Raftの世界で生き残れ! 2日目 初めての眠り
「…ふあ~ぁ。…夜明けだ。」
コウスケたちは一睡もせず、ひたすら資材集めをしていた。
まぁ、布団がなかったから眠れないだけだが…。
そんなこんなで2日目を迎えた2人。
ただ、そのおかげで資材は充実していた。
「ふぅ。これだけあれば『あれ』がつくれる。」
ミルが言う。
「『あれ』って?」
コウスケが聞き返す。
「見たほうが早い。」
ミルが答える。
ミルは、厚板14個、スクラップ2個を使って、本のようなものを作った。
「これは『リサーチテーブル』。アイテムを1つ消費して『調査』することで、クラ
フトレシピを開放することができる。」
おいてみると、まさに小さなテーブルそのものだった。
そこで、厚板やヤシの葉、プラスチックやスクラップ、そしてクラフト素材のロープやくぎなども調査した。(ちなみにくぎはスクラップからできる。)
「さぁて、これで資材調達が楽になるぞ。」
そういうと、ミルはロープ8本を使って網を作り、くぎ2つを使って厚板6つに固定して、設置網のようなものをつくる。
さらに同じものを20個作った。
おかげで、夜通し集めた素材はほぼすべて無くなった。
「これは『回収ネット』というもので、これを置いておけば、勝手に漂流物を回収してくれるんだ!」
と、ミルは少し自慢気に説明した。
ミルは回収ネットを各方向に5個ずつ配置し、その両側に土台を置いた。
30分も待つと何個も漂流物が手に入った。
「すごい!これかなりすごい!」
コウスケは、とても驚いた。
「よし、これで夜を過ごせる。」
ミルは、そういうと、プラスチック4つくぎ2つでくっつけて四角い何かを作り、ヤシの葉10個をくっつけて、そして厚板6個で板を作る。
そして四角い何かと板をくぎ1つでくっつけて、その上にヤシの葉をかける。
「『簡素なベッド』の完~成~!」
そしてミルは、同じものをもう一つ作った。
「夕日がきれいだなぁ。」
コウスケがいいます。
2人は布団に入りました。
自分はあまり眠たくない、コウスケはそう思っていたが、布団に入った途端、もの凄い眠気に襲われた。
今日は夢も見ずにぐっすりと眠れることだろう。
こうして、2人のRaft生活2日目は、幕を閉じた。
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