第4話 被害

「うん。で、なんか今ね、風評被害じゃないけど逆に開けてると叩かれちゃうみたいな」


「あー、そうだよね」


「そうそう」


「大阪なんかもそう。市のね通報が」


「あ、やっぱりね。あ、なんかね、これからね、ほんとかウソかわからないけど名指しで言うんでしょ?」


「あー、言うこと聞かないとね」


「言うこと聞かないとね。そんなこと言ってたけどさ、なんかねー、どうなっちゃうんだろうねー。全然現実味ないんだけど」


「ないよな」


「ないよねー!」


「いつ10万円もらえるのか」


「えーそれ?w5月末だって」


「だから飲み屋も壊滅だろ」


「うん。だめだね。悲しいかな」


「あれ?いつまで休むって言ってたんだっけ?あ、やるのか」


「やるやるやる」


「ま、実際にやってるところもあるみたいだけどね」


「あ、そうなの?」


「うん。○○なんかやってるところもあるみたいだけどね、やっぱりね」


「あー、そうなんだ。なんか一応なんだっけ?S(在籍してたキャバクラ)も予約営業だから予約があったら開けますみたいな感じでやってるよ」


「うん。ねー」


「ねー、でもねー」


「でも2人ぐらいで行くからって言って店開けて割りに合うんかな、ね。ま、0よりは全然いいんかな」



「だって今さ、県外ナンバーとかさすごい嫌われてるよね」





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