第9話...部活内の普段
高校に入ってから数日たった。
部活にも無事に入ることができ、仲の良い人もそこそこできた。ただ、まだいくつかの問題がある。
それは、本当に3Fは女子校、2Fは共学校、1Fは男子校ということが、未だに信じられず、まだもやもやしっぱなしだ。
教師軍からの言葉がないので、より疑った。
ただ、そのことは本当だったらしい。何故そんなに分かれているかというと、この都市では、ほとんどが都が運営していて、受験だけではなく、その年に応募しているのかという、運でも決まってしまう、恐ろしい都市なのだ。
別に田舎の高校の方が中学時代の友達がたくさんいた。
ただ、それよりも田舎から出たいという気持ちが優先した自分は、今年男子はこの学校だけが入れるので、この学校に入学することを決めた。
正直この学校は知り合いや友人はいないつもりで入ったのでいて安心したが、やっぱり未だに何故史路喜や拓也が入ってきたのかは分からない。
今更ながら改めてこの高校の説明をしよう。
生徒数は506人偏差値は72の超難関校だ。
由美「今年のゴールデンウイークどこに行く?」
海斗「いやー思いつかないですね。」
史路喜「改めて考えてみると分かんないもんなんだな。」
拓也「咲先輩は何か案はありますか?」
咲「清身都に行かない?本校があるよ」
咲先輩の案で今年のゴールデンウイークは清身都に旅行することになった。
それまでは、アプリなどを作り資金集めをすることが目標になった。目標資金額は10万円で、予定は4泊3日だ。清身都は霞木都よりも遠く寝台列車で一泊する予定だ。話しあった結果、清身都学園本校に訪問することにした。
部活が終わり、いつもの6人でご飯を食べることにした。
駅前にある寿司チェーンに行くことにした。
なかなか高校生6人で寿司屋に行く人はいないが、話しやすい環境という理由や全員寿司が好き、という理由で行くことにした。
みんな寿司を食っている時にこの話になった。
由美「再来週テストだけど勉強した?」
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