あとがき
友人とは何だろうかと時々考えて、そこに何の根拠も持てないことをよく思い出す。大人になれば仕事仲間が友人となるのだろうか。作者はわからないまでも、職場の人というのは騙し騙されの競争社会の中で、いい迷惑な他人にしかないように思える。
おそらく浅葱にとっての縹は死んだから彼は自殺したのです。
生きることに恋愛が必要であるかといえばそれは必要ないことだと思います。この話ははっきり言ってかなり倫理観を欠いた話になっていることでしょう。悪さを冒険と表現するのも、しかしそれは確かに悪さが本当に悪いのかという問いかけになるのかもしれないし、ただのバカかもしれない。
思いやりとか親切という言葉が最近どこは言っても感じられなくなったように思います。だからこの作品を書いたのです。ここには思いやりや親切がかけている。
しかしいずれにしても私の中で、主人公となる人物は何もしない人間が多いように思う。
少し自発的なものを書いてみたいように思う。
何が書きたいかを考えながら。
参考にした小説としては
ガラスの靴
悪い仲間 安岡章太郎
こころ 夏目漱石
永遠の放課後 三田誠広
日の出前 太宰治
作品の出来はあまり良くないと思います。
問題が解決されないまま重苦しい空気が流れるもやもやとした終わり方だったようにも感じます。
ちなみに凩は子枯らしというダジャレ。
もしよかったら適当にコメントもください。
あまり自分はこの作品に自身はないけれども、
凩(こがらし) 三毛猫 @toshim430
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