応援コメント

第20話 金色の王と小人さん ~前編~」への応援コメント


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    今回は千尋組の負けですねぃ。 王家側の切札が嫌らしかった。 ロメールさんさえも持っていない情報が有ったと言うのが、致命的でしたね〜。
    だけれど、やり過ぎは自らの首を絞めると理解しておられるのか、否か?
    既にフロンティア国を基礎として活動する金色の王の世は、前回の事件の終了を持って終わっている。 今回の神々からの依頼による巡礼は、フロンティアの…では無く、新しく発生したアルカディアの次のトラブルの解決であって、別にフロンティアを活動拠点に置かなければならない絶対の縛りは無い。 ただ単純に、今までの流れから小人さんが動き易いのでベースにしているだけ…。 前回と違い、クイーンメルダ初め完調な主達は、今居る森に拘らなくとも、千尋に付いて移動し新たな森を得てしまえる状況にある。 その気になれば、千尋は勝手に何処へでも行ける。 クイーン等を伴った彼女を止めるなど、人間の組織に可能な事では無い。 強行すれば、災厄級の魔物達による破滅の宴が開かれるだけだ。
    千尋にすれば、自らの親しい人々に極力迷惑を掛けず、且つ自分が少しでも楽に行動出来る環境が整っているからフロンティアに居るのである。 別に王家の為にフロンティアに留まっている訳ではない。
    王家は其処を履き違えている。 金色の王はフロンティア王家の下に在るのでは無い。 世界の王家全てが、金色の王の元に在るのだ。 以前に国王自ら自分の息子へ、その意味を諭していたのに、いざ金色の王を取り込める機会があると考えた時点で、その原則を忘れてらっしゃる。
    早い話、やり過ぎて千尋に嫌われたら、全ては無に帰す事を忘れている。 王の望む事は全てその様になって然るべしとの、よくある傲慢な大間違いに陥っている訳だ。 これだから結構良い王様程度止まりで、賢王と称えられる迄には程遠いと言われるんだ、愚か者め!