妊活に効くエッセイ

ケーゲル体操 骨盤底筋の強化

　妊活小説で骨盤底筋の強化の話を書きました。

　これはケーゲル体操と言います。

　もともとは1940年代にアメリカの産婦人科医が発案したもので、彼の名前をとってケーゲル体操と呼ばれています。

　自然分娩での出産を経験した女性は男性器よりも大きな赤ちゃんの頭を通すため、産後しばらくはアソコが緩くなりがちです。

　また年を取ると女性のほうが尿漏れしやすくなります。

　この尿失禁を改善するための体操、骨盤底筋群を鍛えるトレーニングを考えたのがケーゲル氏なのですが、実際に体操を始めた人から締まりがよくなったと、性生活にも良いことが報告されたそうで、尿漏れ防止のためだけでなく、セックスの向上のために実践する若い女性も増えたというわけです。

【ケーゲル体操の方法】

①トイレに行って膀胱を空にする

②仰向けに寝て、両足を肩幅程度に広げて軽く立てる。

　その状態で骨盤底筋（尿道・膣・肛門）をきゅっと締めたり、緩めたりを繰り返す。

　最初は4秒維持したあとリラックス。

　これを4～５回繰り返す。

③次は10秒キープでリラックス。

　できれば10回を1セットで1日10回くらい。

（以上）

　慣れたら椅子に座ったバージョンとか、立ったままとか、いろいろあります。

　下半身の筋肉を締める・緩めるを繰り返すだけの体操なので意識すれば毎日できるかもしれません。　

　文章だと分かりにくい場合は「ケーゲル体操」で検索すると、プロの方が図解や動画で多数紹介してくださっているので、興味のある方はそれを見ながらレッスンするといいかと存じます。