第57話 ハイ・ファンタジー書きたいな
カクヨムコンの下書きをちまちま書き続けることによって、ややテンションのおかしくなっている藤光です。澄田さんのエッセイで「ハイファンタジーをカクヨムコンのどこに応募するべき」みたいなことが書いてあったので、今回はハイファンタジーについての独り言です。
なにをもってハイファンタジーと呼ぶかについて、ファンタジー好きのみなさんの中ではいろいろと基準があると思います。が、ここではわたしは「これってハイファンタジーかな」と思う小説についてだらだらと書いてみようと思います。すみません、かなり疲れてます。
トールキンの『指輪物語』は、いまのファンタジーの源流じゃないですか? 読んだことないけど(笑)コンピュータRPGをいくつも遊んできましたが、ファンタジーRPGは『指輪物語』の強い影響下にありますし、コンピュータRPGこそが現代の「いわゆるファンタジー」の世界観を支えてますしね。
ファンタジーとは区分されませんが、わたしのハイファンタジー観を決定づけたのは、M・Z・ブラッドリーの『ダーコーヴァ年代記』です。ダーコーヴァと呼ばれる惑星を舞台にした「剣と超能力の世界」を描いたSFです。誤解を恐れずに言うと、フリーセックスや同性愛、異種族間の性交渉なんかが描かれた腐女子の雰囲気を持つ作品群です。
小野不由美さんの『十二国記』を読んだときは、めちゃくちゃ驚きました。こんなのありかと。SFマガジンでレビューされてて知りました。(ほんどSFマガジン買うことないのに、たまたま)小野不由美さんのあたまの中がどうなっているのか見てみたい。どうやって思いついたんだろう。
三浦建太郎さんの『ベルセルク』は、マンガにおけるダークファンタジーの指標と呼べる作品です。そのスケールと熱量は、読む人を圧倒します。『ベルセルク』を読む前と、読んだ後ではその人のファンタジー観が変わります。ほんと。三浦さんが亡くなってしまったことは、返すがえす残念でなりません。
上橋菜穂子さんの『獣の奏者』を読んだときに「日本のファンタジーはここまで来たか」と思いました。小野不由美さんの『十二国記』は、おとぎ話めいていましたが、『獣の奏者』は更に一段階上のレベルにあります。わたしは、これまでにこの作品以上におもしろいファンタジーを読んでないです。これよりおもしろいのがあるって方、ぜひその作品を教えてください。
ジョージ・R・R・マーティンの『氷と炎の歌』シリーズ読んだことありますか? 10年くらい前かな、何巻か読んだのですが。すごいです。なにがって、なにもかもすごいです。ちょっと登場人物のアクが濃いので、人によって好き嫌いあると思います。胸焼けする人もいると思います。読者を選びます。ただ、すごい。続きを買って読んでみようかな。。。
今回はただ、なんとなくだらだら書いてしまいました。
元気出てきたら、もうちょっとマシなものを書こうと思います。カクヨムコン終わったら、ファンタジーを書きたいなあ。ではでは。
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