第32話...一学期期末考査(1年後編)

さて勉強会も終わり明後日に迫ったテストだが、1つ問題点があった。



「拓也の家に教科書忘れた...」



どうしようか数十分迷った結果、連絡して学校に持ってきてもらうことにした。

ただ、それまでの時間は何をしたらいいのだろうか...

一言で教科書と言ったが、実はワークも置いてきてしまい、何も勉強することが出来ないのだ...



とりあえず散歩行くか



とりあえず散歩して、今日は息抜きすることにした。

でも未だにピンチな状態に変わりは無いのだ。でも他にやれることが無いので散歩するしかない。



「プログラミング部メンバーに会いたいな...」



そう、この数日、普段毎日会っているプログラミング部メンバーに一回も会っていないのだ。そうすると何をしているのか気にかかり、集中出来なくなくなるので、この散歩は以外と有効なのかもしれない。



由美「あ!お久ぶり!」



海斗「え?由美先輩?!どうしてここに?」



由美「散歩したかった」



海斗「奇遇ですね!僕も同じです!」



由美「一緒に散歩する?」



海斗「是非!」



あーテスト2日前なのに何やってるんだ俺。

まぁとりあえず由美先輩に出会えたので結果オーライだが。

じゃねぇよ!本当にテストヤバいって!



由美「テスト勉強出来てる?」



海斗「それが訳あって全然出来てないんですよ...」



由美「えー!そうなの?」



海斗「はい...」



由美「私もね、全然出来てないの...」



海斗「とりあえずお互いテスト頑張りましょう...」



由美「そーだね...」



ここで由美先輩と別れた。短いようで長い時間だった。あと、テストの事をずっと考えていて、何も進展が無かった...



どうすればいいのでしょう?



次回

テスト当日


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