人の縁はなかなかままならないものですね。けれどもそんな中にも理由を探そうとしたり、自分を鼓舞してみたり。
ラストで時間軸があっという間に流れていったのでびっくりしましたが、冴子にもなにか縁があって、誰かと飾らずに暮らせているのでは、と想像しました。
作者からの返信
ありがとうございます、本当に思う人には思われず、で、何もない学生時代でした。
ラスト、確かに唐突ですね。冴子が男子とつきあって間違い、妊娠、を恐れてびくびくしていたのが、親友の娘がシングルマザーになってしまい仰天、という話が時数的にもちょうどよかったもので。
冴子はすったもんだの末、心の通じ合う人とめぐりあえて幸せ、と言うことにしておいてください。
こんにちは
自主企画「月刊カクヨム」企画主である戸﨑享です。
今回は参加表明ありがとうございました。
今回募集に応じていただいたこの作品を、月刊カクヨムのゲスト作品として「月刊カクヨムNo.6」に掲載させていただくことにしました。
万が一掲載を辞退したい場合は、私にご一報いただければ幸いです。
心の持ちようで見える世界が変わってくる、とくに同世代がひとところに押し込められるある種歪な学生時代では自分で作り上げた価値観が己の枷となりえてしまう...私自身、「みんな青春してるな~」と楽しそうな同輩達を羨みながら地味な学生時代をおくっていた口なので、いろいろ考えながら読ませていただきました。
企画に参加いただき感謝です
作者からの返信
こちらこそ、参加させていただき感謝です。
学校、大学など確かに特殊環境ですね。仰るように、周囲は青春をエンジョイしている気がして、なんだかもやもやな日々でした。今思うと、ほとんどは同じように自分が作り上げた歪な価値観に支配されていたのかもしれませんね。
拙作が何か考えるきっかけになったようで嬉しいです。