め込もう……という気概は感じられない。

 腹黒な気持ちも何も無いだろう……。

 ギルガメッシュの性格から考えても……本心を言っているのだろう。

 そうとしか結論できない。

 頭の中で魔賊奴の言葉を信じていいのかそうでないのか……疑心暗鬼と勘繰りが交互に巡っていた。



 ……巡って、



「……ああ、そうか」

 そして、リヴァイアが大きく肩の力を抜く。

「修行仲間として、ここで修行を終えたいと、そういうことか」

 剣幕だった表情を少しだけ緩ませてから、七割ほど鞘の中に入れたままだったエクスカリバーを抜き出した。


 スウ~ッ――


 音を立てることもなく、銀色の刃……敵を殺すための道具である聖剣士の“友”――エクスカリバーの全容が、ここでようやくお披露目だ。

 エクスカリバーを両手で構えるリヴァイア。

 切っ先を、魔賊奴ギルガメッシュにまっすぐに向ける。

「我はここに立つ前から、ホーリーアルティメイトの魂を持つお前を、本気で殺して手に入れようと覚悟を決めてきた」

「そうでしょうね……。そうでしょう聖剣士さま」

「つまり、お前は我に殺されて『魔賊奴ギルガメッシュ』としての悪名を『聖剣士リヴァイア』という聖者に終わらせてほしいと……」

 両手で構えていたエクスカリバーから右腕を放す――

 リヴァイアの答えはこうだ。


「つまり、魔賊奴が聖剣士に敗れること―― 負けることで勝つ。誰にか? 自分が愛した聖剣士に……と、そういうことだな」


 こんな解答に辿り着いた自分も情けない……けれど、こんなことを思っているギルガメッシュもなんというか偏屈だ。ドMじゃね?

 リヴァイアがエクスカリバーを片手で持ち直したのは、戦闘モードだった自分の警戒心を緩めたからだった。

「ご名答ですよ。聖剣士リヴァイア・レ・クリスタリア」

 パチパチと……否。

 ここで拍手をする両手はない。

 あるのは、今まさにいっそうに赤黒さをましていく魔力の結晶――魔法、それも終局魔法を発動する始まり。

 ギルガメッシュも本気で戦闘モードに入っていた。

「……ふっ」

 ギルガメッシュの戦闘モード、そして発した「ご名答」という彼から聞きなれない言葉を鼻で吹くのは聖剣士――

「魔賊奴ギルガメッシュ……。貴様に我のフルネームを言う資格なんか無いと思え! 我にはレイスやルンがいる。我の仲間が新しくいる。お前は……もはや過去だぞ」

「ええ。そうでしょう。ふっ……。知っていますよ」

 ギルガメッシュも鼻で吹いて返した。

「ずっと……ずっと、あなたがロッジを出て行ったあの時から、私はわかっていました」

「なにがだ?」

「私とは

「そうだ……」

 少し気が晴れるリヴァイア。それは、ストーカー男がようやく自分と疎遠になってくれたときの解放感のようなホッとした気持ちだった。


「では、魔賊奴ギルガメッシュ―― お望み通りに、われが貴様をこのエクスカリバーで殺そうぞ!!」


 エクスカリバーを再び両手で握る。

 戦闘モード復活!

 切っ先をギルガメッシュに向けたままで、聖剣士リヴァイアがようやく覚悟を決めたのだ。

 なにがなんでも……ホーリーアルティメイトを。クリスタリア家代々の絆でもある――


 最後の聖剣ホーリーアルティメイトの魂を取り戻すためには、絶対に手段は選ばない!!


 なぜなら、魂を取り戻さなければ、自分の呪いを解く道も、レイスやルン達の飛空艇仲間のハッピーエンドな未来も、何も無いのだから。だから、


 レイス達と別行動をとったリヴァイアだった――


 こんな“汚れ役”なんて、魔賊奴と蔑視されようとも人は人だ。

 人を殺すことは聖剣士――女騎士の自分の正当なるつとめなのだ。

 それをレイス達には見せたくなかった。

 人を殺す自分を、殺された人、その両方を彼女達には見せたくなかった。

「我も早く死んでみたいぞ―― ギルガメッシュよ」

 皮肉を込めた聖剣士リヴァイアの言い様……。

 殺す対象、敵を前にして己を鼓舞している。

「そうですか……。それはうれしい限りですよ」

 ギルガメッシュも殺されるだろう……ことに対して、恐れはなかった。

 それどころか寂しく口元を緩めて微笑む。

 その表情、自分も覚悟を決めたという表層をリヴァイアに見せたのだった。

「嬉しい? 勘違いするな! 我はお前と修練を重ねていた頃、我はただお前を修練仲間だとしか認識していなかった。それをわかってくれ。そう言いたい。今! そう願っている……」

「仲間だったと思ってくれていたんですね……そうか」

 くくっ……と数回、肩を揺らして笑うギルガメッシュ。

「我は、聖剣士として、女剣士として。魔法使いのレベルアップしたお前に対して、修練を重ねて……もっともっとレベルをアップしてくれればという気持ちだけで、修練を重ねてきたのだ」

 殺す前に本心を語っておきたかっただろう、聖剣士リヴァイア。

 聖剣を手に持つ者としての聖者としての鉄槌の気持ち、それがモロに言葉に現れてくる。

(現在のエクスカリバーの“聖剣”たるところは、サロニアム城で分裂した『混血の聖剣ブラッドソード』にあります)

「それは……、我思うところの聖剣士としての義務だった。義務を遂行しただけであった。修練仲間であったギルガメッシュよ。我はな……本当に感じることはな」


「話、よく長く続きますね……。どうしましたか? 私を殺すことへの時間稼ぎですか? もしかして怖気おじけて」

「うるさい! 聞け!!」

 リヴァイアは、思わず声を大きく発してしまった。

 魔賊奴と名乗っていても、所詮は格下の相手なのに……。

 そんな奴にかされ、揶揄されたことに聖剣士としてのプライドが傷ついてしまう。

「修練の先生としての立場をもらった我にとっての……自分なりの義務を、そう義務を義務として……。ギルガメッシュ! お前とは、ただ……それだけの関係だったんだからな」

 自分にはダンテマがいる。今も心の中にいる。

 それを遠回しに言っておきたかった。

 命尽きる敵、最後に――


 しかし。


「聖剣士リヴァイアの正体……。魔賊奴はここに見たり!」

 唇を上げて不敵な笑みをつくるギルガメッシュ……。

「貴様……? 何を……今さらほざくんだ?」

 その表情にリヴァイアが困惑。

「聖剣士リヴァイアさまを見て、私は満足だとほざきますよ。それから――」

「それから?」

 相変わらずぶっきらぼうというか、掴みどころのないヒョウヒョウとしたものの言い様……内容の羅列に聖剣士も応対することに苦慮である。

「今日に死んでもいい。明日、私は死んでもいい。もう、死ぬしかなくなった私はもう……。明日ではなくて、今日を聖剣士さまと戦い、滅多にまで切り刻まれて――苦しんで、のたうちまくって。結果、絶命を明日に迎えることを、たった一日の延命に喜び感じて、鮮明にあなた様の記憶と、対して薄れていく私の命のともしびを――冥途の土産みやげとして喜んで。その通りに今日か明日には私は死ぬ」

 センスの悪い5色のマントをヒラヒラとなびかせながら、魔賊奴ギルガメッシュは演説した。

 最後に、

「それが、私の幸せなのです……」

 と、言い終わるや胸元に手を当てながら深くお辞儀したのだった。


「血迷いか? 狂ったか?」


 ここにも書くけれど、こんな“大盗賊”のこういう態度にリヴァイアはかんに障るのだ――


「ギルガメッシュ――魔賊奴ギルガメッシュ」

 戦闘モード、すでに会心の一撃くらいの憤怒感にまで到達している。

「……やはり、お前もっと早く死すべき愚か者だったか? ……どうやら、我とお前が出会ったことは最悪の運命だったのだろう――」

 どうせギルガメッシュのことだ……

 我には勝てないことを、負けることがわかっているから……こんな戯言ざれごとを連発してくる。

 負けるけれど、聖剣士と戦ったんだぞ! ……という売名行為を世界中に流布したいのが目的だろう。

 そういう盗人上がりの男だとは気がついていた。

 それと同時に――


「なぁ? 聖剣士の手で、エクスカリバーで胸を首を額を、太腿ふとももを腹を刺されることが……さぞ快感なのだろうなぁ」

 

 ほんと気に入らない男だ……。

 聖剣士リヴァイアを、世界を救うものとして称賛されているこの私を、冥土へ持って行く自慢話にするとは……。

「悪知恵だけは、一人前になれたなぁ!」

 よりにもよって聖剣士を利用した売名行為に、リヴァイアは精一杯の皮肉を込める。

「気に入らないぞ……」

 聖剣士リヴァイアが怒ったぞ!

 そんでもって、戦闘モード更にクリティカルしてくる!!



 魔賊奴ギルガメッシュ――


 彼が本当に盗みたかったものは自分に対してになってくれた、リヴァイアの気持ちなのだろう。

 それが殺意に満ちた敵対心であったとしても、彼にとっては満足なのだろう。

 死者の村――ダンテマ村で、自分が愛した人の手で死ぬことができるという殉教愛と、1000年前の恋敵へのあてつけというライバル心は……ある意味で怖いね。


 ギルガメッシュの歪んだ恋愛感情、ここに完成するのか――?





 続く


 この物語は、フィクションです。

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