第67話 ランキングの落とし穴
きょうもカクヨムコンの話から書くのですが……、カクヨムコンのランキングが表示されるようになりましたね。見ましたか? 初日、キャラクター文芸部門にエントリーしている『真・青海剣客伝』が部門別で26位でした。
――すげー。
喜んでいたのですが、昨日は41位。今朝見ると44位でした。
見事に転落していっている!
――あー。このランキングは見ちゃだめなやつだな。
と思いました。なんかこのランキングを毎日見ていると「ランキング上げないと!」「ランキング上げるためにはどうしたらいいんだ」と考え始めて、作品の出来不出来より、ランキングを上げることに執着してしまいそうで怖いです。いやいや、そんなことはしたくないんだ。
わたしはランキングを上げるために小説を書いているのではないんだ。それを見失ってはいけない。そうならないためには、まず、ランキングは見ないことだ。……ということで、カクヨムコン終わるまでランキングは見ないことにしました(笑)
――触らぬ神に祟りなし
ランキングって、それを見てる人は「ランキングを利用している」と思っていますが、よく考えると「ランキングに自分の意思を操作されている」とも言えるわけで……。
ネットで物を買うときに顕著ですが、「こんなの欲しいな、参考でランキングを見てみよう」ってなるじゃないですか。そして、ランキング上位の商品を見ているうちに「自分が欲しがっていた商品より、もしかしたらこの1位や2位にランキングされている方がいい商品なのかな」と思い始めるってのもあるあるですよね。
人の評価はあくまで人の評価であって、自分に合う合わないは、自身で使ってみてはじめてわかることでしょう。自分が「いいな」と思ったやつがベストのはずなのですが、人ってものは「みんながどう評価してるか」ってことをとても気にしますからねー。
去年の今頃、「えっ、まだ『鬼滅の刃』観てないの?」って妙な圧があったじゃないですか。興味がない人にとっては大きなお世話ですが、ランキングって人を無神経な生き物にしますよね。
適度に距離を置くのが「吉」でしょう。
ただ、ランキングはともかくある程度読んでもらわないことには、中間選考通らないので『真・青海剣客伝』読んで下さーい。今日で第二章完結です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428600103917
あと、短編部門にもエントリーしました。50年後の未来、いまだに続くコロナとの戦いで変容した人類社会の傲慢と挫折を描く7000文字です。(お、社会派SFみたいなアオリだな)
『老いたる象の歌』
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