第53話 書籍化の向こう側
カクヨムの公式レビュワーのレビュー記事。読みます?
わたしはほとんど読まないのですが、11月5日のレビューは珍しく読みました。それはレビュワーさんが若い女性だったからです(爆)
いま書店で『人生を狂わす名著50』って本が話題になっているのですが(わたしだけ?)、この本の著者、三宅香帆さんが今回の公式レビュワーです。本自体は、立ち読みしただけで「あ、ここに紹介されている本は、ちょっとわたしには難しそう。読むにはお金も時間もない」と思って買っていません。でも、話題の書評本の著者さんがどんなレビュー書くのか気になるじゃないですか。
で、わたしが読んだレビューが、「小説家という夢がかなった後の光景」というレビュー。レビューで紹介されていたのは、元書籍化作家さんのエッセイ。「小説家になろう」で連載していた小説が「ネット小説大賞」を受賞。書籍化された、その後を描いたエッセイです。
https://kakuyomu.jp/features/16816700428634776214#selectedWorkReview-16816700428643071279
ここにわたしがエッセイの内容を書いてしまっては、カクヨム作家として仁義を欠くことになると思われるので書きませんが、連載の原稿はあっても本が売れないとホントに次の一冊って出ないんだなと思い知らされました。Web作家の書籍を出すって、出版社にとってはギャンブルなんですねー。作家としてはつらい。
ただ、この人。一冊で打ち切りと分かってから、Webで小説を読んでもらい収益を上げるという方向に力を入れはじめます。カクヨムでも小説を公開していて、じっさいにリワードがいくら、いくらの収入があるとエッセイに書いてありました。カクヨムロイヤルティプログラムで利益を上げている人をはじめてみました。ほんとにそんな人いるんだと妙な感心の仕方をしてしまいました。詳しくはエッセイを読んでください。
このエッセイを読むと、わたしは真剣にWeb小説に取り組んでいるとは言えないなーと思いました。ロイヤルティプログラムで稼げるなんて、まったく思っていないですから。趣味の延長で、うまくいれば書籍化してもらえるかもしれないと甘いこと考えているだけです。目標は、自分の本を出すこと。このエッセイの作者さんは、その向こうを覗き込んだ人なんですよね。
なにかの拍子で、わたしも書籍化の夢が叶ったら、この人のように「書籍化の向こう側」の人になってしまうかもしれません。そのときわたしは、どんなふうになるんでしょうか。自分で、自分に興味ある(笑)
ま、そのためにもカクヨムコンで一発大きいのを当てないと。
とかいって、今夜も書いてない~!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます