第36話 歯や舌を知ろう(シチュエーション演習)

 それでは今回習った「歯や舌の動作」を使って、さまざまな表現にトライしてみましょう。

 もちろんグルメなレポートにも挑戦してもらいますよ。

 味をどのように伝えられるのか。読み手に「食べたくなってきた」と思わせるような書き方ができるでしょうか。

 是非挑戦してみてください。




【シチュエーション1】

 歯科医での虫歯の治療シーン

 (あのキーンって音、嫌ですよね。ここでキーンと書くだけで歯がうずく方もいらっしゃるでしょう)




【シチュエーション2】

 おいしそうなりんごやアイスなどにかぶりついてみましょう。

 それがどれほどおいしいのか、またはまずいのか。

 歯ごたえを中心に書いてみてください。




【シチュエーション3】

 あなたが直近で食べたおいしいものを、どれほどおいしかったのか、味を中心に書いてみてください。




 今回も類語が少ない割に語彙が多めなので、味の表現はしやすいはずです。

 「読み手においしさが伝わるように書く」ようにしましょう。

 読み手を想定した感覚を全面に出した文章は「共感」という強い力が働きますよ。



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