第68話 本が溜まってゆく……

 カクヨムコンがはじまってから忙しい。

 理由は、フォロワーさんの作品を読んでいるから。薄情と思われるかもしれませんが、わたしはフォロワーさんの作品であっても小説はあまり読まないんです。読むのはほとんどがエッセイ。エッセイを流し読むのがとても好き。それに対して小説は流し読むのが難しくて(ストーリーを追わなくちゃいけないでしょ)読まないのです。


 カクヨムコンがはじまると、エントリーしたフォロワーさんたちに頑張ってもらいたいので、連載作に目を通してときどきコメントも入れるのですが、そうなると読まないわけにはいかないじゃないですか。いくつも読んでいると時間がいくらあってもたりない……。読むの遅いし。


 11月からリアルで読んでいる本が溜まってしまっています。ただ、わたしは「本を買わないとどうにかなってしまう病」にかかっているらしく、読み切ってないのにつぎつぎと本を買ってしまうんですよねー。


 いま手元にある読みかけの本が4冊くらい。


〇 アルフレッド・べスター『虎よ!虎よ!』(ハヤカワ文庫)

  オールドSFが読みたくなったので、SFオールタイムベストの常連であるこの本を買ったのですが。「??」です。おもしろいのか? わたしにはよくわかんないです。


〇 アーネスト・ヘミングウェイ『われらの時代・男だけの世界』(新潮文庫)

  以前、エッセイにも書いたヘミングウェイの短編集。うまく説明できませんが、「人間」や「人生」に焦点が合っている小説は、カクヨムの小説とは別物なんだなあと分かります。最後まで読まないと。


〇 伊藤俊一『荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで』(中公新書)

  学術的内容を新書向けに噛み砕いて書かれた「荘園」の本。いつか中世を舞台に伝奇モノを書きたいんですけど、中世ってめちゃ魅力的だと思いません? 中世を描こうと思ったら「荘園」を知らないとだめ、たとえば――(語りはじめると長くなるので割愛)


〇 ガブリエル・ガルシア・マルケス『百年の孤独』(新潮社)

  むかし、わたしの小説が「ガルシア・マルケスの『百年の孤独』に似てる」と言われて以来、「いつか読んでみよう」と思ってた小説。文体が難解なので時間のあるときに、ちびちびと読んでいこうと思う。


 カクヨムコンが落ち着いたら読むぞ。




☆お願い☆


 月に二度、開催している三題噺の自主企画向けに、今月もお題を募集しているのですが、カクヨムコンで「えらいこっちゃ」になっている皆さんからスルーされてしまっています。


 目についたもの、心の叫び、今朝の夢、なんでもいいので、藤光の近況ノートに落っことしてもらえると助かります。よろしくお願いします。


https://kakuyomu.jp/users/gigan_280614/news/16816700429493517099 


夏緒さん、ありがとうございました。

あとふたつ。誰か〜。お題〜。


柴谷染さん、ありがとうございました。

あとひとつなんです。だれか~!!


烏川ハルさん、ありがとうございました。

これでみっつ集まりました。


次回、三題噺のお題は「つらら」「トンネル」「アイスクリーム」です!

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