第21話ゴールデンウィーク4

オカルト民俗学部の権田原さんにプールの帰り際、

「本町が面白いことを企画した。妹や友達をつれて明日神社に朝こい!」

といわれ、月夜を誘ったが練習で無理ゴメン!とのことだった。妹や友達を誘うか、こちらは大丈夫だった。

当日、巨大なサイコロとみんながいた。

「さあ!ふるでぇ!」

サイはなげられた!大阪道頓堀と出た!

「まさかテレポートで繁華街にいくんですか?」

「そうや、跳ぶで」

「金は我ら神にまかせよ!好きなだけ食え」

食い倒れの街大阪!食い倒れるぞー!

「アカンナンパ橋や白山いつもの!」

「喧嘩用式神最強ヤクザ!浮き輪をつけてから川に放り込め」

「姉ちゃん暇か!」

と、たちが悪そうな奴らがいったとたん、浮き輪をつけられ川に放り込まれた!ゲームみたい!

ナンパ橋を抜け、たこ焼きとお好み焼きの小さいサイズを屋台で食べた。

そのあとは、フグ料理で舌鼓、フグ刺しなんて初めて食べた。

串カツ屋で石井が二度付けして怒られた!ゆりえですらマナーをしっているのに…。

シメは高級料亭!

みんなおいしさのあまり無言だ!

そしてテレポートして帰った。

「本町さんさえいればどこでもいけますよ。さいこー、ありがとうございました!」

「赤井君サイコロの目はウチが操作してるからどこへ行くか決まっとんねん…そして6時間集中してテレポート回数を1日3回に制限せんと大移動できん!すまんな…」

「なんで謝るんですか」

「どこでもホイホイいければええんやけどな」

「本町のおかげで今日は流石の俺も満腹だ!しばらくはいいぞ、脳がオーバーヒートして死んだら、どこにも愛する女がいなくなるからな!」

権田原さんは告白した。鼻の頭をかきながら!

「権田原、冗談やろ、うちなんて……んぐ」

卑屈なことをいいそうな口を権田原さんは口で塞いだ!

「好きだ愛してる本町!おまえが自分をどう思っていようともだ!」

「権田原、ウチもあんたが…守ってくれる!あんたを愛してる!!!」

くに部長が、

「みんな帰ろう、これ以上見物するのは野暮というものだ」

俺たちは新しい愛を残して家路についた…。

ゆりえはその夜興奮で寝れなかったらしい。

実は、俺も月夜とああいうことしたいな。愛するっていいなと思っているうちに夜が明けた。月夜さんとの恋はくに部長と白山さんを拒絶しないといけない。それがつらい。みんな人生デビューでできた最高の絆なのだ…。でも…月夜が一番なんだ!俺は朝日にむかって、

「月夜愛してる!!!!!」

「私もよ京次朗!!!!!!!」

どうやらランニングしていたらしい!俺たちはやっぱり運命だ。確信した!

くに部長と白山さんは断わろう!

だが2人は能力者上手くことわれるかな…。自信がなくなってきた朝なのだった…。




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