第2話 『カツを入れろ!』


 ぼくは、ぶちママに、親子丼を頼みました。


 今日、昼間コンビニで買って、冷蔵庫に入れておいたから、必ず、あるはずだと思いました。

 


 すると、奥で固まっていた、カージンゴが、いつの間にか、カウンターにやって来ていました。


 カージンゴは、はとさぶろに比べても、かなり大きいですから、動きは目立つはずですが。


 さすがは、スパイ・カラスです。


 気配を消去しているのだあ。



 『やましん。相変わらず、しゃんとしないかあ。カツを入れんかあ〰️〰️〰️〰️〰️。』


 『カツが入るくらいなら、もうちょっと、出世してるよな。たぶん。』


 ぼくは、不機嫌に呟きました。


 カラスさんに、そんなこと、言われたくもありませんしね。


 すると、ぶちママが、カウンターの向こうから、どんぶりを差し出しました。


 『にゃん。親子丼。サービスで、カツ入れたにゃん。』  😠✨


 

   ・・・・・・・・・・・

             🍜 🐈

 


 


 

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