　自主企画やってます。ほそぼそとやってます。

　いまも「自主企画」から探していただくと、『三題噺の競作３』というのがあると思いますが、藤光の企画です。内容は、

「お盆」

「蚊」

「お墓参り」

三つ字句またはテーマを組み込んだ短編小説を募集します……（自主企画から丸写し　汗）というもの。

　お題に沿った小説を書かなければならないという企画の性質上、投稿作は少なくなる傾向にあります。『三題噺の競作３』はわたしの書いたものも含めて７作品集まりました（２０２１年8月26日、現在)。

　すでにある程度仕上がっている作品を読み合う企画（このパターンが非常に多い）と比べると、投稿作はずっと少ないです。わたしもほとんど作品が読まれなかった作家のひとりなので、読み合い企画に作品が集まる理由は痛いほど分かります。でも、上達しようと思ったら、読み合いじゃ……読んでもらいたい作品を読んでもらうだけじゃだめなんですよね。

　もっとこう……自分の得意なところと同じくらい、得意でないところにも向き合っていかないと。そう思ってじぶん自身に三題噺というノルマを課してきたのですが、それをわたし一人じゃなくて、カクヨム作家さんと一緒にやろうという企画だったのです。なので、投稿してくださっている方の「三題噺にチャレンジしてやろう」「三題噺を楽しんでやろう」という気持ちが伝わってくるこの企画は、主催していてとても楽しいですね。参加してくださってありがとう――って感じます。

『三題噺の競作４』もやります。つぎは９月ですね。

　つぎはどんな作品が集まるか楽しみですし、わたし自身がどんな小説を思いつくのかも楽しみです。がんばるぞー。　