第2話

「あっ、あああああああああああ」

 何が起きた何が起きた何が起きた

 頭の中がエラーコードで埋め尽くされている。

 その間にコロニーが誘爆し出した。

「まずい、おい一旦落ち着け今は自分たちの身を最優先に守らなくてはあの速度では3分もしないうちにコロニーの残骸がこちらにぶつかるぞ」

 俺は俺のエラーコードを黙らせるのに1分ほどかかってしまっていたらしい。

 気がつくとじいちゃんが俺の首根っこを掴んでモービルのコックピットに蹴り飛ばす瞬間だった。

「ぐはっ」

 弱い重力の中だと言うのにじいちゃんの力は強く盛大にコックピットに叩きつけられてしまった。

「運命はまだお前さんを見放さんよ」

 そうじいちゃんの声がスピーカーから響いた。

 じいちゃんはコンテナの旧式のボタンを押した、その瞬間カタパルト扉が開いた。

 そのまま完璧に扉が開くか開かないかのタイミングでカタパルトが動き出した。

 カタパルトで加速されながら機体は宇宙に投げ飛ばされた。

 そのままコロニーの尾翼とでも言うべきパーツが衛星に、俺の家に高速で衝突した。

 どちらもの同時に誘爆し出した。

「じっ、じいちゃああああああああああ」

 誰にも聞こえないただコックピットで反響するだけの声を俺は放った。

 父さん、母さん、じいちゃん……全員同じ光の中に溶けていった。

 俺は、俺が乗る機体は今カタパルトから出る際の加速を一部殺した状態で宇宙空間を彷徨っている。

 メインカメラはただ崩れ行き誘爆と崩壊を繰り返すコロニーの残骸をうつすだけだ。

  未だにこちらの角度から脱出艇などが出ていく様子が見られない。

 そんな中唯一コロニーの中から出てきた光それは、あの忌々しい光だった。

 奴らはあいも変わらず三角形を維持して行動

 していた。

 そうだあいつらが、あいつらがやったんだ。

 ああ、あいつらがあいつらが。

「ああああああああああーーーーーーー」

 俺は脚部に格納されている、ナイフ型の金属切断機を手に取り一直線に奴等の元に飛んでいった。

「お前らがお前らが」

 俺は一番前に出ていた機体に飛び付き胸部にナイフを何度も何度も何度も刺した。

 しかし装甲は傷こそつくが一向にコックピット部を見せる気配がない。

「なんでなんでなんで」

 もうわけがわからない。

 奴ら話何故コロニーを襲った、こいつらわ誰で、なんのために、どうして。

 殺られろ

 堕ちろ、堕ちろ、堕ちやがれええええ

「ぐはっ」

 奴らの機体から俺は大きく離されてしまった。

 どうやらあのバズーカで機体を強打されてしまったらしい。

 奴らはどうやら戦闘のプロらしい。

 とても太刀打ちできない、奴らも遠距離武器はないようだ。

 なのに一撃も浴びせられない。

 気がついた時には、デブリ帯まで追い詰められてしまっていた。

「なんでなんで」

 奴らに聴こえるはずのない叫びを喚きを俺はただ続けた。

 そして奴らの中の一機の脚部の格納庫らしきものが開きそこからミサイルが数発俺向けて飛んできてそのまま爆発した。


 未だにこちらの角度から脱出艇などが出ていく様子が見られない。

 そんな中唯一コロニーの中から出てきた光それは、あの忌々しい光だった。

 奴らはあいも変わらず三角形を維持して行動

 していた。

 そうだあいつらが、あいつらがやったんだ。

 ああ、あいつらがあいつらが。

「ああああああああああーーーーーーー」

 俺は脚部に格納されている、ナイフ型の金属切断機を手に取り一直線に奴等の元に飛んでいった。

「お前らがお前らが」

 俺は一番前に出ていた機体に飛び付き胸部にナイフを何度も何度も何度も刺した。

 しかし装甲は傷こそつくが一向にコックピット部を見せる気配がない。

「なんでなんでなんで」

 もうわけがわからない。

 奴ら話何故コロニーを襲った、こいつらわ誰で、なんのために、どうして。

 殺られろ

 堕ちろ、堕ちろ、堕ちやがれええええ

「ぐはっ」

 奴らの機体から俺は大きく離されてしまった。

 どうやらあのバズーカで機体を強打されてしまったらしい。

 奴らはどうやら戦闘のプロらしい。

 とても太刀打ちできない、奴らも遠距離武器はないようだ。

 なのに一撃も浴びせられない。

 気がついた時には、デブリ帯まで追い詰められてしまっていた。

「なんでなんで」

 奴らに聴こえるはずのない叫びを喚きを俺はただ続けた。

 そして奴らの中の一機の脚部の格納庫らしきものが開きそこからミサイルが数発俺向けて飛んできてそのまま爆発した。

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