3

[メイン] KP : では!扉は簡単に開きます。

鍵はかかってなかったようです


[メイン] KP : 室内は雑多な物で溢れかえり、雑然と散らかっていた。

机といった家具の殆どが倒れていたり、本棚は木の板をまるで手で割いたかの様に節々が割れている。ゴミ袋は溜めこまれ、この室内に漂う悪臭の一要因になっていた。


[メイン] KP : 調べられそうな場所は、机と本棚だ。

中には特に誰もいない


[メイン] 楸谷徹 : いないんかいっ…。簀巻きにされた凛ちゃんを助ける絵まで浮かんでいたというのに。

机から調べます


[メイン] KP : いなかった!

心理学or精神分析でどうぞ


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=85 【心理学】 (1D100<=85) > 75 > 成功


[メイン] KP : 机はまるで投げ倒されているようであり、その周辺にも家具が寄せ集まっていた。

しかし違和感を覚えるのは、その家具の集まり方がまるで何かを意図的に隠すかのような配置であるという事だろう。

机をどけると、床に地下へと続く扉を発見する。


[メイン] 楸谷徹 : 「…!」

本棚を見たら地下へ降りてしまいましょう


[メイン] KP : 本棚!


[メイン] KP : その様子から物らしい物などはないように思えたが、割れた本棚の上段に一冊の本だけが 置かれている。

皮の装丁がなされた色褪せた本だ。英語で本の題名が書かれている。


読むのならば英語をどうぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=30 【英語】 (1D100<=30) > 15 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : いけてしまいました


[メイン] KP : タイトルは「ニューイングランドの楽園における魔術的驚異」というらしい。

何故か、足がすくむ感覚が貴方を襲った。


SAN値チェック 0/1


[メイン] 楸谷徹 : これで千歳のSAN値を溶かさずにすみます…


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 5 > 決定的成功/スペシャル


[メイン] KP : ここで!


[メイン] KP : 中を開くと、ページが何十何百も、というわけでは無い。

ごっそりと全てのページは抜き取られ、その本は表紙だけとなっていた。


[メイン] 楸谷徹 : 「…!面白そうな本なのに。もったいないことです」


[メイン] 東 千歳 : 「面白そう…か?」(読める人)


[メイン] 楸谷徹 : 「魔術って、響きが不可思議で面白いですよ」


[メイン] 東 千歳 : 「…好奇心旺盛だな」


[メイン] 楸谷徹 : 「前世は猫ですね」


[メイン] 東 千歳 : 「ああ…」(わかる)


[メイン] KP : 地下に降りるんだっけ!


[メイン] 楸谷徹 : はい!


[メイン] KP : 地下への扉を開いた。

するとまるで可視化されたかの様な濃厚な腐臭がむわりと沸き上がり、貴方達の鼻を塞ぐが如く醜悪さをもたらした。訳の分からない甘酸っぱさに汚泥を混ぜたような香りだ。不愉快を通り越すに十分だろう。そして眼前に現れたのは蚊柱のように群飛する蠅どもである。


[メイン] KP : 耳元で囁く彼奴らの羽音は、ゾクゾクと鳥肌をもたらすかもしれない。

加えて、地下へと続く階段を崖のように見立てて登り迫るのは、大量の産み落とされた蛆虫である。

貴方達の足元で放射状に散っていくうす黄色いうねりとした子供たちは、餌を求めて伸び縮みし、這いずり回っているようだ。先の暗闇にこの臭いや虫どもの元凶があるに違いない。しかし見ている光景は極めて不快だろう


[メイン] KP : SAN値チェック 0/1d3


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 64 > 成功


[メイン] 東 千歳 : CCB<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 86 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] system : [ 東 千歳 ] SAN : 60 → 59


[メイン] KP : 階段を一歩一歩下がっていく。

臭いは進めば進むほどより濃厚になり、じめりとした陰湿な空気が貴方達を撫でて、服がピタリと肌に張り付いた。湿気が非常につよい。下がるごとに薄暗さを増し、光源は手元のライト類だけが頼りだ。


[メイン] KP : かつん、かつん、と貴方達の足音が、この狭苦しい通路内で反響し、鼓膜に届き、脳を犯し、精神に直接揺さぶりをかけるような不安と恐怖を、貴方達は自ら味わわなければいけなかった。暫く不安に苛まれていれば、重厚な鉄扉の前にたどり着くだろう。


[メイン] KP : 扉を


[メイン] KP : あけますか?


[メイン] 楸谷徹 : 極めて不潔で、不気味で、恐ろしい地下の世界。これ以上進むのをやめてしまいたいほどです。それでも…


[メイン] 楸谷徹 : あけます


[メイン] KP : …厚い鉄扉を開いた。


[メイン] KP : 扉の先の光景に、貴方達は愕然と膝を落とすかもしれない。

そこには死体があったのだ。腐乱し、黄色と白の混濁した脂肪やタンパク質が、ぶくりぶくりと斑点を浮かべまる見えになっている。


[メイン] KP : この場の強い湿気にしばしば当てられていたからだろうか、肌の一部は紫色に変化しどろどろと液体のように溶解を始めているのだった


[メイン] KP : 白骨化した顔面の、眼球のない落ちくぼんだそこからぼとり、と落ちたのはうどん玉のような塊になった蛆虫である。

どうやら死体が苗床になっているようだ。数十匹の青蠅が旋回し、 自身の子供を死体に孕ませている。


[メイン] KP : 植え付けられたその皮膚から肉を食い出てくる子供達。


[メイン] KP : それだけでは、なかった。


[メイン] KP : 何とか残っている舌は本来出るべきでない場所から飛び出していた。一瞬、それはネクタイのように見えた。間違いではない。舌をネクタイのように見立てているのだった。


のどと顎の中間、そこから無理やり穴をこじあけ、舌をひねり出しているのだった。‘‘コロンビアネクタイ‘‘という古来の拷問方法である。


[メイン] KP : 一体、どうしてこんなことまで。

薄っぺらな精神は、いとも簡単に剥がれ落ちるかもしれない。


困惑と絶望に飲まれながら、この部屋を見なければならないのだ。


[メイン] KP : SAN値チェック


[メイン] KP : 1d3/1d6 (1D3/1D6) > 3[3]/3[3] > 1


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 86 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : CCB<=59 【SAN値チェック】 (1D100<=59) > 98 > 致命的失敗


[メイン] 東 千歳 : 1d6 (1D6) > 2


[メイン] system : [ 東 千歳 ] SAN : 59 → 57


[メイン] KP : 1d6でどうぞ


[メイン] 楸谷徹 : 1d6 (1D6) > 4


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 65 → 61


[メイン] KP : 鉄タイルが敷かれたその部屋は、上に比べて整理整頓がなされているように思える。


[メイン] KP : 探索可能箇所

机、作業机、本棚、死体


[メイン] 楸谷徹 : …死体から見ます


[メイン] KP : 医学or目星でどうぞ


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 99 > 致命的失敗


[メイン] KP : そうだな、…この死体をこれ以上見るのも嫌なのかもしれない、

ファンブルなので千歳もこの死体は見ようとしません。


[メイン] 楸谷徹 : 「…いやです、いやです、もう帰りたい」


[メイン] 東 千歳 : 「…」


[メイン] 楸谷徹 : 「このへやで息をするのも嫌だ。もう…おえっ、ぅ」

吐き気を必死に堪えています。腐臭と蛆と蝿と、溶けかけの亡骸と…普通の人間には到底耐えられるものではありません


[メイン] 東 千歳 : 「…」(貴方の背中を撫でた)


[メイン] 楸谷徹 : 苦しそうな呻き声を上げています


[メイン] 東 千歳 : 「…上に戻るか?…もう鬼嶋凛なんてほっとけばいい。」


[メイン] 楸谷徹 : 「ぅー」との曖昧な返事です。とても戻りたそうですが、僅かばかりの良心の呵責でさえ今の僕には大きなハードルのよう


[メイン] 東 千歳 : 「…上で待ってて。俺が調べるから」(上に連れていこうと引っ張った)


[メイン] 楸谷徹 : 途端に千歳はぎゅううと掴まれる。今 貴方から離れるのはとても怖い


[メイン] 東 千歳 : 「!」


「わかった」(ぽんぽんと貴方の頭を撫でた)


[メイン] 東 千歳 : 「…何処にもいかないよ」


[メイン] 楸谷徹 : 胸板に顔をうずめて、生きている貴方の心臓の音を聞き、何度か名前を呼びました。少し落ち着いてくると探索が開始できます


[メイン] 東 千歳 : 「ん、ここにいるよ、大丈夫」


[メイン] KP : かしこまりです…!


[メイン] 楸谷徹 : 机から調べます…


[メイン] KP : 机の上にはルーズリーフや紙などが大量に山積している。

どれにも計算式や図形のような 物が描かれている。犯人が思惑を計画立てていたのかもしれない。


[メイン] KP : 目星をどうぞ


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 68 > 成功


[メイン] KP : その中で半分におられた一枚の紙片を発見する。開いて見てみれば、

「星形の中心に目のマーク」

が描かれていた。何かの紋章かもしれない


[メイン] 楸谷徹 : 「…やっぱり魔術嫌いです。嫌いになりました」


[メイン] 東 千歳 : 「…同感」


[メイン] 楸谷徹 : 作業机も見てみます


[メイン] KP : 作業机には‘‘女性が乗っている‘‘


[メイン] KP : …詳しく確認、しますか?


[メイン] 楸谷徹 : SANチェックのよういはばっちりです。かくにんします。


[メイン] KP : 貴方が女性だと思い込んでいたそれは、女性ではなかった。

なぜなら顔を覗き込んだ時、見えたものは眼球ではなく作業机の表面であったからだ。

皮だ。横たえられたのは女性の皮をつなぎ合わせて作られた、女性のドレスだったのだ。


髪、顔、胸、腹部、四肢、全ての部位、皮が糸によって丁寧に裁縫され、ひとりの女性を作り上げている。目も当てられぬ程におぞましい。気持ちが悪い。恐ろしい。

貴方はそう思う事だろう。犯人は如何なる思考をもってしてこれを作ったのだろうか。それは、常人が図れるものなどではないのだ。


[メイン] KP : SAN値チェック 1d3/1d6


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 56 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : 1d3 (1D3) > 2


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 61 → 58


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 58 → 59


[メイン] KP : 他に机には、恐らく死体を解体する為の道具一式が揃えられている。

隅には白い粉のような物。恐らく住宅街で預かった粉(イブン=グハジの粉)を精製していたのだろう。


[メイン] 楸谷徹 : 顔色を悪くして、そろそろ倒れてもおかしくありません


[メイン] 東 千歳 : 「!」


「もう、無理しない方が」


[メイン] 楸谷徹 : 「…っ」首を横に振ります


[メイン] 東 千歳 : (…そっと体を支えた)


[メイン] 楸谷徹 : 本棚へ行きます


[メイン] KP : 本棚には様々な本は置かれている。

主なジャンルは高校生でも理解できる簡易な医学書で あったり、家庭科の裁縫の仕方を手解きした本などだ。


[メイン] KP : 図書館どうぞ


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【図書館】 (1D100<=65) > 48 > 成功


[メイン] KP : 貴方はその中で‘‘diary‘‘と書かれた本を見つける。恐らく犯人の直筆だろうか。


[メイン] KP : 開きます…?


[メイン] 楸谷徹 : 日記ですかね。開きますよ…


[メイン] KP : 「7 月 10 日

偶然通りかかった古本屋がどうにも気になった。本なんてめったに読まない俺が珍しいと自嘲しながら足を運んだ。

店主は腰の折れたしみったれたばあさんだった。

隣には大柄の黒人がいたが、それがまた奇怪だった。


ばあさんは俺が店に入ってくるや否や、 俺の口外できぬ趣味を的確に当ててきやがった。

あまりに驚いたもんで、どうしてやろうかと考えたが、その前にばあさんは俺に一冊の本を 渡してきた。

触れた瞬間、ゾクリと総毛立つ恐ろしさを感じた。気がつくと俺は路上で倒れて寝ていた。店は穴倉と化していた。」


[メイン] KP : 「7 月 15 日


俺はこの本にとりつかれたのかもしれない。

この本なら、きっと俺の願いをかなえてくれる。


俺は味わいたいんだ。女すべてを。」


[メイン] KP : 「7 月 28 日


あぁ、無貌の神。あんたは俺の前に現れてくれるのだろうか。

俺の願いをかなえてくれるのは、きっとあんたみたいな神様しかいねぇんだ。」


[メイン] KP : 「8 月 10 日


今日、女を一人殺した。

電話がぺちゃくちゃとうるさいもんだから、ひっと らえて殴り殺した。

沈黙した死体を何度も犯してみた。俺は女の体についてまだ何もしらないようだ。


だが顔だけはいいようだからもらった。

折角だから仕事を隠れ蓑にやってみだが、ほとんど怪しまれねぇで功を奏したようだ。

血はばら撒いて、呪文をかけておくんだったっけか。これで 1 つ目を終了した。」


[メイン] KP : 「9 月 10 日


また女を殺した。

前回のは少し大胆すぎだったろうが、今回は変装とかして 色々ごまかした。


これで大丈夫だ。前から気になっていた黒髪のロングの女だが、殺してなでてみたら、やっぱりさらさらで気持ちよかった。


この女からは髪ももらおう。二つ目を終 了した」


[メイン] KP : 「10 月 10 日


今日は少しコースを長く運転して、町中を観察していた。

スタイルを見せびらかすようないけすかねぇ大学生がいたもんだから、お望みのとおり剥き出しにして殺してやった。


こいつからは胸をもらおう。三つ目を終えた。順調だ。」


[メイン] KP : 「11 月 10 日


目の前でいちゃついてるカップルにむかついて、目の前で女をひったくった。


道のはずれで女を殺して、追いついた男に見せ付けたら、心底絶望していた。

それが面白くて、仲良く二人で逝かせてやった。男は自宅にもって帰った。


これで四つ目。ついでに 5 つ。もうすぐ完成する。」


[メイン] KP : 「12 月 6 日


今日も町を散策していたら、ずいぶんと前に警察で世話になった精神科医の 先生が、娘引き連れて散歩していた。

俺はあいつのすべてを見透かすような態度が気に食わなかった。

俺の何がわかる、俺が異常だって?

てめぇが正気かどうかもわからねぇくせに。


お前らの言う正気はいったいどこの誰が保証してくれんだああクソクソクソクソクソクソ クソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソソ明日娘をさらって殺すと決めた。

儀式の最後はこいつをささげる」


[メイン] KP : 「12 月 9 日


すべての準備は整った。

方角や距離を計算するのに馬鹿な俺の頭では苦労した。

あとは目を描くだけだ。

そしてささげるんだ。中心で。


無貌のあいつに会うために」


[メイン] KP : 次のページを確認すると、茶色く褪せたページだけで文面は書かれていなかった。


あなたが日記を読み終わったと思ったその瞬間、白紙であるはずのそのページに真っ赤な線で唐突に文字が浮かび上がったのだ。



[メイン] KP : 俺


[メイン] 楸谷徹 : 「!」


[メイン] KP : の


[メイン] KP : 日


[メイン] KP : 記


[メイン] KP : を


[メイン] KP : 読


[メイン] KP : む


[メイン] KP : な


[メイン] KP : SAN値チェック 1d3/1d6+1


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=59 【SAN値チェック】 (1D100<=59) > 50 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 59 → 58


[メイン] KP : 描写は以上!


[メイン] 楸谷徹 : 赤い文字を見てしまい、弾かれたように本棚から飛び退きました


[メイン] 東 千歳 : 「!」(ばたばた近付いてきた)


[メイン] 東 千歳 : 「…大丈夫か」


[メイン] 楸谷徹 : 「も、もじが、にっき…ひづけ、そうだ、日付が、」


[メイン] 東 千歳 : 「日付…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「今日、まんなかで儀式がっ」


[メイン] 東 千歳 : 「ま、まんなかって?」


[メイン] 楸谷徹 : 「真ん中は…ええと、ぇえと」

動揺して地図が出てこないらしく


[メイン] KP : じゃあ地図を千歳さんが広げてくれます!

画面に地図をもどします


[メイン] 楸谷徹 : まん…なか…?


[メイン] KP : アイデア振っとく…?


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=55 【アイデア】 (1D100<=55) > 15 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : ふりました


[メイン] KP : 貴方は手に持っている折りたたまれた紙を、

星形の中心に目のあるマークを、己の直感、

気づきに従って地図と重ね合わせてみた。


今迄の死体遺棄現場は 4 つ。そして隠れ家で見つけた死体は貴方達のいるこの場所。全てに意図を感じたのだ。


[メイン] KP : 画面の地図にエルダーマークを重ねます


[メイン] 楸谷徹 : うわぁ…!!


[メイン] 楸谷徹 : 「ゃ、山です。それぞれの死体遺棄現場にあった矢印を延長した直線で、星型を描いていたんだ。それが恐らく魔術的な紋章で…星型の中心であるあの平たい山に、目を描けば、完成するんです」


[メイン] 東 千歳 : 「は、は?えっと、じゃあ山で目を書いてるからここにいない、とか?」


[メイン] 楸谷徹 : 「そっ、そうなんです、儀式が始まっているかもしれない…」


[メイン] 東 千歳 : 「…どうする?オカルト信じる気はないけど…普通にやばいやつなのは確かだし…」


[メイン] 楸谷徹 : 「…取り敢えずこっから出ましょう。捕まえられる、なら、捕まえますが、」


[メイン] 東 千歳 : 「…わかった、出よう」


[メイン] KP : 2人は外へとかけ出すことでしょう。


[メイン] KP : 山


[メイン] KP : 獣道の山を登ると、そこには荒れ果てた平屋のような建造物が、異彩を放ちそこに存在している。

長年誰も立ち寄らず、手が加えられていないのか、建物の壁にはつたの葉がへばりついている。


[メイン] KP : ドアは開け放たれたままだ


[メイン] 楸谷徹 : 「…、」また怖い場所に来てしまった。近づきたくないらしくふるえている


[メイン] 東 千歳 : (背中をよしよし撫でている)


[メイン] 東 千歳 : 「…中見てこようか?」


[メイン] 楸谷徹 : 「一緒に行きます…今の僕から離れるなんて考えないでください、」


[メイン] 東 千歳 : 「…わかった」(心配)


[メイン] 楸谷徹 : 建物に近づく


[メイン] KP : 貴方が近づくと中から微かな声が聞こえる。

…中に人がいる、と直ぐわかるだろう


[メイン] KP : 入りますか…?


[メイン] 楸谷徹 : 武器とか探してもありませんよね…()


[メイン] KP : ひのきのぼうくらいしか…ないかなぁ

千歳がナイフを持ってるのは知ってると思うのでちょーだいって言えばくれると思います!


[メイン] 楸谷徹 : ナイフ2人分あるんですか?


[メイン] KP : 幸運…振ってみる…?


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 22 > 成功


[メイン] KP : 千歳さん2本持ってました!


[メイン] 楸谷徹 : 片方いただきます♡


[メイン] 楸谷徹 : 持つべきものは恋人と出目ですね


[メイン] KP : 千歳さんは快く1本譲ってくれます!

本人曰くリンゴ剥く用とホールケーキ切る用とのこと!


[メイン] 楸谷徹 : んふふ、怪し…


[メイン] KP : 元ヤンだからなぁ…


[メイン] 楸谷徹 : それでは、突入します


[メイン] KP : はい!


[メイン] KP : 中に入り、目につくものは瓦礫と埃に塵。

ものらしい何某はほとんど存在しなかった。


窓から差し込む太陽の光が、淡く部屋を照らしだして視界を確保している程度だ。


[メイン] KP : しかし部屋の中心には何かがある。


[メイン] KP : それは椅子だ。


[メイン] KP : 古ぼけた布製の椅子がそこにはあった。


[メイン] KP : そして少女が後ろ手に縛られ、顔に鈍い青あざを浮かべながら、ぐったりと座り込んでいる。服は破き割かれている。

ひどい乱暴を受けたのだろうか


[メイン] 楸谷徹 : 「…!」凛ちゃんですか?


[メイン] KP : 写真で見た凛ちゃんに間違いはなさそう…!


[メイン] KP : その脇には薄汚い姿をした大男が立っている。髪は金髪のウェーブロング。


[メイン] KP : にやり口角を上げる不愉快な存在だった。やつが牛山で間違いないだろう。


[メイン] 楸谷徹 : 「動くな!!」


[メイン] 牛山 : 「あぁ、なんだお前。」


[メイン] 東 千歳 : 「(…やる時やるタイプか。)」(さっき怯えてたのに)


[メイン] 牛山 : 「オレのこと追っかけてたのかぁ?」


[メイン] 楸谷徹 : イブングハジの粉の巾着を見せびらかします

「落とし物を発見したので届けに参りました。

牛山 充邦さんで間違いありませんね?強姦未遂罪、窃盗罪、殺人未遂罪の。ああ、もう未遂は取れたんでしたっけ」


[メイン] 牛山 : 「そりゃーご丁寧にどーも!でもそれももういらねぇからその辺に捨てといてくれや」


[メイン] KP : と牛山はげらげらと笑っています


[メイン] 楸谷徹 : 通じてませんね…。

「そうですか。せっかくあの薄汚い隠れ家とこの場所と、時間をかけて回ってきたのに残念です」


[メイン] 牛山 : 「ひゃひゃひゃ、そりゃ残念だったなぁ!」



[メイン] 牛山 : 「バーーーカ!」


[メイン] KP : と、話とかできるタイプの人間ではなさそうです


[メイン] 東 千歳 : 「(小学生か…)」


[メイン] 楸谷徹 : 全部かわされました。逮捕されるのも全然怖くないタイプの…何にも執着しない方なんですかね


[メイン] 牛山 : 「もうちょっと早ければなぁ、この子も怖い思いせずにすんだろうになぁ」


[メイン] 牛山 : 「かわいそうに、周りの人間が無能ばっかだからこんな目にあってなぁ、」


[メイン] 牛山 : 「痛い思いしながら死んでいくんだろうなぁ」


[メイン] 東 千歳 : 「…まだ何か声掛けてやるの?」


[メイン] 東 千歳 : 「…殴った方がはやい」


[メイン] 楸谷徹 : 「実力行使しますか?やはり、人生を通して女性と交流のない方ってなぜだか会話が不得手ですから。おはなしができません」


[メイン] 楸谷徹 : 「殴りましょう」


[メイン] KP : よーし!ぶん殴りましょう!


[メイン] KP : 牛山との戦闘になります!


[メイン] KP : DEX順に牛山→とおるさん→千歳でいきます!


[メイン] 牛山 : ccb<=61 【キック】 (1D100<=61) > 5 > 決定的成功/スペシャル


[メイン] 楸谷徹 : なぜ


[メイン] KP : 回避不可かな…これは…


[メイン] 牛山 : choice(千歳,とおるさん,凛) (choice(千歳,とおるさん,凛)) > 凛


[メイン] 牛山 : 1d6 (1D6) > 3


[メイン] KP : この男は近くにいた動けない鬼嶋凛を蹴り飛ばして嬉しそうに笑っています


[メイン] KP : とおるさんどーぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 61 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : ええ


[メイン] KP : 当たらない…この男なんか俊敏だ


[メイン] KP : 千歳にはどうさせますか?


[メイン] KP : 攻撃させてもいいし、鬼嶋凛も殴られ続ければ死にますので逃がしてあげてもいい


[メイン] 楸谷徹 : 凛ちゃんのHPは秘密ですか?


[メイン] KP : これは内緒だね…!


[メイン] 楸谷徹 : そうですか…。では良心に基づいて逃がします


[メイン] 東 千歳 : 「(こく)」


[メイン] KP : じゃあ千歳が凛をかっさらって彼女を草むらに隠します。


[メイン] 牛山 : ccb<=61 【キック】 (1D100<=61) > 75 > 失敗


[メイン] KP : 凛を盗られたことに驚いたよう


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 82 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : あたらない!


[メイン] KP : 足こんなに長いのに…!


[メイン] 東 千歳 : CCB<=75 【小型ナイフ】 (1D100<=75) > 94 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : 「」


[メイン] 楸谷徹 : 怖いですよ


[メイン] KP : 不思議と誰の攻撃も当たらない


[メイン] 牛山 : ccb<=61 【キック】 (1D100<=61) > 29 > 成功


[メイン] 牛山 : ccb<=50 【マーシャルアーツ】 (1D100<=50) > 59 > 失敗


[メイン] 牛山 : choice(千歳,とおるさん) (choice(千歳,とおるさん)) > とおるさん


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 38 > 成功


[メイン] KP : とおるさんは綺麗に避けました…!


[メイン] KP : とおるさんどうぞ…!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 65 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : なのにあたらない!


[メイン] KP : なんでかなぁ…


[メイン] 東 千歳 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 63 > 成功


[メイン] 楸谷徹 : きたー!


[メイン] 牛山 : ccb<=50 【マーシャルアーツ】 (1D100<=50) > 95 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : 1d6+1d4 (1D6+1D4) > 1[1]+2[2] > 3


[メイン] system : [ 牛山 ] HP : 14 → 11


[メイン] 東 千歳 : 「…浅…」(むす)


[メイン] 牛山 : ccb<=61 【キック】 (1D100<=61) > 64 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 43 > 成功


[メイン] KP : 牛山が少しビビり気味のよう…!


[メイン] KP : おお!牛山が受け流そうとします


[メイン] 牛山 : ccb<=50 【マーシャルアーツ】 (1D100<=50) > 10 > スペシャル


[メイン] KP : さらっと受け流した…!


[メイン] 楸谷徹 : かなしいです


[メイン] 東 千歳 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 19 > 成功


[メイン] 牛山 : ccb<=50 【マーシャルアーツ】 (1D100<=50) > 67 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : 1d6+1d4 (1D6+1D4) > 4[4]+3[3] > 7


[メイン] system : [ 牛山 ] HP : 11 → 4


[メイン] 楸谷徹 : かっこいい…無理です


[メイン] 東 千歳 : 「ふん…っ」


[メイン] 牛山 : ccb<=61 【キック】 (1D100<=61) > 98 > 致命的失敗


[メイン] KP : とおるさんどーぞ!!

とおるさん成功したら受け流しはなしで!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=60 【キック】 (1D100<=60) > 75 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : ここで失敗するとか


[メイン] 東 千歳 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 70 > 成功


[メイン] 牛山 : ccb<=50 【マーシャルアーツ】 (1D100<=50) > 66 > 失敗


[メイン] 東 千歳 : 「…1発蹴っとく…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「千歳にお任せします」


[メイン] 東 千歳 : 1d6+1d4 (1D6+1D4) > 1[1]+4[4] > 5


[メイン] 東 千歳 : 「…なぁ」


[メイン] 東 千歳 : 「これ」


[メイン] 東 千歳 : 「【殺す】?【殺さない】?」


[メイン] system : [ 牛山 ] HP : 4 → 0


[メイン] 楸谷徹 : 部屋の状況に目星とかできますか?


[メイン] KP : 出来ますよ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 38 > 成功


[メイン] KP : 部屋の中心の床に何かが描かれている。

真っ赤な線で荒く書き殴られたそれは、横に長い楕 円形だった

不思議なことにその楕円形の中に、今度は縦に長い楕円形がもう一つ描かれて いる。これは…目?


[メイン] 楸谷徹 : 「ここで僕らが彼を殺したら…生贄になってしまうのでは?」


[メイン] 東 千歳 : 「…オカルト?」(神様の存在は信じてなかった)


[メイン] 楸谷徹 : 真っ赤な線は消せますか?


[メイン] KP : これはいくら擦っても何故か消えない


[メイン] 楸谷徹 : 「くっ…殺しません。必要性が出てきたときにはきっちり証拠を取って、別の場所でやりましょう」


[メイン] 東 千歳 : 「…わかった。じゃあ縛り上げる」


[メイン] 楸谷徹 : 所持品の確認はできますか?危険なものを没収したいです


[メイン] KP : 目星どうぞ!


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 60 > 成功


[メイン] KP : では牛山を観察すると、ポケットにはナイフと車のキーが入っています!

銀色のバンのキーでしょう!


[メイン] 楸谷徹 : ナイフで赤い線に傷をつけておくことも不可ですか…!?(気にしすぎ)


[メイン] 楸谷徹 : 取り敢えず両方とも没収です


[メイン] KP : これは付かないね…!


[メイン] KP : では貴方がそれを没収すると


[メイン] 楸谷徹 : 逆に線を上塗りできそうな塗料も?


[メイン] KP : この山を囲むようにして、警察車両の警報や救急車のサイレンが鳴り響いてきます、


[メイン] KP : 塗料!は…ペンキみたいなのだよね


[メイン] KP : s1d100 (1D100) > 24


[メイン] KP : ないですね…!


[メイン] 楸谷徹 : はーい…


[メイン] KP : この後、平屋に数十名の警官が突入し、現場を抑える事だろう。


[メイン] KP : 凛は救急隊員に担がれて山を下った


[メイン] KP : 彼女はすぐに病院に搬送されることだろう


[メイン] KP : 牛山は数名の警官に抑えられ、現行犯逮捕を受けたようだ。

手錠をまるで重い枷のようにフラフラと千鳥足で、彼は警察車両に押し込まれていく。


現場内に慌ただしい空気が流れる中、貴方は全てをやり終えたという静寂が訪れていた。


[メイン] 楸谷徹 : 「…千歳、」


[メイン] 東 千歳 : 「…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「お慕いしております」


[メイン] 東 千歳 : 「!?」


[メイン] 楸谷徹 : 「僕がここにいるのは全て、貴方のおかげです」


[メイン] 東 千歳 : 「…お前が頑張ったからだろ」


[メイン] 東 千歳 : 「…危ないのはこれっきりにしてほしいが…。心配でほかの事に全く手が付かない」(目を逸らした)


[メイン] 楸谷徹 : 「ふふ、お優しい方ですね、貴方は」


[メイン] 楸谷徹 : 缶ジュースのときの100円を渡しておきます。

「報酬は後にまとめてお支払いします」


[メイン] 東 千歳 : 「…」(受け取った)


[メイン] 東 千歳 : 「…(要らないって言うとしょんぼりするからなぁ)」


[メイン] 楸谷徹 : 「ふふ、この件を事務所に報告しないと」


[メイン] KP : では、貴方は事務所に帰っていくことでしょう!


[メイン] KP : 貴方達は警察や世間によって大きな称賛を受け、取り上げられるかもしれない。


小さな町とはいえ、誘拐事件、さらに連続していた凶悪事件までも解決して見せたのだ!


それは素晴らしい成果だった。

貴方の事務所の壁には警察による感謝状が飾られているはずだ。もちろん、これを渡したのは面識のある堂島だ。


[メイン] KP : 貴方達に元の平穏な日常が訪れる。いつも通りの変わらぬ、偶に暇な生活だ。



だが、心に少しだけ突っかかる何かがあった。

それは、鬼嶋凛が傷ついていたという事だった。


[メイン] KP : ある日、そんな貴方の下に一本の電話が鳴り響いた。

それは仕事用の携帯でも、この場の固定電話でも構わない、ともかく連絡がきたのだ。

電話の主はこう語った。


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「娘を助けてくださり、ありがとうございます。娘は、犯人に、汚されて......!、しまいましたが......。


こうして命があるだけでも、幸いな事です。残りの報酬は口座に振り込んでおきます。


もう、暫く会うことはないでしょう。ではまた、どこかで。


本当にありがとうございました」


[メイン] KP : お礼の電話だった。だがそれは、ひとりの親の、悲痛な嘆きだったのかもしれない。


[メイン] KP : 何かRPしときたい事がなければエピローグに移りますが何かありますかっ


[メイン] 楸谷徹 : そうですね…。冒頭のくしゃくしゃの紙が少し気になっているので、探しているかもしれません


[メイン] 楸谷徹 : それ以外には特に…


[メイン] KP : 紙はあります!ただ内容は確認出来ないままです!


[メイン] 楸谷徹 : ふふ、残念。


メイン] KP : あの事件後、平穏な日常を貴方は謳歌している。


鬼嶋 凛は怪我や精神面のダメージから数か月の入院を必要としたようだ。


犯人の牛山 充邦は、裁判によって即刻なる死刑が確定したらしい。


そんなニュースが世間に流れる中の、これは幕間のエピローグである。


[メイン] KP : SAN値回復も同時にしていきまーす


[メイン] KP : ぴぴぴぴ、と貴方の事務所の電話がなります


本日も本日とて暇なお昼間。

事務所に誰も居ないのをいい事に千歳さんもちゃっかり入り浸っています


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「どうも…お久しぶりです楸谷さん。


あの時は失礼な言葉を残して本当に申し訳ありませんでした…」


[メイン] 楸谷徹 : 「!?いえ…。僕も本当に申し訳なく思っています。怪我のない状態でお返ししたかったのですが…実力不足で…」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「いえ、あなた方は命の恩人だ。本当に本当にありがとうございました」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あれから娘は好調で、ようやく元気に歩き回れるようになりました。」


[メイン] 楸谷徹 : 「それはよかった……。」電話越しにほっとしたような笑みを浮かべます


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「それで…


実は、一つお願いがございまして......。

娘の病院にお見舞いに来てはくれませんか?


あの絶望という名の闇が覆う中、一筋の光が差し込むように貴方達の顔が見えたと、

だからこそ会ってお礼が言いたいと娘が言っているのです。


図々しいのは承知です。しかし、どうかお願いできませんか......?」


[メイン] 楸谷徹 : 「……よろしいのですか?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「いいもなにも…!こちらからお願いさせていただいているんですから」


[メイン] 楸谷徹 : 「…それなら、ぜひ行かせてください」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「そうですか!


あぁ、なんと感謝を申し上げれば......!


では中央病院にてお待ちしております!」


[メイン] KP : がちゃん!


[メイン] KP : 電話は向こうから切られてしまった


[メイン] 楸谷徹 : それでは時間のあるときに中央病院に参上します。特に深い意味はないのですが録音機などは持っていかせてください。性格上の問題で


[メイン] KP : 探偵さんだ…!はーい


[メイン] KP : では貴方は病院に向かった。

そして案内された病室の扉を開くだろう


[メイン] KP : 病室の扉を開くと、勢い良く貴方の元を受に走ってくる誰かがいる。


とおるさんのお腹に思い切りどしんとぶつかり、両腕を背中に回して抱擁をしてくるのは、何とも元気な姿をみせている鬼嶋 凛だ。


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「お兄ちゃん、来てくれたんだ!!」


[メイン] 楸谷徹 : 「! …、………ははっ。なんだ…本当に…」


[メイン] 楸谷徹 : 「えぇ、ええ!来ましたよ!」

ちょっとだけ素の笑みを浮かべました


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「嬉しい!!待ってたの!」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「あのね、あのね、お兄ちゃんにあげようと思ってお菓子も用意したし、」


[メイン] KP : そう言って貴方に懐いたかのように、目一杯の笑みを見せる彼女に少し心の取っ掛かりが滑り落ちたような安心感と充足感が訪れるだろう


[メイン] KP : SAN値回復1d3


[メイン] 楸谷徹 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] 東 千歳 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 58 → 59


[メイン] system : [ 東 千歳 ] SAN : 57 → 58


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「あのね、えっとね!」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「今日はどのくらい居られるの?直ぐ帰っちゃう…?」


[メイン] 楸谷徹 : 「そんなすぐには帰りませんよ。お嬢さんの笑顔がたくさん見たいですから」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「わぁい!!お兄ちゃんだいすきー!!」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あ、こら、凛!」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「いい子にしてなさいと…」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「あ、お父さん!」


[メイン] 楸谷徹 : 「お邪魔しております」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「これはこれは、よくいらっしゃいました!」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「凛も言いたい事があるんだろう?

お兄ちゃん達が来てくれたんだ。

しっかり言いなさい?」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「......?


うん! ......ありがとう!」


[メイン] KP : 向日葵を思わせるような明るい笑顔で貴方達に礼を言う。


鈴のように可愛らしい声色で、 精一杯の気持ちを込めたその一言は、貴方達の激動だった日々の疲れを簡単に取り除いた


[メイン] 楸谷徹 : 「…どういたしまして」


[メイン] KP : SAN値回復1d3


[メイン] 楸谷徹 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 59 → 60


[メイン] 東 千歳 : 1d3 (1D3) > 1


[メイン] system : [ 東 千歳 ] SAN : 58 → 59


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「あのね」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「お兄ちゃんは‘‘交通事故‘‘から私を助けてくれたんだもんね!


あまり覚えてないけど、あの時のお兄ちゃんの顔はしっかり覚えてるんだ!ありがとうね!」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「えへへ、早速お礼のお菓子を…」


[メイン] 楸谷徹 : 「交通事故?」

ちらりと礼二さんのお顔を窺います


[メイン] KP : 鬼嶋はバツの悪そうな顔をする


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「凛、少し向こうで遊んできなさい。


お父さんはお兄ちゃんと話さなきゃいけない事 があるんだ。


......お二人ともこちらへ来てください。」


[メイン] 楸谷徹 : おとなしくついていきます


[メイン] 東 千歳 : 「…?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「娘......凛は、酷い暴行を受けました。


あのような漢に痛めつけられ、何日も好きなようにされたのです。

彼女はまだ幼い。その苦痛は彼女の心の器に収まるにはあまりに重苦しい過酷なものでした。


......私は精神科医ですから、わかるんです。凛は、壊れてしまった」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あの満面の笑顔も、その実、つらい現実を受け止めない為に張り付けたハリボテでしかありません。


彼女が笑顔を見せるとき、私はどれだけ苦くし、情けないと思うか。

私は父親として、彼女に何もしてやれなかった。仕事忙しさを逃げ道にし、構ってあげる時間を設けな かった。


だからこそ、彼女を蔑ろにしてしまったからこそ、こんな事になってしまったんだ。」


[メイン] 楸谷徹 : 「…」

なるほど、では僕は本当に身体しか助けなかったんですね


[メイン] KP : 彼は悔しそうに顔を抑えながら頭を下げる


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「新たな依頼があります。


今、彼女の心の支えになるのは私などではないのです。あの絶望 という名の闇の中、一筋の光が差すように、貴方達の救いが見えた。

そう、今は貴方達こそ が、彼女の心の支えになってあげられるんです。

どうかお願いします。


これからも定期的に、 病院にお見舞いに来てはくれませんか?依頼料はしっかりとお払いいたします。彼女を心から救ってくれませんか?」


[メイン] 楸谷徹 : 思えば、心と身体、どちらも救えたことなんかなかったんだな。

「…僕でよろしいんですか?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「彼女の光は貴方しかいない、お願いします」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「…?お話まだー?」


[メイン] 楸谷徹 : 「…お受けします。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あぁ、ありがとう。


本当に嬉しく思います。私は一依頼人などではなく、一人の人間とし て、友人として貴方達に感謝を申し上げます!」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「!!」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「お兄ちゃんまた来てくれるの?」


[メイン] 楸谷徹 : 「もちろんですよ。何度でも来て、お嬢さんが満足するまでここに居ます」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「(ぱああああ)」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「やったぁーー!」


[メイン] 楸谷徹 : CCB<=1 【精神分析】 (1D100<=1) > 62 > 失敗


[メイン] 楸谷徹 : 駄目ですね~


[メイン] KP : 1クリ狙い!


[メイン] KP :

そうして数か月、貴方達は凛との平穏で小さな幸福の積み重なる生活を送る。

彼女の仮面のような笑みはやがてボロボロと崩れ去っていくように感じた。本来の彼女は、貴方達という存在によって取り戻されていったのだった。

奇妙な、しかし得も言われぬ充足感が生活に満ち溢れていった。


[メイン] KP : SAN値回復1d6


[メイン] 楸谷徹 : 1d6 (1D6) > 6


[メイン] 東 千歳 : 1d6 (1D6) > 1


[メイン] system : [ 東 千歳 ] SAN : 59 → 60


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 60 → 65


[メイン] system : [ 楸谷徹 ] SAN : 65 → 66


[メイン] 楸谷徹 : ここで最大値が出るの、性格悪いですね


[メイン] KP : ふふ、徹さんが元気になってよかった


[メイン] KP : また暫く平和な生活を送っていると、貴方の電話がなる。


電話主はもはや電話帳に登録す るまでになった鬼嶋 礼二だとわかるだろう。


[メイン] 楸谷徹 : 「…もしもし」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あ、どうも。鬼嶋です!」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「実は少しお誘いがございまして連絡いたしました。


今日、何の日だと思います......?」


[メイン] 楸谷徹 : 「?……何の日といいますと…。(ええっみたいな表情)

誕生日か何かですか」


[メイン] 東 千歳 : 「徹」(くいくい)(また来てる人)


[メイン] 楸谷徹 : 「へ、」


[メイン] 東 千歳 : (カレンダーを指さした)


[メイン] 楸谷徹 : 見ます!


[メイン] KP : カレンダーにはデカデカとした千歳の字で「退院日!」と書かれています!


[メイン] 楸谷徹 : 「……退院日?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「!ご存知でしたか?そうなんです。やっと娘が退院できることになったのです。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「これも貴方達がお見舞いに何 度も来てくれた甲斐あっての事。

まだ、不安定な時もございますが、娘は純粋な人間性を取 り戻したといって差し支えないでしょう。」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「そこでお誘いがありまして。


折角の退院日だというのに、祝う相手が私だけとは非常に忍 びなく思うのです。

ですから、いつもお世話になっているあなた方を、今夜の退院祝いの夕食にご招待したいのですが、いかがでしょうか?」


[メイン] 楸谷徹 : 「……ぜひ、よろしくお願いします」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「そうですか!ありがとうございます!


是非お二人には来ていただきたくて......」


[メイン] KP : 電話越しに、鬼嶋以外の声が聞こえる。

その明朗快活な声は凛のものであると、何日も共に 過ごしてきた貴方ならば一瞬だ。


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「お兄ちゃん!!きてくれるの?」


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「あぁ、こら、凛。大声を出さない!」


[メイン] 楸谷徹 : 「ぜひご一緒させてください」

ちょっと大きめの声で言います。千歳の了承を得ない辺り、見事な振り回し癖ですね


[メイン] 東 千歳 : 「おれも…?(困惑)」


[メイン] 鬼嶋 凜 : 「やったー!!!」


[メイン] KP : どたどたと奥で誰かが駆け回る、喜びという感情が暴発しているような様子を感じ取れる。


[メイン] 楸谷徹 : 年齢より幼いのは変わりませんでしたか


[メイン] 鬼嶋 礼二 : 「凛!落ち着きなさいと、もう。


すいません楸谷さん。では、今夜我が家にてお待ちしております。場所は…」


[メイン] KP : ロリ系凛


[メイン] KP : 鬼嶋は住所を貴方に伝えてから電話をきることでしょう


[メイン] 楸谷徹 : 「千歳、お仕事ですよ」


[メイン] 東 千歳 : 「…なんの?」(困惑)


[メイン] 楸谷徹 : 「鬼嶋さん一家との夕食です。…ついてきてくださいますよね?」


[メイン] 東 千歳 : 「それは…いいけど…」


[メイン] 東 千歳 : 「せっかく2人きりだったのに」(ぼそぼそ)


[メイン] 楸谷徹 : 「…ふふっ。」


[メイン] 楸谷徹 : 「そういうことですか。お可愛らしい」


[メイン] 東 千歳 : 「!な、何も言ってない!」(あわ)


[メイン] 楸谷徹 : 「もちろん二人きりの時間もご用意致します♡」


[メイン] 東 千歳 : 「…(こく)」


[メイン] 東 千歳 : 「じゃあ、いく」


[メイン] 楸谷徹 : 相変わらず仕事道具は持っていきますね


[メイン] KP : 社会人の鏡!


[メイン] KP : では夜になればあなた達は鬼嶋家に向かうことだろう

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