Raftの世界で生き残れ!20日目 鍋料理
結局、レストラン建設予定地に壁だけ立てて、その日は寝てしまった。
次の日の朝、レストランはしっかり出来上がっていた。
カノヤかミルのどっちかが仕上げてくれたのだろう。
おそらくカノヤだろうが。
中は2つに仕切られており、半分は厨房といった感じだった。
そこにカノヤが入ってきた。
「わー。すごいね。コウスケがやったの?」
壁だけねと答えると、カノヤは不思議そうな顔をした。
「じゃあ内装はミルなんだ」
てっきりカノヤがやったと思っていた僕は、ちょっと意外に思った。
椅子やテーブルもあるし、ピロティのキャンドルも1つ移設してきてくれたようだ。
そんな話をしていると、ミルがやってきた。
「あ、2人ともきてたんだ。じゃあ早速作ろう!」
僕が夜なべして作った鍋を厨房に設置。レシピも貼り付けて、いざ、調理開始!
ビートとジャガイモはカノヤが作ってきてくれた。
うちの家庭菜園はどうなったのかと言うと、作物はカノヤが作った『カノヤ農園』に全て移され、ただ小区画の作物の地面に花が植わっているだけの庭に成り下がっている。
あまりに寂しいので、ライラを連れてきて、そのうち『コースケ牧場』を作るつもりだ。
話を戻すと、ビート2個とポテト2個をコトコトと煮込み、はい、完成。
シンプルな料理だが、見た目は美味しそうだ。
早速席について、レッツラ試食!
・・・うまい。
この塩見はどこから出てきたのかわからないが、触れないでおく。
そして半分以上空いていた腹は。一瞬で満たされた。
それと同時に、満足感でいっぱいだった。
これは憶測かもしれないが、お腹が減りにくくなったような気もする。
何はともあれ、最高にうまい料理だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます