第2話謎の言葉

 なんてことだ、異世界にきたらやはりチート技を数々こなし、女の子にモテモテハーレム生活が待っている訳だ。

 俺はそこにいる乳の大きな女の子まさにパイビューの娘に惚れられるのかと思うとワクワクしてくる。

 だがここはどこだ。大草原だ、大草原の小さな家はないが。

 目の前の女の子に問いただしてみた所やはりニムルノの国という所らしい。

 そんな所日本にはなかった。それにこの娘は俺をニートクルセイダーと呼んだ。

 たしかにニートだったがセイダーではない。

 「大丈夫ですか?」

 ぱちくりした目を俺に向けて首をかしげるおっきい女の子。

 「あぁ大丈夫だ。少しチビったが気にするな」

 格好つけて立ち上がり肘と膝についた草をパンパンとはたく。

 「よかったぁ、あっでも大丈夫ですよね。なんせ、ニートクルセイダーですもん」

 ニコニコ眩しすぎる笑顔を俺に向ける。

 惚れてるな。

 ん? まてよ、また変な事言わなかったか?

 「ニートクルセイダー?」

 

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