応援コメント

*第67話 零の割り算」への応援コメント

  • これは胸の痛む展開です。フリーデル殿下の無垢な笑顔が浮かびます……。愛してる、の言葉が重く胸に響きますね。

    作者からの返信

    「愛」という文字は
    心に思い描き、振り返る仕草を表しています。

    アナマリアの愛は一途過ぎました。
    親子三人での未来を、思い描く事が
    出来ませんでした。

    ただマルキスだけを求めてしまったのです。

  • まさか心中が最終目的だったとは、マリアさん……無償の愛は同じく無償の愛でしか返せない、深いですね。

    作者からの返信

    ね!怖いでしょう?マリアは。

    投降すればダモンの協力もあるし
    マルキスも命だけは助かるかも知れない。
    でも二度と一緒には居られない。
    いずれは寿命が尽きて二人とも死ぬ。
    けれど同じ墓には入れない。

    それならば共に死んで添い遂げよう。
    此処を二人の墓としよう。
    何もかも燃え尽きてしまえば、
    誰にも引き離す事は出来ない。

    それがマリアの愛だったのですよ。

    あ~~~怖い~~~

    無償の愛
    それは時に尊く、時に愚かしい。
    嫁姑問題なんかは典型的ですね。
    親はいつまでもゼロで割ろうとする。
    我が子もゼロだと信じて疑わない。

    結婚した時点でゼロでは無くなったのに
    それを認めようとはしない。

  • 悲しいけれど、きっと愛する人と2人で幸せな最期だったのでしょうね……
    息子も託せましたし……

    作者からの返信

    アナマリアは幸せになりました。
    望み通りの結末でしたから。

    これがアナマリアの怖さなのですよ。

    もっと早い段階でダモンに逃げていたら?
    王家の醜聞を盾に取ってマルキスの助命を
    交渉する事も出来た筈なのですよ。

    でもそれをせずに二人だけで死ぬ事を選んだ。
    それをもって添い遂げようとした。
    自分の命を捧げる対価として
    マルキスの命を要求したのですよ。

    あぁ~怖い~