2024年9月18日 落選確定
すっかり遅くなりましたが、9月18日の落選カレンダーです。
夕方ひとつ発表がありました。
2024年9月18日 落選確定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第225回「雨上がり」
(2作品応募)
だいたい2週間おきに、水曜日に結果発表のコンテストで、今回の発表予定は「9月中旬」。9月中旬に該当する水曜日は9月11日と9月18日でしたが、前回が9月4日だったので9月11日では早すぎるし9月18日の方だろうと思っていました。
その点は予想通りでしたが、残念ながら結果は落選です。今回の応募は既存の作品と新規執筆が1作品ずつで、まあそれほど期待できる出来ではなかったにしても、やはり残念は残念です。
今回は総評に面白いことが書かれていたので、まずはそれを引用してみます。
> 受賞作品は、雨が降ったあと特有の自然状態を活かしたり、登場人物の心情と天候をシンクロさせ共感性を高めたりと、テーマを物語に活かすことがおもしろさにも繋がっていました。
> 一方で雨や天候の変化がただの舞台装置・背景となっている作品も多かったのは、少し残念だったと言わざるをえません。自分の作品の中でテーマがどのような役割を持っているのか、ぜひ一度、俯瞰して考察してみてください。
前半部分、受賞作品がどのように良かったかという話ですが、特に『登場人物の心情と天候をシンクロさせ共感性を高めたり』という記述に興味を惹かれました。
小説では描写が必要、描写が足りないと単なるあらすじっぽくなってしまうというのは常々感じさせられることですが、この「描写」というのは、ただ目に見える情景などを書くだけではダメなのですよね。それが登場人物の心境などを反映してこそ意味のある描写になる……みたいなことは、私も頭では理解していますし、時々は偶然できたりする場合もある。それを改めて、短編コンテスト応募の際にも意識した方が良いと考えさせられました。
後半部分もためになる話ですが、特に『一方で雨や天候の変化がただの舞台装置・背景となっている作品も多かったのは、少し残念だった』という部分。テーマへのアプローチとして、テーマが単なる舞台装置や背景ではダメだということ。それが改めて明言されたのは大きな意味があると感じました。本気で受賞を狙うのであれば、ちょっとテーマにかすっている程度では応募しても無駄ということですね。
一般公募とは異なり小説投稿サイトのコンテストの場合、web小説として面白かったり読者評価が高かったりしたら、たとえ少しくらい募集テーマから外れていても許されて評価されてしまうのではないか。そんな疑念もあって、ついつい受賞作品の星の数などをチェックしたくなるのですが……。
今回みたいな真面目な総評が書かれているのであれば、そんな心配はなく、きちんとテーマに則って選考されたのでしょうね。
だからまあ今回は必要ないのでしょうけれど、一応いつも通り、発表直後の数分以内に受賞作品の星の数などをメモしておいたので、こちらにも記載しておきます。
受賞10作品の星の数は、最大370で最小3。いつも通り星50で区切ってみると、星50以上は8作品つまり80%ありました。
作品文字数に関しては、短くて当然な「超短編賞」を除く9作品のうち、最小が3,098文字で最大が7,999文字。最小の3,098文字が最も高評価だった「大賞」なので、それだけでも文字数が評価に関係ないのはわかりますが、それでも受賞作品の中には最大の7,999文字以外にも7,998文字や7,989文字があったりするので、相変わらず文字数上限ギリギリな作品は結構多いようです。
受賞の下の枠についても見てみると、星の数に関しては、最大509で最小30。星50以上は14作品のうち12作品つまり85.7%なので、受賞作品の「80%」同様、星の多い作品が多かった印象です。
とはいえ、上述のように今回は星の多寡などとは無関係な選考基準があったはずであり、たまたま「星の多い作品が多かった」ように見えるだけなのでしょうね。
さて。
これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。
2024年10月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第226回「届けたい○○」
(2作品応募)
2024年10月中旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第227回「あと一回」
(1作品応募)
2024年10月下旬予定(一次選考)
「小説家になろう」第12回ネット小説大賞
(223作品応募)
2024年11月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第228回「山」
(3作品応募)
2024年11月中旬予定
「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第20回「ダーク/アンチヒーロー」
(1作品応募)
2024年11月下旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第229回「ただいま」
(1作品応募)
2024年12月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第230回「集める」
(1作品応募)
2025年1月予定(中間選考)
「エブリスタ」HJ文庫&HJノベルスWeb小説コンテスト
(1作品応募)
応募作品数だけ増えたコンテストはありません。
応募コンテストそのものの追加は1つあり、「エブリスタ」超・妄想コンテスト第230回「集める」に1作品応募しています。
発表で1つ減った分と相殺する形となり、結果待ちは全部で8コンテストのままです。
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