これ、よければもらってください

第89話 コメントを書くって難しい

　応援コメントどうしようかな。

　カクヨムでは作品を「応援（ハート）」すると「コメント」を書き込めるようになってますが、応援した後、コメントを書こうかな、書くならなんと書けばいいだろうと悩みます。

　書き手としては、作品に☆がもらえたり、レビューを書いてもらうのはうれしいのですが、☆やレビューは一度きり。応援コメントは各話ごとに可能という違いがあって、連載ものでは応援をいただくことの方がずっと多いですよね。書き手にとって応援コメントは元気のもと。それがわかっているので、コメントは書き残したいなあと、いつも思っているのですが……。

　わたしの場合、読んでるときは「空っぽ」な状態になっていることが多くて、特に読みやすくて、よく書けているなと思う作品は「ふーん」という感想しか出てきません。

　応援ボタンを押して、コメント欄に「ふーん」って変だから。よく書けているなと感心する作品ほど無言応援になってしまいます。

　それと「あ、この人すごい。わたしには書けない作品だ！」と感じたものには、なかなかコメントできないですね。「わたしごときがコメントして馬鹿にされないだろうか」と尻込みしてしまいます。

　ホントは、――すごいな！――って感じる作品を書いている人とは、お友達になりたいし、「どうやってそのアイデアを得たんですか？」とか「どうすればそんな素敵な描写ができるんですか？」とか「上手になるためにどんな練習してるんですか？」とか、とても聞きたいんですよね。

　でも、コメント欄ってそういうトコロじゃないじゃないですか。だから、すごいなと思う作品ほど無言になっちゃいますね。

　でも、無言じゃなにも伝わらないので、なにかコメントを残したいです。

　――すごいですね。

って、一言でも書こうと思うのですが、「すごいですね」と言われても「ありがとうございます（なにがすごいんだろう？　この人謎……）」と思われそうなので、もっと書いた方がいいですよね。コメントもらった人が反応に困ってしまいます。

　でも、ある小説を良いって感じた感覚は、なかなか言葉では表現できないんですよね。どうすればいいだろうか。

　みなさんは、こりゃすごいと思った作品にコメント送りますか。コメント書くとしたら、どんなことを書くのでしょう？