前のエピソード――第×００４話 They arrived yesterday の yesterday が名詞になるらしい

（文字サイズ『大』、フォント『ゴシック』を推奨します）

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　書き込みテストその５

※ アンドロメダのイントロのテキストはなかなか魅力的なのですが、これは主題では無いので次にネタが無くなる数年後まではお御預けとします。

※ 今日は "both" が相関接続詞という名前だということを覚えました。"both A and B" で A と B が等位接続されてる点に注意っていう細かな指摘まで現代英文法講義って痒いところに手が届いてていろいろ凄いです。

※ この形態素付きのテキストを作成するために、独自のツールを作っているのですが、バグ・・・、では無く未設計の部分で色々修正が必要で大変でした。確か三年ぐらい前までは、ルビタグのルビ部分のテキストに一文字ずつスタイルシートを設定することが出来なかったはずなのですが、出来るようになったとなればいろいろと試してみたくなるものです。次の土日は是非これを楽しみましょう！

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◎ p1n1

　英：Some（S { ind }） say（Vt { vpr }）　（O {） (that)（cj★） the Commonwealth（S { ar／n }） would have fallen（11,Vt { ma／a／vpp }）　（M▶11 {） even（adv▶17） without（17,pre）　（pO {） Nietzschean（adj=n） treachery（n）　（}）　（}）　（}） .

　訳：ニーチアンの裏切りがなくても連合は滅びたとも言われている。

　【Hint】“that” は目的語(名詞節)を導く従属接続詞。通常は省略（★）されます。

◎ p1n2

　英：They（S { nc }） underestimate（Vt { vpr }）　（O {） both（coo） the Commonwealth（7,gc { ar／n }） and（coo▶7/11） the Nietzscheans（11,gc { ar／n }）　（}） .

　訳：だがこれは連合に対してもニーチアンに対しても、両方を過小評価している。

　【Hint】“both A and B” の “both” は相関接続詞（現代英文法講義 , 27.3 より）

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形態素マーカーの意味は一番最後にリストしています。

上記例文を印刷して色ペン等でマークしながら読んでいくと更に理解しやすくなります。

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■ 米語発音記号付き英文

◎ p1n1

　　Some（sʌm） say（seɪ） the（ðə） Commonwealth（ˈkɑmənˌwɛlθ） would（wʊd） have（hæv） fallen（ˈfɑlən） even（ˈiv(ə)n） without（wɪˈðaʊt） Nietzschean（ˈniʧíːən） treachery（ˈtrɛʧəri） .

◎ p1n2

　　They（ðeɪ） underestimate（ˈʌndəˈrɛstəˌmeɪt） both（boʊθ） the（ðə） Commonwealth（ˈkɑmənˌwɛlθ） and（ænd） the（ðə） Nietzscheans（ˈniʧíːən） .

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■ IPA & Jones 発音記号テーブル

https://agoandnew.com/tools_info/023_ipa_and_jones_table.php

※ 発音記号はいろいろなサイトから集めていますため、

　分りやすいように簡単な発音方法の説明を用意しました。

　ちゃんと英語の発音をマスターしたい方はこちらもどうぞ。

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■ 形態素マーカー・一覧

（“▶”は修飾先・関連等を示します）

◆ M:修飾語・副詞句/節 (名詞(句/節)以外を修飾) ◆ O:目的語 ◆ S:主語 ◆ Vt:他動詞 ◆ gc:等位接続詞等の対象範囲を示す ◆ pO:前置詞の目的語

◆ adj=n:名詞の形容詞的用法 ◆ adv:副詞 ◆ ar:定冠詞/不定冠詞 (the,a,an のみ) ◆ cj:(従属)接続詞 ◆ coo:等位接続詞／相関接続詞 ◆ ind:不定代名詞 ◆ n:名詞 ◆ nc:人称代名詞・主格 ◆ omit:(that等の習慣的に省略される語句) ◆ pre:前置詞 ◆ vpr:動詞・現在形

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■ 形態素（文型要素・品詞）表記方法について

ここに載せた英文解釈は様々な解釈法の内のひとつに過ぎません。このページでは『日本語訳に基づいて英文に形態素を振っている』ことにご理解・ご注意願います。

また、発音記号・文型判定・品詞判定等で間違いやおかしな点に気が付きましたらお知らせください。