第35話 歯や舌を知ろう(動作の語彙)
歯
犬が噛む「噛み付く」
きつく噛む「噛み締める」
しっかり噛んで離さない「食い付く、食らい付く」
口を大きく開けて勢いよく食い付く「
噛んで切る「噛み切る、食い切る、食い
よく噛み砕く「噛み
林檎を齧る「
かじってあちこち散らかす「
小さく切らずそのまま齧る「丸
歯や唇の間に挟んで支え持つ「タバコを銜える、口にする、くゆらせる」
睡眠中、歯と歯を強く噛み合わせて音を立てる「
舌
唇の間から舌を外に出す「舌を出す」
好物を前にしたときなどに舌で唇を舐める「舌舐めずりする」
すぐに飲み込まず舌の上で何度も味わう「舌の上で転がす」
撫でるように触れる「アイスクリームを
口に入れて舐めたり吸ったりすることを繰り返す「しゃぶる、しゃぶり付く、
────────
食べる
食べ物を噛んで飲み込む「
[尊敬]「
[謙譲]「
習慣としてものを食べる「
食事して備える「
食べたり飲んだりする「飲み食い、飲食」
普段よく食べている食べ慣れる「食べつける」
食べ物を噛み砕く「
ぱくぱくと「ぱくつく」
がつがつと「
ろくに噛まずに急いで「
口いっぱいにものを入れて「
食べ物をほめながら「
おいしいものや珍しいものを食べて楽しむ「
おいしいものをたくさん食べていて、おいしいものについての知識が豊富「食通、美食家、グルメ、グルマン」
ものを食べたい気持ち「
さまざまなものを少しずつまた食べ散らかす「食い散らす、食べ散らす」
乱暴に「食い荒らす」
一度にたくさん食べておく「食い
暖かい衣服を着て飽きるほど「暖飽」※四字熟語「暖衣飽食」の略
食べ飽きる「
度を越して「
腹いっぱい「飽食、満腹」
じゅうぶんに飲み食いして満足する「満喫」
残らず「食い切る、食い尽くす、
食べたいだけまたどれほど食べてもよい「食い放題、食べ放題」
意地汚くなんでも食べる人「食いしん坊」
指でつまんでものを「
試みに少しだけ「
主として動物がものを「
牛などが一度食べたものを口中に戻してまた食べる「
鳥などがくちばしでつついて「
飲んで体内に取り込む「錠剤を飲み込む、飲み
噛まずに飲み込む「丸
一口で飲み込む「
食べる時機を逸してしまう「
立ちながら「
食べるのが早いまた時間より早く「
いたずらに食べてばかりいる「
いたずらに飲み食いして無為に日を過ごす人「無駄飯食い、
飲み食いに金を使って貧乏になる「食い倒れ」
飲食して代金を払わない「食い倒す、食い逃げ、無銭飲食」
一度にたくさん「どか食い、馬鹿食い」
たくさん食べる人「大食漢、大食い、大食らい、大飯食らい、食らい抜け」
人に隠れてものを「盗み食い、
他人から物をもらって「
子どもが菓子などを自分で買って「買い食い」
飲む
口に入れた物をのどに通す「
[尊敬]「召す、上がる、召し上がる、聞こし召す」
[謙譲]「
飲んだり食べたりする「飲食、飲み食い」
普段よく飲んでいる飲み慣れる「飲み付ける」
いつも飲んでいる「
食べ物を噛まずに「
酒や水などを立て続けに多量に「がぶ飲み」
吸うように飲み込む「
舌の先で味わうようにして少しずつ「
度を越して多量に「
瓶に直接口をつけて「
互いに相手に酒をつぎながらともに飲む「
注がれた酒などを完全に「飲み
多量の酒などを一息に飲み乾す「一気飲み」
ひとつの器を人から人へ回して飲む「回し飲み」
好んで「愛飲」
試みに少しだけ「試飲」
酒を「
茶を「
吐く・吹く
口の中の物を口から外へ出す「食べ物を吐く、吐き出す」
吐き出して捨てる「
やたらに吐く「
口の端に
────────
味
食物に足して生ずる舌の感覚「味をつける」
うまみや風味「深い味わい」
辛い・甘い・塩辛い・酸っぱい・苦いの五種の味「
おいしい味やよい味「
格別な美味「
独特の風味を持つ酒のさかな「
おいしい味「
深みとうまみのある味わい「こくのある酒」
(飲み物の)すっきりとして後に残らない味わい「切れのあるビール」
飲んだときに舌に感じる風味「飲み
飲食の後、舌に残る味「
味が大まかで風味に乏しい「
こまやかな味、ちょっとした味「小味の利いた和食」
料理の味付けが薄い「
味付けや色が薄い「
味付けや色が濃い「
口当たりが甘い「
口当たりが辛い「
洋酒の甘口「スイート」
洋酒の辛口「ドライ」
砂糖のような味である。塩気が足りない「甘い柿、甘い塩鮭」
甘い味「
過度に甘い「甘ったるいケーキ」
甘くておいしい「
砂糖の甘さと醤油の塩辛さがともに利いたもの「
甘さとすっぱさが混じっている「
塩気が強い「塩辛い味付け、しょっぱい味噌汁」
塩辛い味「
唐辛子や胡椒のように舌がひりひりするような味「
辛い味「
ぴりっと舌を刺すような辛さ「ピリ辛に炒める」
酢のように舌を刺す味がする「
舌の奥に焦げたような味を感じる「
苦い味「
ちょっと苦みがある「ほろ苦いビール」
渋柿のような舌がしびれる感じ「渋いお茶」
渋い味「
あくが強くのどをいらいらと刺激する味「えぐい竹の子」
あくの強いのどを刺激するえぐい味「えぐみ、えぐさ」
えぐい味で喉が刺激される感じ「口の中がえがらっぽい、のどがえがらい」
野菜などに含まれている渋みや苦み、えぐみの成分「
土や水の中に含まれている鉄分「
塩の味を基本にした風味「
塩の分量。塩気「塩分を控える」
糖類の成分また甘み「糖分を控える」
醤油を基本にした味「
味噌を基本にした味「
飲食物の味の良さを楽しむ「味わう」
味わって食べる「ご賞味ください」
食物をよく噛んで味わう「
食べ物のおいしさを喜び味わう「
少し口をつけて料理の味加減を見る「
人にすすめる前に飲食して毒物の有無を確かめる「
味などが濃厚でない「あっさりしたスープ」
味がしつこくなく爽やか、後口がいい「さっぱりした酢の物」
濃厚でないあっさりしている「
味がまろやかな「マイルドな口当たり」
水分が多すぎて味が薄くおいしくいな「水っぽい」
酒類などが水分が多くて味が薄い「
はっきりした味が感じられない「味がない」
いつまでも味が舌に残るほど濃厚「しつこい味を好む」
食物の味が濃厚で舌にこびりついて離れない「味付けがくどい」
味・色が濃厚「こってりした中華料理」
果物の風味が豊か「フルーティーなワイン」
果汁や肉汁を多く含んでいる「ジューシー」
まろやかでこくのある味わい「まったりした味わい」
脂を多く含んでしつこい「
えぐみ・渋み・苦みが強い「
味がよい「
飲食物の味が自分の好みに一致する「口に合う」
味が悪い「
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