純風ノ春

一郎丸「ったく、あいつ…すまなかったな」


 あいつ、とは兼風丸のことだ。


氷柱「いえいえ」


 氷柱は苦笑交じりの笑みを浮かべる――ふと、氷柱は自分と兼風丸にしか見えないという、腰に差している刀――夢睡淳爽凪氷――を見た。


一郎丸「スケベ心はなくせっつってんだが、どうもなくせねえらしいな」


 あきれたように言った。

 氷柱は先程のことを刀を見ながら思い浮かべた。

 それは兼風堂から離れる時のことだ。一郎丸と兼風丸の2人がかくかくしかじか話した最後、兼風丸は氷柱の手を握って言った。


兼風丸「わしと夫婦にならん…」

氷柱「いえ、なりません」


 兼風丸が言葉の最後を言いきる前に、氷柱は真顔で言った。実に見事な即答と断り方だった。

 一郎丸は氷柱の即答に感心しながら、最後にはあきれたような顔になって、刀の柄でまたも兼風丸を殴る。


――ということがあったのだ。だから一郎丸は氷柱に謝ったのだろう。



氷柱「ところで…なんですけど」

一郎丸「何だ?」


 話が一区切り終わったところで、氷柱が口を開く。


氷柱「潜入捜査って、何をすればいいんですか?」


 氷柱は一郎丸にある頼み事を引き受けた。その頼み事こそが

百華絢爛――色街――の密偵、つまり潜入捜査だったのだ。


一郎丸「周りに聞かれるとまずいことだ。だから屯所…も危なっかしいんだがな」

氷柱「どうして屯所も?」

一郎丸「いいか、氷柱。隊士には間者が混ざってるんだ」


 間者!?氷柱は驚く。危なく大きな声を出すところだったので、心の中で言った。


一郎丸「もちろん、幹部隊士にはいねえけどな。今、泳がせ中だ」

氷柱「誰…ですか?」

一郎丸「教えられねえ。これは俺と副長…千景しか知らねえことだ。あいつらには内緒にしてくれ」


 あいつらとは、菜紬菜さんや宇狗威さんの幹部隊士のことだろう――それにしても、七扇千景という鬼の大将、そして影狼組の副長は色街で密偵をしていて、いろいろなことを私に教えるんだな――


一郎丸「屯所で言えねえってんなら、やっぱり…」



氷柱「ここは、どこですか?」


 辺りは特にこれと言ったものがない、殺風景な田舎だった。


一郎丸「白百合白菊の宴町だ」


 氷柱の問いに答える一郎丸。


氷柱「ホントに何もないところですね…」

一郎丸「ここに、あやかしお飴が売っている店があんだぜ」

氷柱「本当ですか?」


 一郎丸が歩き出した。氷柱も一郎丸の背を追って歩く。


一郎丸「お前は間者になってもらう」

氷柱「はい」


※ここから、一郎丸が1人で話しているように書かせていただきます。


 九尾弧は自分で作った迷界、百華絢爛で表向きは色街を装っている。が、噂によれば裏で男女関わらず食っていると言う。

 九尾弧を殺す。それがお前、俺たち影狼組の任務だ。だが、九尾弧を殺すなんざ、誰もが考えるはずだ。じゃあ、なぜ殺せないのか。九尾弧は死んでないのか。

 九尾弧はずる賢く、あいつが使う術はとんでもねえくれえ強い。俺たちが真正面から突っ込んでも、勝てる相手ではねえ。ということは、あいつの隙を見て殺るしかねえってこった。

 この戦闘は人間は関わらないようにする。幹部隊士も同じだ。和香は元から戦えねえから屯所で待機、宇狗威や威吹鬼も屯所で待機させる。お前は…表向きは人間だから、戦闘になった時、逃げろ。

――私、逃げません。

 何だと?…

――その時は私が鬼ということをさらけ出してでも、戦います。

 ふっ、そうか。だったら頼りにしてるぜ。

 作戦はまだ立ててねえ。お前が九尾弧の姿を見た時、敵が襲い掛かって来た時、九尾弧の情報が手に入った時、隙を見て屯所に戻って来い。そして、それを俺に知らせろ。

 細かい動きにも目を向けてやれ。表裏関係なく、何かが動いたと感じた時は屯所に来い。

 もしかすると、奴らがお前が間者だということに気づくかもしれねえ。そしたら殺されることも、拷問されることもあるかもしれねえ。今1度聞く、やってくれるか。

――やります。そう心に決めました。

 そうか。

 殺されそうになった時はお前の本性を出して、そこを抜け出してもいい。その時は千景が助けてくれると思うが…あいつァ、自分勝手だからな。気分によっては助けてくれねえかもしれねえ。そこは俺から言って聞かせておく。

 自分の命を大切にしろ。死に急ぐんじゃねえ。いいな。

 百華絢爛で、お前は身売りされた人間として生きる。そして、花魁になるために一生を捧げる、ってな感じの心持でいてくれ。つまりお前は客をもてなす、芸子や舞子だ。いつでも笑顔を作って、客に媚売って、触られることも許さなきゃならねえ。

――心得ております。

 お前は辛抱強いだろうと、端っから察していた。よろしくな。

 色街では妖怪やら幽霊やら人間やら、混合らしいから客に殺されることもあるらしい。その中に九尾弧がいるってこったな。

 もし、お前が俺たちの敵としている奴ではなく、普通の…って言ったら可笑しいが、客人に殺されそうになったら、その時は本性をさらけ出すな。九尾弧にバレたら元も子もないからな。

 その時は声を出せ。千景が近くにいることを願って。それか、その場から逃げろ。逃げるが勝ちだ。

 もしかすると、千景がひらりと現れ、助けてくれるかもしれねえな。まァ、あいつに限って、こんなことがあったら、ホントに惚れている時だけだろうけどよ。

 ん?千景ってどんな奴かって?会ったらすぐにわかると思うぜ。

 名か…名をそのまま使うわけにもいかねえしなァ…

 夢睡(むすい)、はどうだ?お前の腰に差してある刀の名をとって。

 決まりだ。お前の偽りの名は夢睡だ。


一郎丸「大体わかったか?」

氷柱「はい」


 氷柱は頷いた。それを見ると、一郎丸は少し微笑む。

 最初は凄く怖そうで、短気な人だと思っていたが、そうでもなかったようだ。意外と笑みを作る人だ。氷柱は自然と笑みが零れる。


一郎丸「もう少し、鬼になりきらねえとな」

氷柱「伊儀橋さんは鬼じゃないんですか?」

一郎丸「性格を鬼にしねえとなって言ったんだ」

氷柱「十分鬼だと思いますけどね」


 2人はもう少しで着くあやかしお飴が売っている、あやかしお飴堂の店に目をやった。



新助「健斗っ」

健斗「うわぁ!」


〈ドスン〉


 健斗は新助に押し倒された。その拍子に握っていた刀も落とす。

 辺りは砂埃が舞っていた。


新助「ゴホッゴホッ…大丈夫か?健斗」

健斗「なっ、大丈夫なわけねえだろ!」

新助「何怒ってんだよ。せっかく助けてやったのに」


 新助は立つ――と同時に、


威吹鬼「大丈夫かっ!」


〈ゴツン〉


新助「いってっ…」

健斗「え?」


威吹鬼は誤って新助の頬を殴ってしまった。

 そのことに気づいた威吹鬼は、


威吹鬼「わりィ、新助」


素直に謝るのだが――いきり立った新助は威吹鬼の腹に突進。


威吹鬼「うっ…やったなァ」


 2人は殴り合いを始めた。

 健斗は口をポカンと開けて地べたに座っていた。何がどうなっているのかわからないからだ。

 とにかく、と健斗は手と膝を地面に着けながら歩き出した。2人の殴り合いに巻き込まれるという、嫌な予感が脳裏をよぎったからだ。

 のそ、のそ、のそ――その様子を見てしまった威吹鬼は、


威吹鬼「健斗、逃げんなよ」


ニヤッと健斗の方を見ながら言った。健斗は体をビクッとさせる。


新助「お前も男なんだったら、この勝負、負けたくねえよな」


 何の勝負?健斗は思う。先程の続きだろうか。それとも、殴り合いの勝負?


威吹鬼「素手で殴り合うのもそう悪くねえぜ」


 威吹鬼は健斗に自分の拳を見せつける。血管が浮き出ていて筋肉質のたくましい腕、拳はごつく大きかった。

 思わず健斗は己の拳を見る。威吹鬼のとは大違いだ。


新助「刀槍の稽古もいいけど、たまには男同士で殴り合いをしたいよなァ」


 そんな呑気なことを言っている新助――に威吹鬼が顔を殴る。新助は唇から流れる血を手の甲で拭いた。

 新助が言ったことに、健斗は共感できないでいた。


健斗「殴り合いして、何の得があるってんだ?」

威吹鬼「得…って言われてもなァ、新助」

新助「ん~、得かァ…ねえな」

健斗「だろ?だったらそんなのやる必要ねえじゃん」


 健斗は立ち上がった。すると、威吹鬼と新助の奥に自分の刀があることに気づいた。

 健斗は刀を取ろうと、2人の近くに進みゆく――がいけなかった。健斗は威吹鬼に腕を掴まれ――


氷柱「あの子が飴を作っているとは…凄いですね」


 氷柱は感嘆の言葉を述べた。


一郎丸「そうだな」


 それに同情する一郎丸。

 2人はあやかしお飴が売っている、作っているというあやかしお飴堂へ行った。

 そこでは妖狐の少女が飴を作っていて――


氷柱「でも、いきなり血をくださいって言われた時は驚きました」

一郎丸「あんなちっこいガキでも、頭ん中は仕事のことを考えてんだもんな」


 妖狐――暁胡桃――は氷柱にお願いした。血をください、と。なぜ?と氷柱が問うと、妖狐が説明した。

――氷柱さんの術を人間でも使えるようになるんですぅ。

 妖狐の容姿は三角耳に可愛いしっぽ、見た目は小学2、3年生くらいの年頃だ。

 氷柱は妖狐の目の奥を見つめた。

 やがて、氷柱はニコっと笑うと、いいよ、と承知する。

――と、いろいろとあって、今は屯所に帰っている最中だ。


一郎丸「そうやァ、お前、天願神社に印を貰ってねえな」


 思い出したように言った。

 氷柱は一郎丸が言った印とは何か尋ねる。


一郎丸「天願神社を行き来するために必要な印、だな」

氷柱「その印はどうやって…?」

一郎丸「今度、健斗と一緒に連れて行く」

氷柱「そうですか…では、天願神社を行き来するとはどういうことですか?」

一郎丸「天願神社はこの世あの世合わせて7つある。2つはあの世の天国地獄に1つずつあって、残りの5つはこの世にある。その神社を行き来することができるってこった」

氷柱「それは…」

一郎丸「あぁ、東西南北、そして中央に1つずつある」

氷柱「そうなんですね」


 天願神社――今朝、菜紬菜と新助が話していた神社だ。天に願えばいい…天に願えば何でも叶うのだろうか。


一郎丸「いや、天に願うことで日本にある天願神社5つの場所を行き来できるってわけで、何でも叶えられるわけじゃねえよ」


 氷柱の心の中を読み取った一郎丸が言う――が、氷柱はすぐにまた疑問が頭に思い浮かんだ。天願神社だけを行き来できるはずなのに、どうして銭湯屋さんは行けたんだろ…まさか地獄、とか?いや、でも銭湯屋さんは迷界にあるって言ってたよなぁ…


一郎丸「例外もあるってこったろ。俺もそこんところはわからねえよ」


 そうですか…とつい心の中で言った。



 一郎丸と氷柱の2人は影狼組屯所へ帰って来た。


氷柱「今日はいろいろとありがとうございました」


 そう言って頭を下げた氷柱。頭をあげた時は満面の笑顔を見せていた。


一郎丸「大したことじゃねえよ」


 あははは、と氷柱が笑う。氷柱には一郎丸がありがとう、と言われて照れているように見えたからだ。


一郎丸「何だ?俺の顔に何か付いてんのか?」

氷柱「いえ、付いてなんかいませんよ。何でもありませんから」(ニコ)

一郎丸「そ…うか。んじゃ、俺は部屋に戻るとするか」


 と、踵を返して自室へと戻ろうとする一郎丸の背を見る。氷柱はあっ、と声をあげた。そして、伊儀橋さん、と一郎丸を追った。

 氷柱が自分の名を呼んだことに気づいた一郎丸は、追って来る氷柱のため、足を止める。


一郎丸「何だァ?まだ用があるのか?」


 氷柱のことを見ながら言った。


氷柱「あの…自分の部屋がどこにあるかわからなくて…」


 あははは、と今度は苦笑いしながら言った。


一郎丸「仕方ねえな。ほら、行くぞ」


 氷柱は怒鳴られるかと思った。いや、怒鳴られて当然のことだろう。だが、一郎丸は怒鳴りもせず、連れて行ってくれると言う。

 優しい人だな、と思った氷柱だったが、氷柱は考える。私が女だから?と。女だから優しくするし、秘密を教えてくれる。ならば、健斗が氷柱と同じく自分の部屋がどこにあるのかわからなくなった場合、男だからと怒鳴りつけるのだろうか。この時代にも、レディーファーストというものが存在するのだろうか。


一郎丸「レディーファーストだと?それが何だかは知らねえが、そんなことはねえぞ」


 そんなことはない?と氷柱は一郎丸の顔を見上げる。


一郎丸「ここ影狼組屯所は広い。だから新入りは迷子になることが多いんだ」


 迷子…か。氷柱は方向音痴なため迷子になりやすいだろう。


一郎丸「方向音痴、か。意外だなァ、てめえが方向音痴だとはよ」


 一郎丸も慣れているのか、慣れてしまったのか、氷柱の心を読んで会話している。

 そうですか?と今度は口で言った氷柱――その時、


新助「いってェェェよォォォ」


新助の声が近くで聞こえた。


健斗「謝れっ、新助に威吹鬼さん」

 

 健斗の声も聞こえる。それから、威吹鬼もいるようだ。


威吹鬼「だァれがお前に謝んだよ。お前も人のこと、バカスカ殴りやがって」

健斗「威吹鬼さんが仕掛けて来たんだろ」


 この会話の様子じゃ、3人が何かをやらかしたことは間違いない――3人の姿が見えた。3人もこちらの存在に気づいたようで、


新助「おーい、氷柱に…伊儀橋さんっ!?」

健斗「え?マジ?」

威吹鬼「マジだぜ」


新助と健斗は驚いたような顔をして、威吹鬼は伊儀橋さん、と地面に付けていた尻を持ち上げた。

 氷柱はそぉっと、一郎丸の顔を覗き込む――一郎丸は容姿は鬼ではないのに、鬼と化しているのが露わになっていた。

 新助と健斗の2人は幻を見ているんだ、と自分を勇めようとしていた。


新助「よっ、よォー、伊儀橋さん。こんなところで会うなんて、奇遇だなァ」


 最初に口を開いたのは新助だった。その顔を見た時、氷柱は驚く――が、なぜそうなったのかが理解できなかった。

 健斗も同じような顔をしていた。そう、片目の目元が青く赤く腫れあがっており、頬はパンパンに腫れている。唇は切れたような跡があって、殴り合いをしたのだろうと氷柱は思った。

 威吹鬼は顔の腫れ具合は新助や健斗ほどではなく、露わになっている腹が痛々しかった。筋肉でパンパン&ムキムキなのはわかっているが、青く赤く腫れあがっていたのだ。


一郎丸「新助、こりゃァどういうことだ」

新助「いやァ、だからその…な、3人で殴り合いしてたんだよ。腕自慢というか、筋肉自慢というか。勝負してたんだ」


 健斗たちの辺りには刀が2本、槍が2本あり、槍は壁に掛けてあった。刀は新助と健斗のものである。

 この様子から、最初は稽古をしていたんだろうな、と予測がつく、が――


威吹鬼「伊儀橋さん、勘違いしねえでくれよ。健斗は俺が巻き込んだ被害者だ。怒るなら俺と新を怒れ」

新助・健斗「え?」


 新助と健斗は同時にえ?と言葉を発する。


一郎丸「被害者だろうが何だろうが関係ねえ。最終的には殴り合ったんだろうが」


 その声は厳しかったが、いつもよりはマシな方なのではないか。怒鳴られてもいない。


威吹鬼「すまねえ、伊儀橋さん」


 と、素直に謝る威吹鬼だったが、その一方、新助は、


新助「元はと言えば威吹鬼さんが俺のことを殴らなければ、こんなことにはならなかったのによォ」


無駄口を叩く。


威吹鬼「あん時、俺は謝ったけどお前がやり返すから喧嘩が始まったんだろうが」

新助「1発は1発だ。それをまたやり返したのは威吹鬼さんだ」

威吹鬼「んなもん知るか。俺は謝っただから、それで終わろうとした。けど、お前が殴って来たから俺も殴り返した」

新助「1番最初に殴った威吹鬼さんが悪い」

威吹鬼「っていうか、誰が悪いとか伊儀橋さんは聞いてねえんだよ」


 向かい合って言い合っていた2人が一郎丸の方を振り向く。


一郎丸「ご尤もだ」


 続けて一郎丸が言う。


一郎丸「次はねえぞ」


 はい、と3人は言った。


一郎丸「そうだ。お前らの3人のうち、こいつの部屋の場所を知ってる奴はいるか?」


 こいつ、とは氷柱のことだ。


健斗「俺知ってる」


 健斗が手を挙げて言う。


一郎丸「罪滅ぼしだ。健斗、氷柱を氷柱の部屋に連れて行ってやってくれ」

健斗「はい」


 健斗は隣でニヤニヤと笑っている威吹鬼に苛つきながら、氷柱の手を牽いて歩いて行った。

 暖かい風が降り下ろし、春の訪れが感じられた。


〈次回予告!〉


「初めまして。私は夢睡という者です」


「だったら、何で氷柱がやるんですか?」


「伊儀橋さんに脅されたんじゃなくて?」


「あァー!耐えられねえ!」


「今から、ここ百華絢爛の決まり言うもんを話させていただきます」


「まるで、親が身売りされてしまう子に告げる最後の言葉みたいだァ――」


「お前は女だ。女としての幸せを掴みとって来い」


時は満ち足り。氷柱はついに百華絢爛の藤原屋へと潜入捜査を開始する!

百華絢爛の陰で蠢く闇。

九尾弧との戦いに1歩踏み出す影狼組!

果たして、影狼組は思惑通りに九尾弧を殺すことができるのか!?

次回から続く女の生き様をお楽しみに!


読んでいただきありがとうございます。

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