ニートクルセイダー
星ぶどう
第1話 はじまり。
鼻毛を抜いていると長いのが抜けてそれに幸せを感じている、
「なんで当たり判定なんだよ!よけただろ!」
二十代後半には誰にでもある悩みを叫びつつまた鼻毛抜きに専念する。
どぶとい鼻毛が抜けておお!となっていると俺の鼻の穴から大量の鼻血が飛び出し、畳はスプレーで染めたのような赤に染まった。
俺はそこへぶっ倒れて生暖かいのと鉄の匂いをかぎながら、意識が無くなっていくのを感じる。
(俺、仕事しないまま死んじまうんだ)
★
やはり俺は死んでしまったのか、周りが見たこともないような草原に囲まれている。
ニート(処女)な俺は鼻毛を抜いて死んだ偉業を成し遂げたと頷く。
倒れてそのような事を考えているとぺしぺしとほっぺを叩く音が聞こえた。
俺はゲーセンにある太鼓のゲームじゃねぇ!
そう言ってやろうと起き上がると二つの風船にぶつかった。
かなり柔らかめの風船である。
おもわずにゃ~という顔をした。
しかえしにその柔らか風船をぺちぺち叩いてやった。
「あん!」
喋った?
そこにいたのは大きなおっぱい(そうあの風船はおっぱいだった)
「ようこそニートクルセイダーさんここはニムルノ国です」
おめめくりくりの細いが出るとこは巨大な萌えコスプレ少女がそこにいた、がかなりクオリティの高い衣装、まさか!
とんでもねぇ事だここはゲームやアニメでお馴染みの異世界かも知れねぇ。
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