第6話 コンビニ

熱海行きの電車がくるまで少し時間がある。

改札を通ってからどこか座れるベンチを探す。

自動販売機やコンビニエンスストアもある。

コンビニは少し年季が入っている。

だいぶ前からあるコンビニだろう。

よく見てみるとコンビニには若い店員が気だるそうに働いてる。

何歳なのだろうか。

時給や勤務時間はどのくらいだろう。

どこの学校に通っているのだろうか

想像は膨らむ。


考えているうちに時計の針は20分近く動いていた。

電車が遠くの方からやってくるのが見乗えた。

熱海への旅が始まるのだ

そう期待に胸を膨らませて、電車に飛び乗った。

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