第19話ゴールデンウィーク2
今日は月夜の買い物の荷物用係、だけど嬉しかった。何故なら誕生日のときのメンバーで大型温水プールレジャー施設にいくことになったのだ!
オカルト民俗学部の女子にウワキしないようにとびきりセクシーなのを買うらしい。
試着室でそれを見れるのだ!テンションあがる~!その発端はというと。
くに部長は家で結界を張りながら月夜に
「赤井部員は私の方が付き合いが長い観察対象だ。彼女だからって安心しないように」
と煽られたからだ。
「どう京次朗」
と試着室から水着と体を披露する!
童貞見殺しのビキニだった。スレンダーな体型がそそる!
「もう月夜しか見えない!」
「すごいでしょ!むねが大きいあなたの部長はここまで体をしぼってないないわ!」
「それはどうかな」
くに部長の声が隣の試着室から聞こえる。
パレオで下を隠してあるが、それが逆にボンッキュッボンのダイナマイトボディーに大人っぽさを与えている。
「どうかね赤井部員?」
「いいですけど…俺は月夜しか見えないです!」
「京次朗!それにしては先輩を見すぎなんだけど…!」
月夜がおこっている!
「今日の夜の主役は月夜の水着姿だ」
「もうエッチ」
といいながらうれしそうだ!
「彼女補正が入ってる乳なしに負けるとはな!屈辱的だな…」
「くに部長、俺のこと好きなんですか?」
くに部長な真っ赤になって、
「からかっただけだ!勘違いするな」
まるでラブコメの主人公になったようだ。
2人の美人にすきになられるなんて!
修羅場にならないといいが…。
と幸せな心配をして家に帰った。
俺は夜のおともに2人の水着姿を想像した。
いいだろ想像くらい。くに部長美人だし!
その頃、本町の家。
「赤井君彼女と部長の想像しとるで、勝ち目あるでこれは!」
本町の読心術は顔と名前があれば距離は関係ない。
「ミジャクジ様との闘いで彼がいなかったら死んでいた。吊り橋効果かもしれないが、彼に想像されるだけで嬉しい自分がいる」
「赤井君イケメンでスタイルもええからな!
うちも狙ったろか!」
「部長命令だ…やめておけ」
「はあ…わかりました」
松田國子は殺気と呪いを込めた命令をくだした。
そんなこともしらず赤井京次朗は後始末していた。
「最後に想像したの月夜の姿だ。俺に浮気はできないな」
妹が聞いていた。
その一人言はLINEで送られた。
「京次朗はきっとあの乳牛のことも想像してたんだわ!悔しい」
明日は晴れ、日焼け止めで一次接触していい雰囲気を作ろう!そうしないと負ける!と策を練る月夜だった!
もう一人赤井の動向を調べている少女がいる。式神が白山礼に赤井のエロ本の情報を暴露していた。
「赤井君は巨乳が好きなのか…これはコンプレックスで隠している胸をさらす時が来たようですね!」
サラシを外すと豊満な胸が飛び出した。
「赤井君のためなら恥ずかしささえ越えてみせる」
そう決意した彼女の胸はときめいていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます