第22話ゴールデンウィーク5
今日はくに部長の家で勉強会だ。
「さあ、みなさん眼を閉じて、みなさんの学力のステータスを1.5倍にします」
三条さんの何でも強化だ!まってました。
ゴールデンウィークが明けたらすぐ試験!嫌なことは避けられない、ならチートで突破しようというのがこの勉強会なのだ。
「終わりました!さあ勉強です」
その効果は…
「すごいです!勉強をちょっとしただけなのに暗記は水がスポンジを吸い込むが如く応用もすらすらと!」
「そうだな赤井部員…」
でも他のメンバーは、テンションがさがっていた…。
「赤井君やくに部長はええな!三条はもともとのステータスをあげとるだけやさかい…」
石井が、
「頭悪い俺たちは赤点回避がせいいっぱいだ!頭いい奴羨ましい!妬ましい」
と身も蓋もないことをいう。
「けどぉ、状況は使い用ですよね」
白山さんが胸が当たるほど密着してきた!
「赤井君勉強教えてください♥️」
くに部長が慌てて、
「赤井部員の1年先輩だろオマエ!」
「私は基本に忠実にありたいので♥️」
胸が暴力のようにくっついてくる。
「すごく柔らかいのでやめてください…」
いや、やめてほしくない、すごく柔らかくて安心する。
「赤井部員ちょっと待っていろ、いつまでも胸だけの女に好き勝手されたくはないからな」
10分後、くに部長はコスプレしてきた腹部と胸が開いていて、下は黒下着とアミタイツという男を興奮させるためだけの格好だった。
それをくに部長のようなナイスバディに着られると、悩殺されてしまう!
「2人共勉強会じゃなくて悩殺会になってるんで帰ります!俺には月夜がいるんで!」
立ち上がり帰ろうとすると、くに部長が俺を引き寄せた。
握力が強く、くに部長の胸、お尻を強制的に触らされる。
「きみの男の部分が大きく成長している。月夜君をもう裏切っている!君の体はな」
くに部長はささやく!甘い…。
「これは生理現象で裏切りではありません!」
本町さんがハリセンで悩殺会のメンバーを叩く。
「勉強会にならへんほどいかがわしいんでやめてもらえます!赤点とりたくないんで!」
くに部長と俺と白山さんが謝ることになった!トホホである…。
そのあとは、静かに進み何事もなく終わった。
そのあと、広大な庭を敷地内移動車で入り口まで送られた。くに部長の金持ちレベルは度を越している。
それを月夜に送り、
「こんな豪邸に住むより月夜と一緒にふつうの一軒家に住む方が幸せだ」
とLINEで送った。
なにがあったのと聞かれ正直に話した。
「あの女………!既成事実………」
などとよくわからないことをいった後、
「明日は君の部屋にいくから!恋人らしいことをしましょう!」
恋人らしいことをする!?キスかな?
「いいよ、いっぱいしよう」
「こっちでリードするからまかしといて、京次朗!」
た切られた。
このことを妹に話すとお赤飯つくらなきゃ!
と腕まくりした。
なんでお赤飯?
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