第5話...学校の仕組み(前編)

昨日の事を少し忘れた自分は、メールを読み返すことにした。

そしたらものすごい数のメッセージのやり取りがあった。拓也とメッセージ、由美先輩からのメッセージ、...後何故か、義則先生からもメッセージが来てた。

何故だ?


時計は5時を回っていた。今日は9時になったら学校に向かうので、6時に家を出発することにした。


朝ごはんに出てきたのは、まさかの牛丼。昨日食ったんだが...


少しランニングをすることにした。山奥なので、少し霧がかかっていた。

まだ夜は少ししか明けてないので、涼しく、ランニングをするにはめちゃくちゃ向いていた。


少し走っていたら、時計は5時46分になっていたので、家に戻ることにした。


制服を着て、家から出ることにした。丁度バスがきた。


揺られること、数十分、やっと山中古河原駅に着いた。

時間は12分後に来るので、ベンチで待っていた。その間にトイレに3回行った。

理由は緊張していたからだ。


やっと電車が来た。今日は昨日と違い特急なので、八島都駅まで途中駅がない。

車内に入った。自販機とトイレがあった。

念のため言っておくが、別途料金はかからない。


揺られること数十分、八島都駅に着いた。自分が乗ってた山中線の13番線からこれから行く開都駅に行ける都市線の1番線まで向かった。


連絡路を歩いてると改札口があり、そこから見たことある顔が見えた。


「よぉ」


「おっ拓也やん。」


拓也と出会った。開都駅で待ち合わせをしてたが、何故か八島都駅で会った。

折角なのでここから一緒に行くことにした。


「そー言えば昨日何したん?」


「確かゲームセンターっていうところに行った。」


「一緒に行ったやん?!覚えてへんの?」


「うん」


「海斗の脳みそは団子サイズなん?」


「でも拓也の胃はそら豆サイズやん」


「そこは覚えてるんかい。忘れろ!!」


なんて話してる間に開都駅に着いた。やはり高校生が多い。

ただ、何かが変だ。文字に表せないが、何かが変だ。

分からないので今日は一旦無視することにした。


ここでなぜか義則先生と会った。なんか恐怖を感じてきた。


しゃべりながら歩いて数分、やっと高校についた。教室に入ると、何か噂が立っていた。それは元々共学校や女子校になっていたことだ。

共学校にだったことは知っていたが、女子校にもなっていたのは知らなかった。


噂の根源は、まさかの幼稚園時代の幼馴染である、史路喜しろきだった。

9年ぶりに会ったため、少し忘れていた。


更にこの学校には、幼稚園入る以前の時の幼馴染である、華菜かながいるらしい。察してるかも知れないけど、華菜は女子だ、しかも2つ年上で3年だ。久しぶりに会ってみたく、3Fに向かった。

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