第6話...学校の仕組み(後編)

3階に向かう階段はやけに女子が多く、上るのもつらいくらいだった。


ようやく登ったと思ったら、そこには女子しかいなかった。

とりあえず華菜と会うためにその足を動かした。ただ...


何組やねん!!


何組か知らなかったので、結局戻ることにした。

帰りの階段で、誰かが話しかけてきた。


「おっ海斗じゃん久しぶり!」


そこには華菜がいた。探してた人だ。華菜は言った。


「何しに3Fにきたの?」


と聞かれた。流石に華菜に会いに来たとは言えないので、適当に遊びに来た、といった。すると華菜が


「そうなんだ。海斗のことだからてっきり私に会いに来たと思った」


何故ばれたし。


とりあえず午前の授業が終わったので昼食の時間になった。

この学校は弁当でもいいし、購買で買ったもでもよく、さらには1時間以内で戻ってこれるなら、校外で食べてもよい。という決まりがあるらしい。


とりあえず今日は拓也と史路喜の3人で開都駅前のハンバーガーチェーンに行く事になった。

自分にとっては2日連続だ。牛丼といえハンバーガーといえ何で被るねん。


今日はアマスギーチキン略してアマチキを頼んだ。

ちなみに拓也は芋揚げの一番小さいサイズで満足した。本当に生きてられるんか?!


昼食の時間も終わり、終学活になった。担任の義則先生から小さい紙を渡された。

それは部活希望用紙だ。元々プログラミング部一択だったが、拓也と史路喜の意見も聞くことにした。


今日は昼食の時と同じ三人で帰ることにした。実は幼稚園が同じトリオである。


都市線が来た。ちなみに史路喜の最寄り駅は、都市線終点の港南都こうなんと駅である。部活の話題になった。2人に何部入る?って聞いたら...

2人ともプログラミング部に入るみたいだ。

え?これ、入らないという選択肢無くない?


八島都駅に着き、2人と別れを告げた。この後も何事もなく無事に帰ったが、少し疲れたのですぐ寝た。

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